国立、府中と通って、所沢の湯楽の里シリーズ。
ここは最寄りの「新所沢駅」からバスで10分、バス停からは5分くらい。
駐車場完備で車の方が便利。
都心からは遠いが、屋敷林の背の高い樹木に囲まれた緑の中に
純和風の建物があって、雰囲気はある。
駐車場の横には長屋門を駐輪場に改造した建物があったりと、
あ~田舎っぽい昔ながらの建物だ!と感じる。
Contents
古民家を利用した純和風の建物はインスタ映えしそうで「いいね!」
昔はこういった屋敷林に囲まれた家がたくさんあったが、
都市化が進んで、今はすっかり珍しい風景になってしまった。
温泉=純和風という単純な発想だが、古き良き日本は是非とも残して欲しい。
湯楽(ゆら)の里シリーズ 船橋・国立・川崎と足を運んだが、所沢はどうだ?
湯楽(ゆら)の里、喜楽里は同じ会社が運営していて、
関東一都六県にたくさんの温浴施設を展開している。
国立、船橋もまあまあな感じではあったが、さて所沢温泉はどうだ!
館内は入口を入ってすぐのところに受付がある。
さらに、お食事処も休憩スペースも一体となった空間が広がっている。
受付のおばさんが、すごい愛想が良くて、
「1人が会員になって、2名分買うと、100円お得よ♡」とすかさず教えてくれた。
いや~これは、ありがたい!
コーヒー牛乳の原資ができた。
受付の接客が良いと、余計にワクワクする。
入館料は、100円払って会員になって、入会当日から100円引きになるので、2人以上または、2回以上行く予定があるなら1年間有効の会員カードを作るのがオススメ!
混雑している温泉施設は、落着き・癒しとは無縁空間。
混んでる日曜日だったのがいけないのか…
ここもカオスだ。
料金も比較的安いので、どなた様も来やすいのだろう。
あちこちで子供の叫び声が聞こえる。
子供は嫌いじゃない、嫌いじゃないけど…これはたまらん。
人も混雑して、食事しているテーブルの脇を次から次へと人が通る。
このレイアウト、テーブル数をかせぎたいのだろうが、落ち着いて食べれない。
それでも、みなさん家族連れで、ワイワイやっているのが微笑ましくて…
まぁ、ありかな。と。
受付効果で、心が広くなっているのかも…
一番人気は「高濃度炭酸泉」、男女別のサウナも堪能!
脱衣所はいたって普通。
ロッカーもよくある上下2段の作りで、もちろんジャケットも掛けられる。
ただ、この100円返却式のロッカーはやめてほしい。
この方式たまにあるが実際どんな狙いがあるのか、聞いてみたい。
明神の湯でもそうだったが、面倒なんだよな。
内湯の天井は高く、女湯とつながっているので奥行が感じられ広さを感じる造り。
それとなく、人のざわめきや水の音が反響していて、銭湯のそれを思い出す。
内湯の一番人気は「高濃度炭酸泉」、その他にはジェットバス、腰掛湯がある。
高濃度炭酸泉とは・・・
ドイツの医療分野で積極的に利用されている炭酸泉を高濃度で再現しました。体内に取り込まれた炭酸ガスは全身の血管を拡張し、血液の循環をよくする効果を持ちます。肌に優しい弱酸性で毛穴を引き締め、湯上りには滑らかで潤いのある肌を実感できます。冷え性、むくみ、やけど、切り傷、肩こり、関節痛、高血圧でお悩みの方におすすめのお風呂です。
湯楽の里イチオシ!の高濃度炭酸泉の湯温は37℃前後とぬるめ。
炭酸ガスが溶け込みやすい一番効果的な温度のため、これ以上高温になると炭酸ガスが放出してしまい効果が期待出来ないとのこと。
ゆったり湯船につかり、数分待つと…
細かな泡が肌にプツプツとくっついてくる。
つい、泡を撫でて取ってしまいたくなる衝動にかられますが、ここは我慢!
この泡が炭酸で、皮膚表面から体内に吸収され、炭酸の効果で血行や代謝を促進してくれるので、すごーくあったまります。
湯上りは、ほんのりと肌が潤っている気がしました。
ぬるめのお湯なのでいつまでも入っていられる居心地の良さですが、オススメは15分内の入浴が効果的とのことなので、ほどほどで切り上げました。
熱いお湯じゃないと浸かった気がしないという方には、お隣の白湯がオススメ!
こちらは通常の温度なので、短時間でしっかりあったまる事が出来ます。
アトラクションバスは、全部で5種類!コンパクトにまとまっていて効率的に周回できます。
上から順に水流が強くなっていくので、体調に合わせて使い分けるのもアリ!
