埼玉県内の温浴施設ランキングにて、姉妹店と供に常に上位に食い込んでいる
「さいたま清河寺温泉」
過去一位にも君臨したことのある超人気店の人気の理由とは何なのか…
それを探るために、我々(1人)はジャングルの奥地…
ではなく、実際に店舗へと向かった!!
そこで我々(1人)が目にしたものとは!?
温泉旅館と見まがうほどの外観に包まれたスペックはいかほどか!?
現地レポです!!!
![調布深大寺・湯守の里|これはない。どうにかしようよ。](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2015/04/IMG_0767-e1497890886987-1-320x180.jpg)
Contents
不思議な過去を持つ郊外温泉
埼玉県はさいたま市南区に位置する「さいたま清河寺温泉」
一応最寄り駅は、西大宮駅。
って言っても徒歩で18分かかるので…
最寄りっていうのは微妙なんだよなあ…
ということで、
大宮駅からバスで行くか、
車で行くのがいいかなあ。
でもでもバス停からも徒歩5分。
まあ許せるっちゃ許せるけど…
どれで行っても、公共交通機関だと微妙やね…
やっぱり車が一番かなあ…
これが埼玉の車社会か…
でも温浴施設って往々にして郊外だからね。
仕方ないね。
ってことで今回は車でぶるるん滞在記。
…え、今なんて言った???
車で行くなら目印はぎらぎらに光る隣のパチンコ店ですかね←
なんか郊外にあるパチンコ店ってすごい目立つ見た目してない??
電飾バリバリみたいな…俺だけの感覚??
そして実はこのなんの関係もなさそうなパチンコ店が結構重要だったりする。
この清河寺温泉、成り立ちがとても面白いのだ。
この温泉は、
元々ここに建っていたパチンコ店「Cube」の駐車場にて、
1999年に温泉が湧き出したところから始まる。
最初は温泉が湧いた時点ですぐに温浴施設を建てる計画が持ち上がったそうなのだが、諸般の事情により延期となり、一旦放置されていたのだが、近隣住民の要望により、2003年に仮設施設「いずみの湯」という無料貸切温泉となっていたというのである。
え、めっちゃうらやましい。
パチンコ店のカウンターにて、カギを借りたり、予約をしたりってのはあったみたいだが…
え、めっちゃうらやましいな??
仮設施設当時のレビューを見ると、本当に野ざらしの、ありのままの温泉という感じがうかがえる。
こんなん関東ではまあ見ないぞ…天然温泉無料って…
それこそ温泉地の秘湯みたいな場所でしか見たことも聞いたこともない…
この頃に行きたかった…()
そんな歴史を踏まえて2006年2月にできたのが、この「さいたま清河寺温泉」である。
まあ今は先に出てきたCubeはつぶれてマルハンになってるんですけどねーーー←
そんなこんなでぎらぎらなマルハンを目印にすると結構わかりやすいです。←
駐車場は結構奥行があって広め。
ただ奥の方に停めちゃうと、入り口が手前の方だから困りそう。
手前に停めるのが吉かな。
今回は結構遅い時間に行ったのだけど、割かし車は停まってたので、
さすが人気施設…
って感じでございますな…
運営は三和興産株式会社。
ここ以外にも、同じく埼玉県内の杉戸町に「雅楽の湯」を運営している。
社長を務めるのは星野忠司氏。
スーパー銭湯というより温泉旅館的な雰囲気を押し出す高級路線に、世間が目を向け始めるより一足早く目をつけ、徹底してきた人物。
「都心から一時間ほどでも遠くの温泉地に来たような雰囲気を味わえる施設」を目指しているそうな。
いやあ…世間にはピッタリな考え方だと思うなあ…
実際、昔みたいに定期的にガッツリ旅行するみたいな文化ってなくなってきてるもんね。
「週末プチお出かけ」くらいがもう世間の定番文化になってきてると思うもの。
それを裏付けるように、運営している両施設ともに、ニフティの温浴施設ランキングにて、1位を獲得したことがあり、未だに高い評価を得ている。
ちなみに電子通信機器で有名な三和興産とも、
花咲の湯を運営する星野グループとも関係はないようなので、
注意していただきたい。(なにを????)
