HPのトップに日本最大名水天然温泉とデカデカ。
期待値サイコー!
その名もスタジアムジャポン!
今回は、期待しすぎたところもあるので、結論からいいます。お風呂は大したことありません。大きさも普通。ぜんぜん日本最大じゃない。露天もさぞやすごいんだろうと思ったら、予想以上に予想以下の狭さ。とくに郊外という場所から考えれば、もう3回り大きくてもいいでしょう。都内最大級とうたう湯処葛西の方が大きいです。
露天好きだけなら近場のサイスポがおすすめ。
ただ、岩盤はあり。スマホ、マンガ持込OKはカオス的である意味すごい。
しかし、HPに掲げる、日本最大ってなんだろう。
駐車場を含んだ敷地面積かな(無料駐車場400台)。
ともあれ、
岩盤浴はすばらしい!
この広さ、種類はすごい。
なので、ここは、岩盤浴までのセット価格が基本と考えた方がいいです。セット価格(入浴850円+岩盤浴650円+レンタルタオル300円)で1,500円(土日祝日/平日1,400円)。300円のレンタルタオルセットはバスタオル+フェイスタオル。
とすると、ぶっちゃけ高いわ。
都心からの距離を考えると楽スパ鶴見の方がいい。
Contents
バブリー階段。新しく古いけど、登りたくなちゃうよね。
この立派な外観。スタジアムみたいな威圧感を誇っていますが、名称はスタジアムならぬスパジアム。
スパジアムジャポン。
ジャポンはフランス語でしょうか、ジャパンでしょうか、じゃぽんとお湯に入るという擬音語でしょうか。舌噛みそうな名称です。略称は、スパジャポ。正直、言いづらい。
入口もすごい。これからラグビーでも見ようかしらん、という感じ。この段数は、アスリート用ですか? 「あちらのエレベーターをご利用ください」と書いてありますが、このばぶりーな階段を、せっかくだから、登ります。
なんか昔のドラマであったような、あー、お台場の「出合い橋」に、雰囲気が似ているか。「天気の子」の聖地巡礼? なんとも、ノスタルジックな感じしかしないのですが、いまの若人にはこういうものは、どう写るんでしょうね。
とはいえ、できたばかりなので、全部新品。きれいです。
周囲には田畑しかないので、真っ暗闇にすべてがきらびやかで、逆に、知らずに通りかかったら、びっくりするだろうなぁ、と。
さてさて、天井高な玄関から、期待を高めつつ玄関をくぐると、このビルの3Fが受付。玄関をくぐり下駄箱へ。自分の靴を脱いで入れた下駄箱のキーが館内キーになります。が、ならないところもあるので、多少やっかい。これは後で説明しましょう。
この下駄箱館内キーをもって、受付マシンに行くと、券売機が置いてあります。しかし、どうしたらいいのか、まず迷う。ロッカーの方式もよくわからない。
この下駄箱館内キーをもって、受付マシンにいくのですが、「受付をするとき、ICパッドにキーをかざしてください」と。
これがわかりにくい。
そのICパッドがどこにあるのか、わからない。
なんと、券売機の横にあった! 周りを見渡せば、画面に擦り付ける人あり、手に持ったまましばし立ち往生している人あり、おのおのいろいろな所作をしています。
本当に、初めてだったら、これ、わかりにくい。
よね。
そして、子供うるさーい。とにかく子どもが騒がしいです。
それに加えて事前精算です。キーの登録が完了したら、すぐさま入館ゲートに向かってはいけません。料金精算してからでないと、ゲートあきません。鍵ふたつ持ちはねぇ~。
それにしても厳重だなぁ。
相当ちょろまかすやついるのかな。
この無機質なゲートをみると、なんかゲンナリしませんか? ムードゼロですからねー。階ごとにゲートがあって、キーをかざすと、ゲートが開く仕組み。
しかし、この広さにはなに。
すごすぎ。
ここまでの雰囲気、色使いといい、なんかパチンコ屋みたい。です。
入り口ランキングというものがあれば、1位は江戸遊ですかね。余計な飾りもなく、シンプルで、変に和風でもなく、殺風景でもない。