◎気泡とジェットで優しく包むリラクゼーションバス
◎イスに座った状態でゆったり入浴できる座マッサージ
◎ジェット噴流が全身をくまなくマッサージしてくれるジェットバス
◎高圧水流が全身をほぐしながらマッサージしてくれるスーパージェットバス
◎高圧噴流が余分な脂肪燃焼に効果的なシェイプアップバス
水流が強いシェイプアップバスは、しっかり手すりにつかまってないと流されてしまいそうになるので、女性や子供、お年寄りは注意が必要かもしれない…
アトラクションバスで十分に楽しんで…腰掛湯やサウナにも挑戦した。
サウナは階段状のタワーサウナ、男湯はスチームサウナ、女湯は塩サウナとなっている。
サウナ→冷水風呂→スチームサウナ、腰掛湯を周回し、これ以上ないくらいの老廃物を取り除いた気分を味わい、ほてった体をクールダウンすべく露天へ…
露天はすべて天然温泉のお風呂。岩風呂の源泉かけ流しが嬉しい。
寝湯、壺湯もあり、こちらは天然温泉加温循環式。
公式サイトには無色透明とあるが、ほんのり「うぐいす色」の色味があるように思われる。
塩化物泉なので、なめると塩味。さらっとした肌触り。源泉温度が低いため加温している。
源泉かけ流しなのは、屋根のついていない源泉岩風呂のみ
その他は、加温循環式になっている。
今日は雨が降っていないからいいけど…雨の日でも楽しめるように屋根付きの岩風呂も源泉かけ流しだと良いのにと思うのは自分だけだろうか。
湯楽の里「所沢温泉」
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉)
湯楽の里「所沢温泉」は、平成16年12月に地下1,700mから湧出しました。泉質は、ナトリウム・カルシウム‐塩化物泉で、無色透明、無臭にして塩味とわずかな苦味を有します。
この泉質は、ナトリウム・カルシウムをふんだんに含み、健康と美容に効果があると言われています。是非、この清涼感あふれる湯楽の里「所沢温泉」をお楽しみください。
【効能】
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
ここの露天は全体的に無理やりつくった感がある。
全体的に湯船は小さく、寝湯は3人しか使えない。
屋敷林の木々が自然いっぱいな秘湯感を醸し出しているが、これだけの人数が来ているのにも関わらず…この狭さはしんどい!
東京23区のように地価がバカ高いわけでもなく、このあたりだったら、もっと広々と作ってあってもよさそうものだ。
姉妹店と比較してみると、国立府中にある国立温泉・湯楽の里はショッピングモールと連結で新しく、多摩川のほとりで富士山が見えるという名物があった。船橋温泉・湯楽の里は、露天ではこれといった名物はないが、寝湯の他に寝ころび湯もあり、それでも、もうちょっと広く感じられた。ここはやはり狭い。
風呂場で大声出すってどうなの?地元民マナー悪すぎ!
常連さんが、そこいらにいるらしく、見知らぬ人同士、お風呂談義などをしている風景が目に映った。地域に根ざしているということは、ともすれば、はやりすたりに流されがちな産業においては、最後までつきあってくれるという意味でも、大切だと思う。
しかし、風呂場で叫んでいる人がいる。
たしかに、このあたりは荒っぽい土地柄とは聞くが、こいつはきついな。
大きな絆創膏を体にしているが、タトゥーシールなのか、入れ墨とかあるのかな...