![【現地レポ】上野 サウナ 北欧|ドラマ「サ道」の舞台となって混雑!駅近1分。整える!初心者からプロサウナーになれる場所。御徒町 上野 サウナ&カプセルホテル北欧 ほくおう](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2019/09/hrnz_bw1200h600-320x180.jpg)
雰囲気と外観がこんなに100点だったことありますか!?(反語)
そんな駐車場から望める外観がこちら!!!
![清河寺温泉 外観](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/DSC_0364-1-640x360.jpg)
え、ばっちばちに温泉旅館じゃあん…
めっちゃおしゃれだしテンション上がる…
すっご。
え、すっご。
(語彙力が来い)
私の書くレビュー記事をよく読んでくれている方だと分かるかもしれないのですが、
「動線」って話をよくするんですよ。
動線って本当に大事だと思っていて、
訪れたお客さんが、
どういうルートをどう辿って、
どこにたどり着いて、
その道中のどこに何があるのか。
これって本当に気を付けてプロデュースしないと、個々のコンテンツの魅力をめちゃくちゃ下げちゃうんですよ。
どれだけそれぞれのコンテンツがよくても、
一回の混乱とか、がっかりが、一気に評価を下げちゃうの。
そういう意味で個人的にすごいなって思ってる動線の一つが、
舞浜駅からディズニーランド。
あんなにわくわくを落とさない動線ってなくないですか??
ポスターや、通路の両脇にある銅像、うっすらかかっているBGM
どれをとっても【最高にディズニー】なんですよ。
ドラえもんのガリバートンネルよろしく、
徐々に世界に入って行ってるんですよ。
で、なんでこんな話をしたかというと、
清河寺温泉
入り口までのアプローチが、ディズニーのそれと同じくらい最高なの。
そんなに長い距離ないんだけど、
しっかりと日本庭園的な中を、うっすらとした明かりを頼りに抜けていく感じ。
徐々に後ろのパチンコ店や、隣の幹線道路の車の音が遠くなっていくような。
いや…これは秀逸ですよ。
結構中の広さを確保するために、アプローチをなしにする店も多い中、
ここまでしっかりと作り込んでいるのは素晴らしすぎる…
さすが社長が「遠くの温泉地に来たような雰囲気を味わえる施設」を目指しているだけありますねえ…
あ、玄関がちょっと段上なんだけど、階段以外にスロープがあるのはいいね。
小さい気遣い大事。お年寄りも車いすも安心。
個人的にはスロープの方が日本庭園を長く味わえるけど、
純日本っぽいのは階段だよねーって感じですかね。
足腰の強い方はぜひ階段で!!
![板橋・さやの湯 源泉 テイクアウト|コロナに負けじ!うぐいす色の名湯をなんとテイクアウト!自宅に「運び湯」して堪能!早期の営業再開を祈る!](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/05/1588160035492-320x180.jpg)
中も純和風旅館な趣!ただ…ちょい狭いかも…?
はてさて、
そんな素敵な日本庭園を抜け、中へ。
そして入った玄関は…ちいと狭めかなあ…
2,3人くらいで埋まってしまいそうな感じ。
これ混んでるときは靴脱ぎ履きするの一苦労だぞ…??
ひとまず混んでいなかったのでさらっと靴を脱ぎ、下駄箱へ。
![清河寺温泉 下駄箱](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/IMG_20200223_215250799-640x360.jpg)
コインのいらない方式。
ありがたし。
受付のほうへと進んでいくと、どうやらここは券売機にて発券らしい。
![清河寺温泉 券売機](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/IMG_20200223_215310780-640x360.jpg)
タッチパネル式発券機が二台御鎮座。
使ってみた感想としては…
んーーーーーちょっと使いずらい。
会計に進む流れがわかりずらいのと、そもそも反応もちょっと悪い。
同じタッチパネル式のものなら、個人的には圧倒的にさやの湯のが使いやすかったなあ。
![清河寺温泉 受賞の盾](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/IMG_20200223_215404936-640x360.jpg)
![清河寺温泉 館内案内](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/DSC_0367-640x360.jpg)
料金は休日だったので820円。
まあ…天然温泉に入れて、この雰囲気を楽しめるとなると…
妥当ってかむしろ安いくらいか??
ちなみにフェイスタオルとバスタオルを両方借りるなら200円。
館内着は300円。
割と安いから、手ぶらで行ってもいいかも??
