住宅街に突如現れる温泉!
自慢の天然温泉は力不足も、激推しの岩盤浴に活路を見出せるか。
まずはお急ぎの方へ、真名井の湯 大井店をざっとご紹介。
営業時間 | 9:00〜0:00 |
料金(大人一般) | 平日800円 休日900円(タオル別) |
料金(大人会員) | 平日720円 休日820円(入会金100円) |
岩盤浴 | 500円 |
お食事 | 500~1,500円 |
キャッシュレス対応 | なし |
送迎バス | なし |
電話 | 049-267-2641 |
天然温泉あり。泉質は弱アルカリ性 単純温泉。
![湯快爽快 湯けむり横丁 おおみや エントランス](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/09/20200804_181646887-2-320x180.jpg)
Contents
- 1 ベッドタウンふじみ野で天然温泉が楽しめる。
- 2 市街地ゆえに、遠方からのアクセスは微妙。
- 3 地域スタンダードな料金、岩盤浴セットはお得!
- 4 館内:受付は大浴場手前に、動線は良くない。
- 5 内湯:温泉は無いが、サウナ水風呂は余裕のキャパ!
- 6 露天:泉質は優しいが、湯治を求めてはいけない。
- 7 岩盤浴:実質2部屋、値段相応か。炭酸水飲み放題が嬉しい。
- 8 食事処は味も接客もダメダメ。味噌汁漬物ありがとう。
- 9 口コミ:居心地よいが、温泉に期待はできない。
- 10 過去、死亡事故があった。減圧室って?
- 11 お得情報・クーポンまとめ
- 12 まとめ:一通りは楽しめるけど、遠方から訪れる程ではないかな。
- 13 店舗情報・アクセス・料金・営業日・営業時間
ベッドタウンふじみ野で天然温泉が楽しめる。
運営はどこ?
運営会社はミサワエステートという会社。
「天然温泉 真名井の湯」としては、今回レポートする大井店の他に、千葉ニュータウン店を運営している。
過去に岩槻店も存在したが、東日本大震災の影響で休業後、2011年4月に閉店している。
ふじみ野市唯一のスーパー銭湯
真名井の湯があるふじみ野市は、小江戸・川越のお隣にあるこぢんまりした自治体。
ちなみに富士見市という市とも隣接している。ややこしい(笑)
これといった観光地があるわけではないが、「住みやすさ」を魅力として打ち出している。
![ふじみ野市](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/ふじみ野市.jpg)
関越自動車道、東武東上線により都心へのアクセスも良く、ベッドタウンとしても栄えている。
真名井の湯は、そんなふじみ野市で唯一の大型温浴施設。住民のQOL向上に一役買っていることだろう。
![レスタ改装中2023](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/03/IMG_8394-320x180.png)
市街地ゆえに、遠方からのアクセスは微妙。
車でのアクセス
関越自動車道「所沢IC」から22km(約20分)
※無料駐車場170台あり
立地としては川越と所沢の間くらい。高速降りて20分はちょっと遠いなあ…
![真名井の湯 駐車場](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/20210122_140821-480x360.jpg)
電車でのアクセス(現地レポ)
東武東上線 ふじみ野駅から徒歩約20分
※送迎バスは無し
大井循環バスでもアクセス可能
「上苗間」下車後 徒歩5分
ふじみ野駅は他線乗換駅ではないが、東武東上線の快速・急行・準急が停車する。
所要時間は大宮駅から約35分、東京駅からは約1時間ほど。
東上線との乗り継ぎ次第ではあるが、電車では比較的訪れやすいのでは。
川越駅からはものの5分でアクセス可能なので、小江戸観光と組み合わせるのもアリか。
![真名井の湯 ふじみ野駅](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯 ふじみ野駅-480x360.jpg)
ふじみ野駅にやってきました!
The 郊外という感じの街並みだが、駅前は綺麗に整理されている。
飲食店やコンビニも一通り揃っていて、文字通り「住みやすさ」ステータスの高さを表明しているかのよう。
このふじみ野駅、住所は富士見市にある。
しかも、富士見市ふじみ野東。ゲシュタルト崩壊寸前だ。
どうやら「ふじみ野市のふじみ野」と「富士見市のふじみ野市」が存在するらしい。
ここから真名井の湯までは、1.5kmほど。
天気の良い日には歩けるくらいの距離だが、駅前から出ているバスを利用するのも良い。
ふじみ野市民の足となっている循環バスは、本数が1時間に2~3本となかなか使いやすい。
![真名井の湯 看板](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯 看板-480x360.jpg)
歩いていく場合も、大きな坂道なども無く歩きやすい道なので心配することなかれ。
歩くこと20分、真名井の湯は住宅街の中にポツンと現れた。
パッと見であまり大きい施設ではなく、サイズ感は町のスーパーなどに近い。
![東京ゆめぐり倶楽部](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2017/06/9a2a3f25f2a826e2b2b4718827a10bce_l-320x180.jpg)
地域スタンダードな料金、岩盤浴セットはお得!
