千葉で大評判の店舗といえば、ここ、蘭々の湯(ららの湯)。噂じゃ、お湯は上々。設備はなかなか。雰囲気間違いなし!
しかし、昨2019年末の大晦日に行った時は、特別営業になっていて早仕舞いで、到着した時には既に営業を終了していたという大打撃を年の瀬に残してくれた、千葉の蘭々の湯。
(WEB告知なしですよ。ヒドイー!。そのときは極楽湯 千葉稲毛店におじゃましました。)
リベンジマッチを、年が明けた翌日の2020年元旦に早速果たして参りました。
今年の湯初めは因縁の相手(?)、蘭々で行きます。
蘭々の湯は七福の湯と同系列。株式会社本久のレジャー事業部が直営しているそう。
雪の降る部屋(?)だとか、プロジェクションロウリュウ(!?)があるやら、行く前から何とも興味を惹かれる噂はかねがね聞いていたので、期待を高めつつ早速レポート開始です!
Contents
靴箱の鍵はICチップを採用!そのまま館内で買い物が出来る仕組み
それにしても広い駐車場ですね。
下手に玄関から遠い場所に停めてしまうと、玄関に辿り着くまでに凍えてしまいそうです。
というか、ここ、車以外で来る方法あるんでしょうか…。
入り口から金ぴかで神々しいのですが、下手な安っぽさはありません。
初回はケチがついてしまいましたが、評判は高いのでやはりワクワクしますね。
靴箱の鍵がICチップ方式を採用していて、店内での買い物もこのICチップを使用して行い、まとめて清算する形を取っているので面倒くささがありません。
こういうところでリターン式だとなんだかんだ最後小銭をしまわなければいけなかったりして面倒なんですよね。
七福の姉妹店ということで、七福の湯も食事はイマイチだったけどお風呂はなかなかだったよなあ、と更に期待を膨らませつつ、中へと入って行きます。
ちなみに七福の湯は川口周辺だとおススメできる店舗ですが、こっちはどうでしょうか?
受付を済ませると、右手が岩盤浴で左がお食事処になっていました。
岩盤浴のクーリングルームでは氷を上から落としているようでした。
これが雪の降る部屋というやつか…と興味深く眺めてはみたのですが、夏は良いけど冬はどうなんでしょうね。
案の定、誰も入っていませんでした。
脱衣所にて感じる格差
さて、お風呂に行ってみましょう。二階がお風呂になっています。
二階に上がると、ここでも軽飲食が出来るようになっていました。
郊外型は遠くてアクセスが悪い分、色々とスペースが広いのが嬉しいところ。
でも、昨日の極楽湯稲毛店は狭かったなあ、とふと思い出して比べてしまいます。
お風呂前にいきなりソフトクリームと行ってみましょう。
真冬に温かいところで食べるソフトクリームって、何だか二割り増しくらいで美味しいんですよね。
さて、脱衣所に入ってみるとまあまあの広さです。
一応脱衣をしても人とぶつからない程度にはスペースがあります。
くどいようですが、昨日の極楽湯稲毛店は、脱衣所が狭すぎ。あれは酷い。
それに比べれば天国のようです。今度から脱衣のスペースもチェックするようにしてみよう、と思った新年です。
後から気づいたことなのですが、HPで見取り図を見てみると、男女で広さが倍違いました。
男性もそれなりに広くて満足していたのですが、何だかこれを見ると腑に落ちないような気分になってきます。
HPにあるようなパウダースペースも男湯の方にはありません。しかもティッシュも切れてるし。
まぁ、いいけど。
痺れるほど刺激の強い電気風呂
さて、肝心の浴室なのですが、ここの炭酸泉はレイアウトが面白かったです。
このように長方形にするのは、人が沢山は入れて良いなと思いました。
炭酸泉は最近人気でどこもかしこも混んでいますし、炭酸泉の性質上長湯する場所なので、ここに気を遣っているな、という印象を受けました。
体内に取り込まれた炭酸ガスは全身の血管を拡張し、血液の循環をよくする効果があります。そのためヨーロッパでは、 炭酸泉は古来から“心臓の湯”と呼ばれ、入浴療法に使われてきました。