あ、平日は720円です。
なんかこう…埼玉料金を感じる…←
![真名井の湯 トップ](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯 トップ-scaled-320x180.jpg)
そんな思いを抱えつつ、受付へ。
ここ受付さんが若い。
雰囲気もめっちゃいい。
純和風な、作務衣的な制服で、落ち着いた館内の雰囲気に合った、落ち着いた接客。
投げやりだったり、元気すぎたりしない、ちょうどいい接客。
領収書の発行も、券売機というシステム上ちょっと手間がかかったんですが、
そこも笑顔で対応してくれました!!
ありがたし!!!
そしてさらに館内に進んでいく。
![清河寺温泉 廊下の窓](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/IMG_20200223_215851800-640x360.jpg)
いや、もう終始雰囲気がいい…
廊下にはいたるところに窓があり、
先ほど抜けてきた日本庭園が見えるようになっている。
![清河寺温泉 廊下からの眺め](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/IMG_20200223_215857907-640x360.jpg)
大きな窓もあり、開放感がすごい。
というか、本当に造りが旅館すぎる。
え?箱根とかに来ましたか??
どこかで知らない間にどこでもドアとか通りましたか??
でも本当にそう感じるくらいのクオリティなのである。
![東京染井温泉SAKURA](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2018/07/sakura_image2-2-320x180.jpg)
あと梁がいい。
![清河寺温泉 梁](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/IMG_20200223_215921595-640x360.jpg)
こういう細かいところでも、日本家屋感って出るよね。
懐かしさと落ち着く感覚…やっぱり日本人だなあと。
梁見せ天井の機能的なメリットとして、2点ほど挙げられる。
まずは、空気の循環が良くなること。
単純に天井を貼った時よりもスペースが広くなることで、空気の循環がよくなるのである。
まあこういう人が集まる施設にはもってこいだね。
次に、室内が明るくなること。
こちらもスペースが広がり開放感が出ることにより、場に明るい印象を与えることができるようになるのである。
これも、こういう施設、特に清河寺温泉みたいなイメージ戦略には大事な要素かも。
単純におしゃれとか、日本っぽさの演出ってだけじゃなくて、
結構意味あるのね…梁見せ天井…
あ、設備的な話をすると、
休憩スペースが分散されてて良いなって思った。
通り道に何か所かあるのよ。
休憩スペースみたいなベンチが。
一か所しかないとか、固まってるとかだと、どうしても「狭いな!!」ってなるし。
あとよくいる騒がしいおこちゃまから逃れられるってのも、個人的には得点高い。
まああんまり気にしすぎるタイプではないのだけど、静かにのんびりできたほうがいいなあってタイプではあるので…
自分以上に、
子供の声苦手なんだよなあ…って方とか、
静かにのんびりしたいんだよなあ…って方には、
かなりありがたいんじゃないかな??
![温泉道場、サバの養殖事業参入へ](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/03/AdobeStock_115322016-320x180.jpeg)
ただ、雰囲気がいい分、ちょっと廊下が狭いかなあ…
確かにね?
日本家屋感を出すならあの廊下の幅で、あの一本道でってのがいいんだと思う。
ただ、休日の混雑とか考えるとちょっち怖いかなあ…ってところ。
それこそわいわいしちゃうおこちゃまとか、ぶつかっちゃいそう。
うーーーーむ…
難しいところ過ぎるな…
狭いに薄いが…ぎりぎり及第点なお風呂…かな…???
さて、そんな純日本風の館内を抜けて、お風呂に到着。
![清河寺温泉 お風呂の入り口](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/IMG_20200223_220032879-640x360.jpg)
暖簾をくぐってin to heaven
だから何て言った?????
脱衣所は…ちょい狭いかなあ…
ひどく狭い!!ってほどじゃないけど、
やっぱり人気度から鑑みた混雑度から行くとヤバイ気がする。
うーむ…
日本らしさを重視するならこじんまり感。
お客さんのことを考えるならひろびろ感。
これ難しいなあ…
…ん??????
奥にベンチもロッカーもない謎スペースがあるけどあれはなんだ…??
必要なのか…??あの分脱衣スペース広げたら…??
…まあ必要なのでしょう!
ほら!日本的な余白ってやつですよ!