![真名井の湯 券売機](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯 券売機-640x360.jpg)
大人(一般) 平日800円 休日900円(タオル別)
(会員)平日720円 休日820円
入会金100円(入館料・食事処割引)
フェイスタオル(販売) 150円/レンタルタオルセット 280円
岩盤浴 500円
入浴+岩盤浴セット 平日1,030円 休日1,130円
岩盤浴セットがお得なので、施設としても岩盤浴併用をデフォルトにしたいのだろう。
会員システムや岩盤浴セットは、近隣の「小江戸はつかり温泉」と酷似している。
会員料金は「はつかり温泉」がやや安いが、タオルの料金で帳尻が合う。
競合店として、互いに意識しあった価格設定となっているのだろう。
![小さな旅 トップ2](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/12/小さな旅 トップ2-scaled-e1609066158905-320x180.jpg)
館内:受付は大浴場手前に、動線は良くない。
![真名井の湯 下足ロッカー](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯 下足ロッカー-640x360.jpg)
下足ロッカーは100円返却式。
「脱衣ロッカーでも100円いるよ」みたいな案内もあり、出鼻をくじかれた感じ。
少し進んだところにある券売機で、入浴券を購入。
大浴場前に受付があるので、そこで入館手続きを行う。
今回は岩盤浴も利用するので、初めての旨伝えると店員さんが丁寧に説明してくれた。
岩盤浴のシステムがやや複雑らしく、説明に3分くらいかかったので、後ろに並んでいた人を待たせてしまった。
ある意味初見殺しかもしれない。
独自に動線を考えてのことだろうが、この調子だと土日はここが大渋滞になるのでは…
岩盤浴利用者は受付に下足ロッカーを預け、それと引き換えに岩盤浴セット・専用ロッカーキーを受け取る。後述するが、この店舗では岩盤浴利用者への優遇が至る所にあり、ロッカーはその代表。
通常の脱衣ロッカーは100円返却式だが、岩盤浴専用ロッカーのみコインレス。
ロッカーの台数は150台、そのうち岩盤浴専用は60台。
ドライヤーは3台、洗面台は2か所と、このあたりのキャパは標準的。
マイ風呂セットを抱え、レッツ入湯!
![そしがや温泉21_外観](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/09/そしがや温泉21_外観-2-320x180.jpg)
内湯:温泉は無いが、サウナ水風呂は余裕のキャパ!
![真名井の湯 内湯](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯 内湯-396x360.jpg)
大浴場は入口から真っすぐ奥に広がっており、天井も高い。
決して面積が大きいわけではないけど、奥行きがあって広々と感じるね。
カランは仕切りなしで25席ほど。
シャワーは有限ボタン式なのは残念。エコではないけど銭湯では豪快に行きたい。
アメニティはシャンプー・コンディショナー・ボディソープが設置。
シリコンフリー・ラウレスフリーでそこそこ良いもの。
日替わり風呂(湯温:42℃ キャパ:4人)
![真名井の湯 日替わり風呂](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯 日替わり風呂.jpg)
入口直近にあるのが、入浴剤入りの小っちゃい白湯。
そこまで湯温が高いわけではないのだが、内湯はぬるめのお風呂が多い中で、
あつ湯的なポジションに就いている。
この日の入浴剤はココナッツオイル。
うーん…面白いけども…
サンオイルメーカーの功罪、ココナッツの香りはどうしても海やプールを想像してしまう。浴室内に貼られた「お風呂はプールではありません」の文言と合わさって頭が混乱しそう(笑)
白湯(湯温:36~38℃ キャパ:15人)
こちらはだだっ広くかなりぬるめの白湯。替わり湯では入浴剤でわからなかったが、なかなかの塩素臭。しっかり殺菌消毒しているということではあるけども。
いわゆる不感温浴ができる温度帯に保たれている。
個人的に、この手の超ぬる湯は白湯でなく温泉だと嬉しかった。
不感温浴とは
36度前後の、 冷たくも熱くも感じない温度ということから、不感温度と呼ばれる。 体に負担をかけずに入浴できる最適な温度。 効果として副交感神経を刺激し、脈拍が下がり、血圧も下がると言われている。
アトラクションバス
(湯温:41℃ キャパ:電気風呂 1人/ジェットバス:8人)
スパ銭お馴染みの名脇役が集結!