まぁ、余計な詮索はやめよう。
ただ、早く帰りたくなったのは事実だ。
それと、洗い場が狭すぎる。
隣接の人が使っている水が容赦なくあたる。
こういうものなのか…とも思ったが、これはマナーや気遣いがないからでもある。
こういった狭い洗い場ではトラブルにならないよう気を付けなくては…
シャンプー、リンス、ボディソープは備え付けがある。
それでも、露天にTVがないのは良かった。行かせてもらった湯楽の里シリーズは全店舗、静かな露天だ。この点は竜泉寺や極楽湯も見習うべきだ。
何台あるんだという戸田の七福もすごかったが、
ここまできて、へんてこなバラエティーみながら湯につかってほしいという、おもてなしは、本当に興ざめだ。
重ねていうが、湯楽の里シリーズは、どこも露天にTVがなくて、安心する。
しかし、さきほどもいったが、ゆったりつくれないものかな。
コンパクトと言えば聞こえがいいけど、都内じゃないんだし、どちらかと言えばここはかなりの郊外だと思うので、もっとゆったりつくってもいいと思う。
露天も内湯も、湯楽の里は、国立も船橋も、レイアウトが、ギューギューすぎる。
どの店舗も外見はいいんだけど。(~_~;)
食事処は和洋折衷で何でもあり。スーパーのフードコートみたいな感じ。
よくある昔ながらの温浴施設の食事処といった感じ。
ラーメン、うどん、定食、お刺身、枝豆などのおつまみ、サラダ、お子様カレー、ソフトクリームなど…もちろん湯上りビールもあり、値段もほとんどが1000円以下とリーズナブル。
特に何の工夫も感じられないが、ちょっとつまみたい時には便利。
子連れが喜びそうな他人への気遣い不要なファミレス感満載な空間となっている。
ちなみに、店長のオススメはカレーうどんとトンテキメニューとのこと。
豚の肩ロースをこんがりと焼き、ニンニク味の特製ダレを絡ませたトンテキステーキは興味をそそられたが、食堂の混雑ぶりと、子供が走りまわっていて落ち着かないので断念。
湯楽シリーズは、川崎も国立もとにかく食堂がでかくつくってある。
このスペース、もうすこしお風呂にまわせないのか、と思わずにいられない。お食事処は、実際にお金を使うところなので、狙いはわかるけど、ここまで露骨だと、拝金っぽい感じがする。
テーブルの配置がかなり窮屈なので、うっかりするとやんちゃな子供に体当たりされそう。
落ち着いて食べたい人は別の場所で食べることをお勧めする。
お休み処もコンパクトスペース
ベットマットが所狭しと並んでいる。
頭の部分にだけ仕切りがあり、寝相が悪いとうっかり隣のスペースに
はみ出してしまう可能性あり。
どうしても…という時だけ使うのが良いかと。
喫煙コーナーは、和風な造りでオシャレ。
昨今の喫煙事情で肩身の狭い思いをされている方も多いかと思いますが、こちらではゆったりと座って喫煙可です。
皆さんの口コミ
他の方々もどうのような感想を抱かれているか、調べてみました。
地元民多めなのは構いませんが、ガラが悪いのは困りものです。
サウナのビートマットも使ったものしか無くメンテされていない。露天の坪湯は空いているかが見えにくい配置で混雑時は入る気がしない。露天の中央にある植木がチープすぎる。唯一良かったのは源泉かけ流しが◎
こまめにメンテナンスしてもらえると、好感度があがります。「源泉かけ流し」しか良いところがないと言われえてしまうのは、外観が良いだけに本当に残念です。
「うんこ」は、まいりますね。幼児規制はやむをえないんじゃないかな。
まとめ
受付のスタッフの愛想の良さと、館内は無料Wifiが救い。
古民家を利用した造りは雰囲気の良さに一役買ってはいるものの、
施設や設備は、まあ普通。
ここは、地元の人の休日の憩いの場になっているようだ。
むしろ、よそ者が立ち寄るところではないのかもしれない。
それでも、風呂場に、あのあらっぽい人がいたのは、ショックで、
やはり、満足度からいって、あんまり、おすすめできない。
財布に余裕があるならば、埼玉スポーツセンターを勧める
残念ながらここは星二つ。
店舗情報・アクセス・料金・営業日・営業時間
- 店舗名
- 所沢温泉 湯楽の里
- レビュー評価
- ★★☆☆☆(2)
- アクセス
- 〒359-0001
埼玉県所沢市大字下富604
- 電話番号
- 04-2943-0126
- 営業時間
- 9:00~25:00(最終受付24:30)
- 定休日
- 無休
- 平日大人料金
- 740円
- 休日大人料金
- 740円
- 料金メモ
- 大人(中学生以上) 平日 【会員】640円 【一般】740円
土・休日・特定日 【会員】770円 【一般】870円
こども(0歳~小学生以下) 平日 【会員】360円 【一般】410円
土・休日・特定日 【会員】410円 【一般】460円
※会員カード入会金・更新料100円 入会当日から使用可、1年間有効
※下足ロッカー・脱衣ロッカー・貴重品ロッカーは100円(返却式)が必要となります。入館回数券(10枚つづり) 【会員】6,100円
※回数券は土・休日・特定日もご利用できます。
※回数券には有効期限がございます。有効期限は、最長2年最短1年(購入時期によって変わります。)
【レンタル料】
貸しタオル70円
貸しバスタオル130円【岩盤浴 楽蒸洞】
1回利用券 410円
回数券(会員限定、5枚つづり) 1,750円
※浴衣・バスタオルを含みます。
※15歳未満の方はご利用いただけません。
- 【お店から】
- 四季折々に移りゆく自然が楽しめる湯
- 近隣店舗
- この店舗から5Km圏内 (地図で見る)
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tkttの記事
とても分かりやすく見やすいです!
マナーに関しては何処にも同じように悪い人はいますね。
ちょっと地元としては、
全体的に悪くみられるのはがっかりです。