きっと!たぶん!めいびー!(思考停止)
さあさあ着替えよう。←
ロッカーは正方形のものと、細長いものの2タイプある。
細長いほうは数少なめかな。
ただ…こいつ…結構年季が感じられるんだよなあ…
塗装が剥げてたりするし…うむ…
まあしょうがないんだけどね??
普通に経年劣化ってあるしさ。
あ、コイン式でした。
そこはおおふ…って顔してしまいました。
やっぱり内部で微妙にちょこちょこ小銭を求められるのストレスなんだよなあ…
ましてや普段結構小銭なくすように会計とかをしてしまう人種だから…
より目についてしまうのかもしれん…
これキャッシュレスの人だと、より一層困るよね。
キャッシュレスも推進されて行ってるし、変化していって欲しいなあ…
ここまで積み重なってた嫌な予感が的中でちゅわ…
さて、そんなこんなで凸風呂。
おお…なんか狭くね??
洗い場のスペースが狭い。
ってかそも内湯が狭い感じもするな。
狭めの内湯の3/1が洗い場って感じだから、本当に狭く感じる。
でも数が少ないわけじゃないのよ。
数はあるの。
要するにぎゅっとしてんだよ。
狭いスペースに数作っちゃってるから、ぎゅうぎゅうしてる。
もう少し余裕が欲しいっす…
なんかさ、温浴施設で体洗う時って、
隣の人にお湯とかかけちゃったりしないか、気を使わない??
それがフルマックスで働いた。
めっちゃ気を使った。
特にそういうの気にしいだからより一層…な()
リラックスして体洗いたかった…
いや、ここまで日本的な窮屈さ出さなくても…
後ろのおじさんのシャワーはめっちゃかかるしよう…
これも逆に気になるしよう…
ほんと…
リラックスして体洗いたかった…
(大切なことなので2回言いました)
あ、でも面白いこともあった。
隣の男の子がめっちゃくちゃこなれてたの。
いや、中身おじいか??ってレベルで。
なんかさ、
ああいう洗い場でのこなれ感で、こういう施設にどれくらい来てるかって分かると思ってるのよ。
ほら、おじいちゃんとかこなれ感すごいやん??
で、
そのおじいちゃん並みのこなれ感を出すおこちゃまが隣に座って体洗ってて、
あまりにこなれてるもんだから、(え?君いくつ??)ってなりました。
いや、将来有望な子供がいて僕は嬉しいよ。
(何様??)
決して今俺の後ろから流れシャワーをドンドコ当てながら大声で昔の自慢話をするおじさんになってはいけないよ。←
あ、ところでこういう施設の記事書く仕事とか興味ないですかね??←
![お風呂レポーター募集](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2019/10/812157-320x180.jpg)
さて、(心の中での)勧誘も終えてさっぱりもしたので早速お風呂へ。←
内湯の内容としては、
白湯、高濃度炭酸泉、アトラクションバス、高温サウナ、水風呂。
まあまずはシンプルに白湯からでしょ!
……せっま!!!
![清河寺温泉 白湯](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/pop07.jpg)
え、数人入れりゃいい方だよ!?この狭さは!!
いやいや…イモ洗いもいいところだろ…
待ってくれよ…自分の施設の人気度を考えてくれ…
もう俺が入った時点で結構よ…??
休日とはいえ、もう時間的には深夜。
なかなか人少なめの時間なはず。
そのタイミングでこれって…ちょっとさあ…
まあしゃあなし…もう少し広めな炭酸泉に…
…いやこっちはこっちで人が多い…!!!
![清河寺温泉 高濃度炭酸泉](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/sei-tansan2.jpg)
白湯が狭い分こっちがちょっと広めなのだが、
そもそも白湯から人が溢れてこっちに回るから、結局イモ洗い。
なんの解決にもなってねえじゃねえか…
しかも人が結構出入りするからなのか、めっちゃ炭酸が薄い…
これで高濃度とか…いや…おま…おまえぇ…ってなる。
これマジでどうにかなりませんか……
日本における炭酸泉の定義とは、お湯1L中に炭酸ガスが0.25g以上溶けたものを指し、その中でも1gを超えるものを「高濃度炭酸泉」と定義する。
古くからヨーロッパでは「心臓の湯」と呼ばれ、動脈硬化や心臓病の療養泉として用いられてきた。
約5分の入浴で血流は4倍になるといわれており、
・血圧を下げ、心臓への負担軽減。
・血糖値を下げ、糖尿病予防。
・生活習慣病等の血流障害の改善。
・細胞が活性化する、デトックス効果。
などなど、様々な効果が期待される。
正に一石二鳥どころか、三鳥も四鳥も獲得できるものとなっている。
改めて調べたけど、炭酸泉すげえな…
あ、
炭酸泉に入ると発汗が良くなるから、
水分補給は忘れずにな!