日本でも医療機関などで研究が進められ、その効果が注目されています。
また、炭酸泉は肌にやさしい弱酸性で、毛穴を引き締め、湯上がりにはなめらかで潤いのある肌を実感できます。美容の効果も期待できるお風呂です。
血行が良くなり、体温が上がってくるのは5~6分くらいからなので、15分~20分ほど浸かるのがおススメです。
参考:https://luna-shine.net/tansan/how
https://www.yurakirari.com/yura/toride/bubble.html
反対側に薬湯があって、バスクリンのような黄緑色のような色がついていたのですが、ここにある電気風呂、これが最強。
強中弱と三段階の強さが選べて素晴らしい。
最近の電気風呂は、自分が慣れて来てしまったせいもあると思いますが、弱すぎる。
湯処葛西とか、竜泉寺鶴ヶ峰スパヒルズ。あそこは本当に電気風呂が弱かった。
しかし、ここの強はなかなかのものです。本当に感動して、思わず従業員さんにメーカーを聞こうか迷ってしまいました。(さすがに聞きませんでしたが)
うーん、ここまで強いのはスパジャポくらいでしょうか。でも、あそこは露天にあるので駄目なんですよね。
肩を出さないといけないので、冬は寒くて入っていられません。
これは気に入りました。
さて、そんな大人すら寄せ付けない、寧ろ跳ねのける勢いの強のBOXにどっしりと座る少年が一人。
どう見ても小学低学年くらいの彼に、「大丈夫なの?」と聞いてみると、「大丈夫!」と元気の良い返事。
大物の予感を元旦から感じてしまいました。
滝のオブジェは空間の無駄遣いで不評…
さて、露天に行ってみましょう。
露天は中央に人が入れない池のようなスペースがあり、そこに水が滝のように落ちる様を見て楽しんでください、とのこと。
訳がわからないと正直思いましたが、案の定というか、誰も見ていませんね。
これは意味不明なオブジェだ。空間が勿体ない。
かえって景観を悪くしている!
こんな口コミも見つかりました。やっぱり不評みたいですね、このオブジェ…。
屋根付きの天然温泉があるのですが、ここにテレビがあって騒がしい。
全く、本当にテレビはどうにかならないものでしょうかね。正直くつろぎ感はゼロです。
逆に洞窟風呂は良い。これは良いね。
寝湯をコンクリートで囲ってあるだけなのですが、寒くならないし、物凄いミスト。
ミストが強すぎて、どこの床に人が居るのかわからないくらいです。
温度も丁度よくてリラックスできます。
ただ、連れ立ってきて、この反響する狭い空間でのおしゃべりはやめて欲しいところですね。
ロウリュウがアツい!&ランナー向けの独自プラン
さて、お次はサウナです。
おお~!最上階の熱波はなかなかのものです。
嬉しいことにタイミングよくロウリュウに当たりました。
手拍子によいしょよいしょという勢いの良い掛け声が加わって、もはやロウリュウというよりお祭り騒ぎです。
実は、ロウリュウというのは話には聞いていたのですが、実際に参加するのは初めてです。
ここでは大きな団扇を二人の係員が扇いで熱波を送っていました。
うーん、なるほど、これは良いですね。短時間で物凄い汗が出ます。
熱波スタッフも愛想が良くて、気さくな感じで、心持ちも良くなります。
ぜひとも、参加されたし。
それに、この水風呂が良い。HPの写真ではわからないのですが、全体的に大きく渦を巻いていて、踏ん張らないと流されるくらいの水量です。
18度くらいなのですが、体感的によく冷えます。それにこの流される感じが面白い。
お休み処は暗めに作ってあって結構寝れます。それに何故か空いているし。
別途料金を払って岩盤浴に入ると、専用の休憩処が使えるので、その為でしょうか。
とにかく快適で良いです。
ちなみにランニングプランというものがあるみたいです。
まず、フロントでランニング&スパと申し込みをし、入館料を先に支払います。
脱衣ロッカーで着替えた後に、脱衣ロッカーキーと下足キーをフロントにて預かって貰います。この時、ランニング前に館内でのご利用料金がある際には外出時に支払いが必要になります。