さて、券売機。冒頭でも述べましたが、お風呂のみセットをここで選んではいけません。お風呂はたいしことないからです。1500円払って、岩盤浴までつけないと、ここに来た意味ないです。
近場でいうなら、お風呂だけならサイスポ(埼玉スポーツセンター)のほうがいい。625円だし。あの硫黄のお風呂はいいよね。
食事処などの総合力なら、こっちか。もちろん、岩盤までつければ、スパジャポだが、1500円は、ちょっと、お高いんじゃなーい? 近くに競合はないと踏んでの割高設定か? いずれにしろ、値段設定がよく考えられていると思う。
都心からなら、楽スパ鶴見1400円のほうがリーズナブルだと思う(最近、極楽湯には会員カード廃止を巡って、好感度ゼロになったが)。
スパジャポの周囲には、
何もない。
青梅街道、所沢街道、五日市街道、水道道路など聞いたことのあるような幹線道路に囲まれていて、郊外型のファミレスや焼き肉屋、郊外らしく自動車屋が軒を連ねているという感じだ。クルマだと関越自動車道所沢ICより約20分(無料駐車場400台)。
電車組は、西武新宿線田無駅、西武池袋線東久留米駅、東武東上線朝霞台駅、志木駅、JR武蔵野線北朝霞から派手な塗装の無料シャトルバスが運行されている。路線バスなら、西武バス「東久留米団地」バス停下車、すぐ。
露天の狭さとそのうるささに閉口。表彰したいくらい。
スパジャポのある東久留米あたりは武蔵野台地と呼ばれる地層の一角で、地下の地層構造は、第三紀鮮新世〜第四紀更新新世古期(2,300年前〜258万年前)に形成された上総層群、その下部には新世代第三期中新世中期〜鮮新世後期(1,200万年前〜280万年前)に形成された三浦層群が分布されているそうな。
資料によれば、スパジャポ武蔵野温泉ては、1,200m〜1,500m間の地層域から温泉を汲み上げている。泉温は37〜38度で180ℓ/分の温泉が湧出。関東エリアでは「黒湯」と言われる温泉が多いが、ここは無色透明の澄んだ温泉で、泉質は「ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉」。
この立派な能書きを持つお風呂は4Fだ。まずは、脱衣所で入浴の準備。
脱衣所ロッカーには番号案内があり、下駄箱のロッカーキーで、統一かと思ったので、捜し回っても、
番号がない!
えっ?
と思ったら、脱衣ロッカーは下駄箱のロッカー番号とは別のようで、どこを使ってもいいということらしい。
なんだそれ。統一にしておいてよ!
しかもアナログキー。最新設備なのに、キーはアナログかよ。
この方式だと、2つキーをぶら下げなきゃならなし、2つロッカーを使い出すよくない人もいるんで、安いところならいざ知らず、ここでこれかよーと、ちょっと鼻白む思いだ。
まぁ、いい。
お風呂さえよければ、それで、いい。と気分をかえて、いざ浴室へ。
マジで、やっぱりこれだけかー。
小さいよ。ここは、お風呂は普通だ。スタジアムというレベルではない。お風呂の通路も驚くほど狭い。
オープンな階段で、館内を見渡しながら、登らせるというのは、ニクイというか、営業的なセンスがあるなと感心するが、この階段を登ると、館内図なしにどこになにがあるか、把握できるようになっている。
露天はでかいはず、大きいはずだよ、と、急いで確認に。
温泉施設に行きすぎたせいか、入り口付近の初見のレイアウトをみると、全体の大きさがわかるようになってしまって、そのぶん、びっくり感もなくなってしまったが、角をきっちりつかってくるレイアウトはどうにもこういうにも、狭い。窮屈感がある。
それでも、おふろの種類を確保しようとするから、今度は歩くスペースが、さらに狭くなる。
その代表例が、まさにここ。ちなみに露天側には、座るところがほとんどない。
しかしまぁ、本当にうるさい。このまま、湯船の方まで、うるさかったら、どうしようと……。とにかく、お風呂へ急ごう。
えっ、これだけ? 日本最大じゃなかったの? せま!
その狭さにまず驚く。
とりあえず、全体的に、だめ。
その上、テレビが二箇所にも設置されている。滝の音が風情がない。何のため?