お兄さんとの約束だぞ!!←
あとアトラクションバスな。
まあ言ってしまえばジェットバスとかの集合体なんだけど…
![清河寺温泉 アトラクションバス](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/pop06.jpg)
なぁぜ集合させた…
いや、純粋に窮屈そう。
あと一つの湯舟に集合させたメリットが分からない。
「あ!スペースが足りない!一緒にしちゃえ!」
みたいな力技を感じてしまうのは個人の意見です悪しからず←
でも本当にそう感じるくらい結合させる必要性を感じないのよ…
いつもなら必ずジェットバスも入るのだけど…今回は…遠巻きから見て遠慮してしまった…
あ、でもサウナはよかったよ!!←
いや、マジで。
![清河寺温泉 サウナ](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/pop10.jpg)
サウナ関係が1か所にまとめて空間的に区切ってあって、これが個人的にはかなり好印象。
まとまってる施設は多いけど、
ここまで独立したスペースになってるのは初めて見たから、テンション上がった。
しかもサウナに中間室があって熱気が逃げないようになってたのも高評価。
結構温度も高めで、ここは広い。←
かなりポイントの高い、シンプルないいサウナだった。
ただそれ以外よ…
ほんとさあ…
いや、きっとここまで内湯があれだったのは、
露天がめちゃくちゃいいからでしょう。
そうだ。
きっとそうに違いない。
ってかそうじゃないなら、さすがにびっくりする。
頼むぞ…露天…!!
![アイキャッチ東京湯めぐり倶楽部](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/01/line_38473445261676-e1582614701709-320x180.jpg)
全浴槽がしっかりと温泉!…ただ…なんか薄い…??
おお、結構雰囲気いいな。
![清河寺温泉 露天](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/pop01.jpg)
やっぱり内湯が狭い分か割かし広めだし、開放感もかなりある。
(いや、内湯が窮屈だった分そう感じているだけかもしれないが…)
何より奥に見える竹林がいいね。
ただ単に外に作った風呂ってだけでなくて、
ちゃんと風景まで考えて作られてるのは素晴らしい。
さて、内容としては、
生源泉湯、源泉岩風呂、源泉あつ湯、つぼ湯、寝湯、寝ころび湯。
これら全てに天然温泉が使われている。
泉質としては、よく見られる「ナトリウム塩化物泉」。
源泉の温度は38.3度と少し低め。
ちなみにここらへんの情報が、HPに詳細に載っているので、
興味のある人はぜひチェックしてみてほしい。
こういうのしっかり載せられるのって、めちゃくちゃ自信ある証拠だよね。
生源泉湯は、この源泉を加温も塩素消毒もせずに、ありのままでかけ流ししている湯舟。
おお…とろみが強い…まさに「生」って感じ。
特有の金属系の匂いや、塩っ気もしっかり感じられますな。
あとぬるいから結構無限にいられる…
サウナ後のクールダウン風呂にもちょうどいい感じ。
あとここまでガス感を感じられるのもなかなかない気がするなあ。
ただ…ここ以外の岩風呂とあつ湯…
んーーーーーなんかちょっと薄めに感じた。
いや、ちゃんと温泉なのだけど、匂いも弱めで色も薄い。
なんというか…当たり障りなく癖もない感じ??
近隣でいうと、花咲の湯の方が、癖もあるけどめちゃくちゃ成分が濃くて、温泉に入ってる感が半端なくある。
それと比べると…薄いなあ…と感じてしまった。
多分、あんまり天然温泉の温浴施設来ませんねえ。って人は、これでもかなり満足できると思う。
実際文句着けようなく温泉だしね??
ただ…こういう温浴施設を回っていて、濃い温泉も知っている身からすると…
いまいち温泉を感じきれなかったかなあ…
もう一歩…癖が欲しい…!!