外出してランニングを楽しんだ後は、脱衣ロッカーキーと下足キーをフロントで受け取って汗をかいた体を洗ってゆっくりと入浴することが出来ます。
確かに周囲には広々とした公園施設等が広がっているので、マラソン好きな方の過ごし方としてはありでしょう。
事実上、途中退館、途中入場出来るのが面白いのですが、平日限定のサービスなので、どのような人が利用するのか興味はありますね。
充実の岩盤浴施設
平日は600円、休日は700円を追加することで岩盤浴を利用することも出来ます。
用意されているエリアは全部で八種類。
「炎の癒」では、マッピングロウリュウが行われています。プロジェクションマッピング×ロウリュウというのは他では聞いたことが無くて斬新ですね。
このマッピングロウリュウは二時間おきに一日に七回行われています。
「美の癒」では、ホットヨガプログラムが開催されています。映像を流すヨガプログラムとインストラクターを呼ぶプログラムの二種類が用意されていて、後者は別途500円の料金がかかります。
その他にもアロマロウリュウサービスのある「灯の癒」、マイナスイオンに満ちた森林浴効果の得られる「陽の癒」があります。
更に入り口で見た雪の降るクーリングルームは「凛の癒」という名前で、発汗で開いた肌を急速に引き締めることで美肌効果を得られます。
「窟の癒」と「夢の癒」はいわゆるお休み処。
「窟の癒」ではその名の通り一つ一つ分けられた窟の中で半個室的に休むことが出来ます。
「夢の癒」にはテレビ付きのリクライニングチェアがあり、テレビを見たり本を読んだりしながらゆっくりとくつろぐことが出来ます。
「本の癒」には約5000冊のコミックが取り揃えられています。なかなか良い品揃えだそうで、評判が良いです。
別途料金は掛かってしまいますが、これらのサービスを利用できるのであれば、満足度は高いかもしれませんね。
口コミ
他の利用者の方はどのような感想を抱かれているのか、調べてみました。
肝心のお風呂だが、外の露天のレイアウトが残念。細かい事言っていいですか?露天のTVの前の円形の浴槽は小ぶりで、グループが入っていると、入りにくい。その奥の塩サウナに入るのに皆が見ているTVの前を通過する気まずい感。自分は仕方なく壺に入ったw あとリクライニングチェアを使うとき、軽くお湯を流したいが、桶やお湯が近くにないので、前の人が使ったまま使う気がしない。
屋根から大量のお湯を流すあのアトラクション、入れないんだし、いらなくないですか?あのスペースつかってメインとなる大きな露天風呂を作ってほしかった。露天風呂に関しては近くの極楽湯、大久保の菜々の湯の方がいい。
まとめ
前日の極楽湯がイマイチだったのもあって、却ってこちらは好印象でした。
それを差し引いてもお湯のクオリティ、雰囲気、その他色々な面で楽しむことが出来る施設でした。
さすが、色々な方におススメされたお湯だけあります。
近場の方は良いかもしれませんが、都内から行くことを考えて少し便の悪さを評価に加えて星3。
都心からはかなり遠いですが、一度訪れる価値のある施設だと思いました。
店舗情報・アクセス・料金・営業日・営業時間
- 店舗名
- 蘭々の湯
- レビュー評価
- ★★★☆☆(3)
- アクセス
- 〒〒263-0051
千葉県千葉市稲毛区園生町445-2
- ホームページ
- http://www.raranoyu.jp/
- 電話番号
- 043-206-1126
- 営業時間
- 9:00~25:00
- 定休日
- 無し
- 平日大人料金
- 800円
- 休日大人料金
- 900円
- 料金メモ
- 無し
- 【お店から】
- 七種のお風呂と各種癒しのサービスでゆったりのんびりおくつろぎください。
- 近隣店舗
- この店舗から5Km圏内 (地図で見る)
極楽湯 千葉稲毛 (0.5km)千葉県千葉市の他のお風呂一覧
JFA夢フィールド 幕張温泉 湯楽の里
極楽湯 千葉稲毛