こんなテニスコート1面あるかないような空間にテレビが二箇所もあって、別々の番組が流れているから、騒々しいったら、ないわ。これで「癒し」とか言ってんなら、笑います。加えて、滝みたいなオブジェが水を落としているから、三重にうるさい。
勝手に命名するけど、居酒屋効果。
周囲がうるさいから、そこで喋る人はさらに大声になる。そろそろ21:00だが、すごくうるさい。先だっての明神もすごかったが、ここはそのスケールをを上回るうるささだ。うるさいアワードの賞状でも進呈したい。
こりゃ結構、根性ないと、おひとりさまには、つらい露天だ。
お風呂も狭め、湯上りに座って小休憩する場所がない
入り口に付近に、炭酸泉がある。
炭酸泉は、37度と低めで、寛げるようになっているが、いかんせん、人が多いな。正方形みたいにつくるから、真ん中に隙間ができてもったいない。順番待ちというほどではないが、入るときに「ちょいと、ごめんなさいよ」ってな感じだ。
コンパクトにつくるなら、ららの湯みたいに、細長い長方形にしたら、どうか。あれなら、スペース的に多人数収容できる(総合的にそれがいいのかどうか、わからないけど)。
いずれにしろ人数が多い時は、もっと意図的に循環しないと、汚いものが、結構浮いていて目立つ。物理的に目を瞑って入らざる得ない。
しょうがない。
ちょい熱の、アロマの効いたお湯もあるが、よくあるものなんで、ここはパス。なぜかといえば、とにかく混んでいる。炭酸泉にあぶれた人だかりみたいだ。
さらにダメ押しが、電気風呂。
出力は、申し分ないのに、なぜ、露天に作った!!
電気風呂は強めで、これはいいが、露天に配置しようといったの誰?
正直、ふざけるなと。
肩を出して入らなければならないから、寒いよ。冬場は、辛すぎる。電気風呂は大好物なのに、こんなに味わえないのは、残念通り越して、
悔しい。
露天に作ってもいいけど、せめて、スパロイヤルみたいに、壺湯形式で肩がでないようにしてほしい(あの電気壺湯はある意味、すごい。)
そこで、ここの壺湯だが、
LED、悪趣味~!
水中LEDが悪趣味。色といい、さすがにセンスないと思った。ここは、碍子引きで裸電球、の一手しかないはずではなかろうか。
空いていたらここまで文句もないのかもしれないが、いくつかならんでいるのに混んでいて入れない。
名水を利用した炭酸泉らしいが、これだけの人数ぶちこんどいて、5、6個しかないって、どうなのかしら?
あちらこちらで音がでているので、居酒屋効果で、しゃべりごえを含めてとにかくうるさい。
それでも、寝湯はいい。これはよい。水深が25cmはあって、身体がすっぽり入る。
ここまでゆったりした寝湯はほかにはない。
これなら真冬でも楽しめる。腰から肩まで、スロープになっているのも気が利いている。ここには、こだわりを感じた。すばらしい。
露天に出る前に、熱湯がある。44度。
これは、面白いね。銭湯でもないかぎり、41度以上はまずない昨今だが、これは一石投じる。
ここに入っている人はかっこよく映る。入ってみたけど、マジ熱い。水風呂のあとまた来よう。
洗い場はパーテがある、今風な造りだ。
特にこの人数でも埋まっているということもないのでスペース的には十分だが、どこの温泉施設でも洗い場の大きさをほぼ男女で同じにしているのが、いつも不思議。
洗い場の滞在時間は、女性は長く、男性は短い傾向にあると思うので、男性の洗い場は小さくてもいいじゃないかと。そのぶん、休憩スペースに。いや、ここは通路にあてるべきだ。
こういう男女差をどこもいまいちまだ、考えていない。
そこまで、気の回るお風呂の出現が待たれる。
そういえば丘の湯は、あきらかに男湯が小さいのだが、実は、意図的だったのだろうかと、振り返り思い出してみたりした。
熱々のサウナと2種類の水風呂は楽しめる
さて、サウナだ。
塩サウナというサウナがあるが、全然、ミストおよび熱がきいていない。中央のオブジェがでかすぎて、奥への行き来に、手前の人の膝がぶつかる。通るほうも、通られるほうも不快である。部屋の中央になんで障害物を置いた?
これは設計ミスじゃないか?