![お台場・大江戸温泉|外国人は得たが情緒は失った都会の温泉/大江戸温泉物語](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2017/10/img_5303-1-320x180.jpg)
あ、寝湯がよかった。
![清河寺温泉 寝湯](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/pop04.jpg)
しっかりと浸かれる上に寝っ転がれるのは最高さね。
しかも目の前が竹林で…癒しの空間…
ただ…ただ1点だけ…
リラックス音楽みたいなBGM流すのやめませんか…
いや!わかるよ!
そういう音楽をかける気持ちもわかる!
ただ、そんなに求めてないのよ!!
今求めてるのは、どちらかというと竹林からの自然音!!
自然音のみで入りたいのよな…お風呂に…
ってことで…
一つご検討のほどお願いいたします…
(ここで言うな)
あともう1個。
ちょっとスタッフの見回りが少ない。
あと、来ても注意できていない。
いや、人気施設だし、人手が足りていないことも、どうしてもマナーの悪いお客さんが来ちゃうのは分かるけどさ…にしても最低ラインってあるやん??
あつ湯潜ってるやついたからね。
あまりに動かねえから最初〇んでんでねえかと思いましたわ←
で、やっとスタッフ来たと思ったら、そいつに注意とかせずに去ったもの。
それはさすがにドン引き。
いやあ…こういう日本旅館みたいな雰囲気を重視しているからこそ…
そういう銭湯的なふるまいをするおじいはしっかり注意してほしい…
そういう場所じゃないじゃん…??
そういう部分もきっちりやってこその「雰囲気づくり」だと思うから…御願いしますよ…
あ、あと、脱衣所清掃スタッフが女性。
ここも、もんにょりしました。
やっぱり何回食らってもいやだわ…
そろそろこういう、気づかれずに横行しちゃってる感じの男女格差みたいなの、なくしましょうよ…
そういうところって意外と評価揺るがすよ…??
人気施設だからこそ…お願いしますって…
![湯処葛西 外観](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2019/12/IMG_0290-320x180.jpg)
やはりいい施設ではある。あるんだけどなあ…。
お風呂から上がって最初に気になったのは、ドライヤーの少なさ。
3つて…いや…3つて…
少なすぎじゃあないですか…??
だから頼む…もう少しキャパと人気を考えておくれ…
なんとか髪を乾かしまして、風呂を脱出。
さあさあ!!お決まりのコーヒー牛乳タイムだ!!
![お決まりのコーヒー牛乳](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/IMG_20200223_220207236-640x360.jpg)
おお!!安い!!
驚きの110円!!
これはかなり高得点ですわよ奥さん…
メーカーは明治さん。
明治はコーヒー感が強めで大人な味。
まあこれもこれで好きなのだけど、子供舌なので、
やっぱり練乳的甘さがしっかりある森永さんが一番好きかなあ…
バランスの雪印、コーヒーの明治、甘さの森永。
って感じですかね。
閑話休題
あともう1個見つけた謎商品。
![埼玉医大と伊藤園が共同開発した狭山茶](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/IMG_20200223_220155925-640x360.jpg)
埼玉医大と伊藤園が共同開発した狭山茶…
いったいどんな味がするのか…
気になって買ってしまいました…
なのだけど…
割と…普通だった…
まあそんな変な味するわけないんだけどね!!
普通に考えたらね!!
そりゃそうだよね!!
…泣いてなんかないよ…!!!←
でもリアルな話、もう少しネタにできるものだったらよかったのになあ…とは思ってしまった…←
さてそんなこんなでお食事処へ。
![清河寺温泉 お食事処](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/DSC_0371-640x360.jpg)
いや、まじでここ雰囲気勝ちなんだよなあ…
梁の感じに、日本庭園の見える窓に…これは完全に勝ってますよ…
多分この雰囲気でもう最初から一歩上に言っている感じ、さやの湯に似ている。
それが高評価の理由だろうなあ…
![清河寺温泉 季節限定メニュー](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/IMG_20200223_215812867-640x360.jpg)
今回はかなり推されていたのもあり、天ざる蕎麦を注文。
お値段1000円なり。
![清河寺温泉 天ざるそば](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/DSC_0370-640x360.jpg)
すっごいうまそう。
天ぷらがいいにおい…
揚げ物の匂いってなんでこんなに食欲そそるんだろうね…
![清河寺温泉 そばの説明](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/DSC_0368-640x360.jpg)
どうやら国産のそば粉での十割蕎麦にこだわっているようで、わざわざ産地と切り方まで張り出されていた。
気合入ってんなあ…
でもこれは期待が高まる。
おすすめの一品のお味のほどは…
んーーーーーー…薄い。
こしはしっかりあり、おいしい。
ただ…風味がとても弱い…
本当に十割か…??
と疑ってしまうレベルに風味が薄い。
いや、今回食べた蕎麦が、たまたまそういう種類だったのかもしれないが、他の十割と比べると、ものすごく薄く感じてしまった…
うーーーーむ…
期待値がバク上がりしていた分残念…
しかしここで意外なブラックホース。
天ぷらめっちゃおいしい。
え、マジでおいしい。
これは…本当においしい…
衣がとてもサクサクで、イカなども歯がスッと入り、変な硬さ等は全く感じない。
意外な伏兵に完全にしてやられた…
とにかく天ぷらが本当に絶品なので、ぜひ皆さん一度ご賞味あれ…!!
次は天丼とか頼もう…
あ、あと、蕎麦湯もらえるのは個人的に点数高かったかな。
今回はいかなかったけど、お休み処はこんな感じ。
![清河寺温泉 お休み処](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/IMG_20200223_220136393-640x360.jpg)
庭園を見つつごろごろって感じかな。
漫画とか、ボドゲとか、おしゃれなものはないけど、
シンプルに雰囲気勝負って感じだね。
ここはかなりいいな。
雰囲気とかなりきれいにマッチしてる。
![清河寺温泉 お休み処入り口](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/IMG_20200223_220056077-640x360.jpg)
女性専用エリアがあるのもいいですな。
女性専用エリアって、往々にして狭めにされてしまうイメージがあるんだけど、
ここはしっかりとスペース確保されてて好印象。
やっぱりこういうところはいいんだよなあ…
外見というか…見た目は…いいんだよなあ…(遠い目)
今度来たときはここでゴロゴロしたいですな…
やっぱり温泉旅館の雰囲気の中で
「何もしないをする」
っていう贅沢を感じる場所としてはかなりクオリティ高いんだよなあ…
ただ…唯一どうしても違いが出てしまう点が…施設の広さだなあ…
うううむ…
ただそればっかりはなあ…だよねえ…
口コミでは…~雰囲気の良さと施設のサイズ感~
施設全体の雰囲気や設備はいいものの、
やはり各所の手狭感、特にお風呂の狭さが目についてしまう
「さいたま清河寺温泉」
ネット上ではかなり評価が高いが、どのような評価なのか…
調べてみました!!
食事スペースやくつろぎスペースは結構広いけど、脱衣所とお風呂は混んでいてちょっと狭い。
→やはり全体的に施設のクオリティは高い一方で、お風呂周りが弱い…核になるところが弱いのは…どうしても目についてしまうよなあ…
生温泉が人気。何も手を加えていないと言うのが売りだが冬は寒く感じる。長い間入っているとじっくりと温まってくる感じがするが大人気で土日は芋洗感が否定出来ない。空いている時を狙って来てください。
寝る場所は狭くイビキをかくひとがいると辛い。値段を考えると仕方ないと思うが、食事はコスパがこの手の店にしては良い方だと思う。
何とか空いている時間帯に来てください。
→非現実感という点での評価は他の口コミでも高かったので、やはり社長がしたかったブランディングは成功しているのが伺る…のだけど…成功しすぎて初期想定を超えてしまい、キャパオーバーを起こしている感じがなあ…空いている時を狙いたい。本当に。
良。さいたま市景観賞を受賞しただけの事はあり施設全体が広々としているのに加えて自然と調和がとれているので入り口から浴場に向かう道程すらワクワクします。
浴場ですが露天施設は広々として気持ち良い一方、内湯はやや手狭で種類が少ないです。
ナトリウム塩化物泉なので正直有り難みが薄いです。それでも空いていれば良いのですが、、、
厳。土日は人が多すぎるので中々思い通りのお風呂が堪能できないのが難点。炭酸泉は芋洗い、サウナは満員でぬるい、生源泉湯はまるでオイルサーディンです、、、。
駐車場が巨大なので入店に困らないのですが。
食事は蕎麦、うどん、ラーメン、天丼、豚カツといったスーパー銭湯標準のメニュー構成です。ざる蕎麦の麺は乱切り蕎麦なので下手な手打ちより美味しいのですが、如何せんワサビが水溶きなので美味しさ半減です。茶漬けも良い風味なのに出汁が圧倒的に足りなくて全てご飯や天かすに吸い取られて、、、
→やはりアプローチの景観が本当に素晴らしい。露天の開放感も気持ちいい一方…やはり風呂の手狭感、イモ洗い感だなあ…。そこでどうしてもあと1歩感…いや、2,3歩感が否めない…人気なのも分かるが…というところかな…
やはり狭さがどうしてもネックだなあ…
しかも温浴施設においてはお風呂が核であるべきなのだが、雰囲気をしっかり作ったからこそ、そちらが核になってしまっている感が否めない。
本当に温泉旅館であるならば、そちらが正解なのだが…
うーーむ…戦う土俵をちょっと間違えてしまった感じか…???