腰掛が、お尻にそって歪みがあって座りやすくできているので長居したいところだが、なんの変哲もない空間になっている。
動線が全然、考えられてないと思わざるを得ない。
次は蒸気サウナとやらに入ってみよう。蒸気サウナと言うが、蒸気出てんの?って感じだった。ビリビリといい感じの熱さだが、いかんせん混んでいる。テレビうるさいし。
むしろドライサウナの印象が受けるが、熱は結構来ている。間接室がない直入タイプなので、人の出入りがあると結構室温が変わるのが難点だが、室内が広いので、最上段奥に陣取れれば、問題ない。
外からサウナ内部をのぞくことができる。これの善し悪しは意見の分かれるところだが、こういう混んでいる日には外からサウナの混み具合が覗けるのは、ありがたい。
サウナの出入口は、狭く頭でくぐって入るほうが本場っぽくて、雰囲気はあると思う。だが、先だっての豊島園の放火事件以来、少し怖くなった節があるので、個人的には間口が広いほうが安心できる。
それにしても、テレビ好きだな。
ニュースならまだしも、ここにきて刑事ドラマを見せられるのは、どうにも気分がのらない。
サウナでグッとあたたまったら、水風呂でキューと仕上げて小休止したいが、
休むところがない!
通路に2、3個椅子がおいてあるが、この個数じゃ足りない、無理でしょ、としかいいようがない。それに、この場所に置くのは、邪魔すぎる。
しょうがないので、露天で立ちんぼしながら小休止だが、これも、行き来する人の邪魔だ。ちなみに露天には座って休憩できるところはほとんどない。
繰り返しになるが、いかんせん、狭いんじゃないか? ここ。
露天への間接室に椅子おいてくれたらサイコーなんだが、やっぱ邪魔ですよねー。提案なんだけど。あの露天への間接室を広めにとって、椅子を置くというのはどうだろう。
あの間接室の温度が休憩するにはちょうどいいんだよなぁ。間接室の温度が、ホントにちょうどいいと思うのは、
私だけではないはず!
サウナといえば、水風呂が必須。水風呂2種類はすごいと思ったけど、休憩するところがほとんどなくて、ここも形だけかぁ~。と、ちょっと残念……。
ところが、この水風呂が素晴らしかった。
17℃と14℃の2種類ある。2種類あるのは珍しい。しかも、水深が深めで広さもある。
運営側の気合の入り方が窺える。それにそれぞれ水量もたっぷりだ。比べるとわかるが、14℃はかなりくる。まだまだ初心者の域を出ない者にとっては、ビリビリする感じがある。さすがに、14℃はまだ慣れなくて肌に痛さを感じるが、ゆったりと入れる。
これはすごいね。
メニュー豊富な食事処。とくにスイーツは垂涎
ステーキやハンバーグ、ラーメン、アジアンフードから、てんぷら、各種スイーツなど、フードコートはバリエーション豊富。中に入ると、さすがに、大きいなと。これだけ種類があると、何を食べようかと悩んでしまう。どこぞのショッピングモールのフードコード以上の広さだ。3Fにも、飲食のバーカウンターがあるのは良い。
あれも食べたい、これも食べたい……(笑)
メニューも豊富だ。
とくにスイーツは世界的パティシエ・辻口博啓氏の「フェーヴ」「和楽紅屋」、世界ジェラートチャンピオン・柴野大造氏の「テルマエ・ジェラート」が2019年に登場! オリジナルロールケーキやシュークリームなどの洋菓子、パフェやかき氷、ジェラートなどが楽しめるのは特筆に値するかも。これを目当てに来る女性たちがいるのではないですかね。価格もおしゃれな街のカフェなんかで注文するより、かなり安めだと思う。ケーキ類は255円~345円でドリンクをつけても+200円。
フードコート以外にも季節料理の「山水草木」御膳、一品料理、和食がメイン。テーブル席のほかに掘りごたつ席もある。
サラダや野菜が楽しめる「IN THE FOREST CAFE」ではスムージーやデトックスウォーターをはじめ、身体の内部からキレイをつくるスーパーフードを使用したサラダや野菜がたっぷりととれるカフェご飯も楽しめる。クレープやパフェ、かき氷などのスイーツも充実!
3Fにも最上階にもフードがあって、遠くまで移動しなくても食べたいものがゲットできるのがうれしい。とりあえず、ソフトクリームだ!
大盛りでお願いと、笑っていったら、マジ大盛りでつくってくれた。話がわかるとはこのことか。
だた、この形のソフトは初めて見た。面白い。これから個人の技量にそれほど左右されないで、形ができる。
美味しかった。
ビールとソフトは機械手入れでかなり味が違うが、原材料がどうのこうのというより、機械が新しいせいか、雑味がない。
これはよい。
さて、いい感じに体の内部も冷えたので、岩盤浴へいこう。
ウリの岩盤浴はさすがに広々としていて、コミックも充実
お風呂をひとしきり味わったので、目玉の岩盤浴へ移動してみる。
まず第一に、アメニティが貧弱すぎる。
お風呂だけの価格なら、こんなもんだろうと思うわれるが、プラス岩盤浴で1,500円という料金を提示しているのだから、
このアメニティは、ないだろう。
狭いし。クシもない。ドライヤーも、もう少し台数あってしかるべき。ドライヤーを取り合っているところを、久々に見た。
お風呂を低価格で提供して、料金高めの設定の岩盤浴にお客を誘導するという経営戦略なのだから、ある程度はしょうがないな、と思いつつ、アメニティを含むお風呂部分に不満をいだきながら岩盤浴へ。
ここで、岩盤浴のタオルマットを持って移動するのは、
いまいち、イケてない。
ここが手ぶらでいけたら、もう少しゴージャスな気分になれるのに、と残念に思うが、このへん、努力してもらえないものだろうか。
館内はなんの狙いかわからないが、複雑な形をしている。容積率の制限があるのかどうかわからないが、M5階というものがあって、多段の階層になっている。上からみると螺旋状に、館内を移動する形になる。そのところどころに、本棚があって、漫画がどっさり背表紙を連ねている。合計3万冊ということだ。
楽スパの2万冊も見事だが、さらにそれを大幅に上回るのは、素晴らしい。
ただ、楽スパのように一列の本棚が、なんとなくでも少年系・青年系と分かれているわけでもないので、どこに何があるのかわからない。特に、読みたいものがあって捜すとしたら、なかなか骨の折れる作業になりそうな予感。
お目当てのものに辿り着くのに、かなり歩く。
案内か何かをわかりやすいところにおいてあったり、傾向別に並べてあったりしたらもっといいのにと。
ただ、迷うことで、逆に思いもよらぬ本に出会ってしまうという楽しみもあって、面白みを感じたのも事実。これは一長一短か?
さて、ホントにそろそろ岩盤浴に行こう。
ゲートを抜けると、岩盤浴の館内着とマット用タオルを渡されて奥に進むわけですが、もらったバックをみるとタオルは1枚。そうなのか……。楽スパは、タオル取り放題なのになぁ~(一応、お一人一枚というルールはあるが)。
変なプリント柄の館内着を数種類つくっている余裕があるのなら、タオル取り放題のほうが、客受けはいいと思うんですが……。
ずんずん進んでいくが、岩盤浴はどこにあるの? ガラス張りの部屋が、いくつかでてきて、カップルが一緒に寝ているけど?
えっ、この空間自体が岩盤浴!?
すげー、でかい。
もちろん、いわゆる岩盤浴として想像できるような部屋もある。その材質や雰囲気、温度に応じて、かなりの種類がある。
これはすごいね。
ほんとうに、ここは岩盤浴まで来ないと意味がない。
びっくりなのは、岩盤浴内部で、スマホも漫画もOKなところだ。これは新しい。浴室内でスマホを使ったり、本を読んだりすることに賛否はあるが、はじめからOKならば、マナーもルールもないんで、
これはありだな。
もちろん、NGと言われれば、皆がそれに従うのも当然だと思うが、岩盤浴自体、暇なんだよなぁ。ただただ横になっているというというだけではなく、
がっちり楽しめるという点ではありだな。
楽スパ鶴見も見習ったら、おもしろいと思うんだが。
もちろん、難点もある。本に汗をたらしながら見ても良いものなんだろうか? あの姿勢で読んだら、ほとんどの人はどうみても汗がたれてるよな。
今日の時点では、まぁ、どうなのー? と言わざるを得ない。
ページがへにゃっている漫画や、汗染みのついている本に自分があたったら、どう思うだろうか? ちょっと不快になるのではないだろうか。自分の汗ならともかく、見ず知らずの人の汗がべったり? ちょっと怖い。
この広々とした空間は、家族で来ても、デートで来ても楽しめそうだが、
子どもがうるせー!