まとめ~極めた結果戦う土俵を間違えてしまった温泉~
「さいたま清河寺温泉」
入り口から内部に至るまで、徹底的に
「温泉旅館」
「プチ旅行気分」
というのを作りこみ、完成させている。
それは建物だけでなく、従業員や、設備等、細かい部分まで行き届いている。
これは今の時勢に合致した、本当に素晴らしいビジネスモデルだと考える。
実際に、週末に少し遠出をしてプチ贅沢をしたい層には大うけしていることが伺えるため、衰退していく温浴施設も多い中、大成功といえるだろう。
しかし、個人的には、違和感を感じた部分もあった。
確かに「温泉旅館」として運営しているのならば、現状の雰囲気勝負でいいのだろう。
だが、あくまで私は、「温浴施設」を求めに行ったのである。
つまりは、最も求めていたのは、「お風呂」であり、「雰囲気」ではないのだ。
確かに、「雰囲気」も「お風呂」というメインを楽しむために重要なものであるが、
そちらが中心になってしまっては本末転倒である。
全体的な手狭感。
お風呂にて発生するイモ洗い。
スタッフの見回りの意味。
いくら雰囲気や景観が良くても、
お風呂面からしっかりとテコ入れをしないと行けないと思う。
雰囲気や景観は、あくまでも付随物なのだ。
お風呂を改善すれば、必ず、
今以上に持ち味である雰囲気や景観を活かす事もできるようになるはず。
どうか、今一度、
自身の立ち位置と、それならどこを強化するべきなのか、
それらを考えたうえで、
ランキングの上位の確固たる地位を獲得してほしい。
追記:コロナ対策について
今、世界的に猛威を振るっているコロナウイルス。
日々状況が変化していく中で、どの施設も難しい対応を迫られています。
![【コロナウイルス緊急事態宣言対応】温泉・サウナ・スーパー銭湯営業日カレンダー](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/AdobeStock_277188285-320x180.jpeg)
そんな中、清河寺温泉では、営業時間の短縮を行っています。
![清河寺温泉 営業時間短縮のお知らせ](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/コロナ2-768x1077-640x360.jpg)
仮眠室と癒し処が営業停止となり、食事処と床屋の営業時間が短縮。
メインの営業時間は10:00~22:00に短縮されるようです。
今後の動向により、変更や臨時休業の可能性もあり、
その場合はHPにて発表するとのこと。
今後の動向を見守りつつ、
一日も早くコロナが収束し、また湯めぐりができるようになることを、祈っています。
![お風呂レポーター募集](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2019/10/812157-320x180.jpg)
店舗情報・アクセス・料金・営業日・営業時間
- 店舗名
- さいたま清河寺温泉
- レビュー評価
- ★★★☆☆(3)
- アクセス
- 〒338-0048
埼玉県さいたま市西区大字清河寺683−4
- 電話番号
- 048-625-7373
- 営業時間
- 平日10:00~25:00 土日祝9:00~25:00
- 定休日
- 不定休
- 平日大人料金
- 720円
- 休日大人料金
- 820円
- 料金メモ
- 回数券 10枚つづり 6500円
- 【お店から】
- 優美な竹林を眺めながら、ゆったり天然温泉を楽しんでみませんか。
露天風呂にある生源泉湯は、地下約1500mから湧出した38.3度の源泉を掛け流しで利用しております。身体がよく温まり、お肌がすべすべになる泉質です。開放感あふれる緑のロケーション、そして真心込めたおもてなしで、皆様のお越しをお待ちしております。
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