どこかの児童館にでも来たのかと思うようなうるささ。児童館なら、そういう場所だと覚悟を決めて行くことになるが、岩盤浴にはその覚悟はない。せっかくのんびり、ゆったりしたくて来ているのだから、もう少しお静かに願えませんかねぇ。子どものいなさそうな時間を選ぶという考え方もあるが、子どもが保育園や学校に収容されている時間は、こっちも忙しいということになるし。
ぽっこりお腹が気になったら、脂肪溶解を試してみるか?
今回は、リラクゼーション施設は利用しなかったが、さすがにこの規模になると、ボディケアやエステなども充実している。30分ぐらいから利用でき、価格もリーズナブルな設定になっているようだ。
ボディケアのブランド「Re.Ra.Ku」が「SPA Re.Ra.Ku」として出店。あいにくボディケアに詳しくはないが、ここのボディケアは身体を動かすことで血液循環のアップを狙ったストレッチを多く取り入れているそうだ。通常ボディケアの他に、タイ古式やエステ、あかすりなども体験できる。
ボディケアは、肩甲骨ストレッチと揉みほぐしを組み合わせたやり方で、単なるマッサージより血流がよくなるため、肩こりの解消などに役立つ模様。ボディケア30分3,000円~。イタ気持ちいいフットケアは、30分3,120円~。エステは60分7,000円~。
珍しいのはメンズエステがあること。一般にエステといえば、女性専用とされていなくても男はなんとなく入りにくい? だが、メンズアロマと言われれば、敷居が低く感じられるのではなかろうか。メンズアロマ・オイルトリートメント60分7,500円~。
それよりも、運動不足が重なってお腹周りなどがちょっと気になってきたら、お腹、お尻などなど、それぞれのパーツごとにキャビテーション脂肪溶解なる施術を受けてみるのも一考。30分1パーツ5,000円~。
口コミ
岩盤浴スペースはリラックススペースがとにかく素晴らしく、皆思い思いに好きな場所で寛いでいました。
ここに来たらお風呂だけじゃなくて、絶対岩盤浴もしたほうがいいと思います。
→やっぱりここはお風呂より岩盤浴かな。ここまで来たら絶対岩盤浴もつけるべき。
→混雑する時間帯ではかなりの混雑になるようです。行く時間は気を付けたほうが良いかも。
まとめ
外観はかっこいい。認めます。全体的に広くて、よくできている。特に岩盤浴は、素晴らしい。
ここだけ見れば無敵じゃないか。近隣のサイスポや、湯楽所沢には強敵現るといったところだ。
岩盤浴は凄いがお風呂は狭い。正直、大したことは無い。岩盤浴までセットで考えるべきだが、この場所でこの料金は高いんじゃないかと思う。
見所はあるが過度の期待は禁物。
遠方の客まで取り込めるかは微妙なところだと思う。
今までに無い素晴らしい点も数多くあるのは事実だが、期待が大きすぎた反動もあるので、
ここは星3にしときます。
店舗情報・アクセス・料金・営業日・営業時間
- 店舗名
- スパジアムジャポン
- レビュー評価
- ★★★☆☆(3)
- アクセス
- 〒203-0001
東京都東久留米市上の原2-7-7
- ホームページ
- https://spajapo.com/
- 電話番号
- 042-473-2828
- 営業時間
- 月~木曜9:00~25:00 金曜・祝前日(平日)9:00~26:00 土曜・祝前日8:00~26:00 日曜祝日8:00~25:00
- 定休日
- 年中無休
- 平日大人料金
- 750円
- 休日大人料金
- 850円
- 料金メモ
- 【お店から】
- 関東エリアでは珍しい透明な温泉は、三大美人泉質のひとつである炭酸水素塩泉を多く含むのが特徴。また、東京都で唯一「平成の名水百選」に選ばれた東久留米の湧水と同じ水源を使用しております。大きく5つのエリアから構成される岩盤浴には、多種多様な薬石があり、100床を超える関東エリア最大となっております。
- 訪問履歴
-
1回目 2020/01/27
【現地レポ】スパジアムジャポン|風呂850円せま!岩盤650円はスマホ・マンガ持込OK!露天は×だが岩盤よし!エンタメ新感覚な温泉。武蔵野温泉スパジャポ!東久留米
- 近隣店舗
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