電気風呂は座って腰に電流を当てるタイプで、強さは普通くらい。
ジェットバスは、立って浸かるタイプと、腰掛けるタイプが4席ずつ。
少し弱めの水流が足に2本ずつ当たる。
大きな窓に面している為、露天の風景を見ながら水流マッサージも良いね。
冬場は不感の湯がぬるいわ、替わり湯は変なにおいがするわ(個人差)で、このアトラクションバスが安らぎの場所。常時満員くらいの盛況だった。
サウナ(室温:88~98℃ キャパ:12人)
こちらは高温のドライサウナ。入口前にビート板マットが置かれているが、総数が少ないのか「消毒済」マットが切れている事が多かった。
室内に入ると…おお、湿度は低めだけど良い香り!
6段と高めのタワーサウナなので、温度調整はしやすい。
蒸風呂(室温:60~70℃ キャパ:6人)
![真名井の湯 蒸風呂](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯 蒸風呂.jpg)
こちらは低温のスチームサウナで、備え付けの塩を身体に塗っても良い。
室温も低すぎず、スチーム量も潤沢で毛穴も開く感じがあって良いぞ…!
と思ったら問題発見。
ひたすらに水捌けが悪いのだ。
まず席が大理石の長ベンチになっている。これ自体は悪くないのだが、塩サウナ・
スチームサウナは退室時に自分の座っていた席を水で流すのがマナー。
ソロ椅子や目地のあるタイルなら問題ないのだが、大理石だと水が隣の人にかかるおそれがある。
床も柔らかいクッションマットが敷かれており、こちらも水捌けが悪く常にビッショビショ。湿気なのか汗なのか…
水風呂(水温:17℃ キャパ:6~8人)
水風呂は深さ・広さ共に余裕がありgood!
こいつの懐の大きさを見ると、安心してサウナを楽しめる。
2~3人しか入れない水風呂見ると不安じゃないですか?
こちらは壁に備長炭、底の方で水流ありとツボを抑えたととのい製造スポット。
![新千歳空港温泉_外観](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/12/新千歳空港温泉_外観-320x180.jpg)
露天:泉質は優しいが、湯治を求めてはいけない。
![真名井の湯 露天](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯 露天-e1613004352452-415x360.jpg)
露天は石を基調とした庭園風のコーディネート。
ととのいスポットは
ととのいいす4脚/ノーマルいす4脚/長ベンチが2脚
と休憩には事欠かない。サウナ・水風呂~外気浴まで快適に利用できる。
万葉湯(湯温:41℃ キャパ:4人)
![真名井の湯 万葉湯](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯 万葉湯-522x360.jpg)
どっかで聞いたようなネーミングのお風呂は、ヒノキの浴槽と炭酸泉の組み合わせ。
どちらもよくあるお風呂だが、合わせ技は結構珍しいパターンかもしれない。
露天に配置されているためか、炭酸泉にしては湯温は高め。
やはり人気の高い浴槽で、常にほぼ満員。
僕が総理大臣になったら、高齢者炭酸泉占拠問題の解決に取り組みます!!
岩風呂(湯温43℃ キャパ:10人)
![真名井の湯 露天2](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯 露天2.gif)
露天のメインはこちら。ここに来て天然温泉とあつ湯がついに登場。
岩風呂あるある、風情はあるけどポジショニング難しがち。
こちらはランダムな岩風呂ではなく、
座る場所が整備されているので腰まで浸かって半身浴がしやすい。
泉質は、弱アルカリ性単純温泉。
弱アルカリ性単純温泉とは?
温泉水1kg中の溶存物質が1,000mg未満で、湧出時の泉温が25℃以上のものを「単純温泉」という。そのうち、pH値7.5~8.4のものが「弱アルカリ性単純温泉」となる。
古い角質を取ることで、美肌効果が期待できる。他の泉質に比べて刺激が少なく、優しい泉質。
無味無臭の温泉は湯上りは若干のぬめりを感じる。
ここで一番気になるのが、内湯からの視線。
ジェットバスの座り湯がこちらを向いている為、高確率で中の人と目が合う。
壺風呂 (湯温40℃ キャパ:2人)
![真名井の湯 壺風呂](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯 壺風呂.jpg)
こちらも温泉使用のソロ用浴槽。湯温はぬるめに設定されている。
浴槽が2つしかないので、こっちをあつ湯にしても良かったのでは…
全体として、内湯はお風呂のパワーバランスが取れていないように感じた。
「最初/締めに入る浴槽」に適した場所があまりないのだ。
広い白湯の半分くらいを、熱めの天然温泉にしても良いんじゃないかと思う。
サウナの動線・水風呂のキャパ・ととのいスポットの数はとても良い。
サウナマットの不足については改善してほしいところ。
![湯処葛西 外観](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2019/12/IMG_0290-320x180.jpg)
岩盤浴:実質2部屋、値段相応か。炭酸水飲み放題が嬉しい。
お風呂の後は岩盤浴へ!大浴場から岩盤浴エリアのある2Fへ上がる。
![真名井の湯 2F](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯 2F-640x360.jpg)
2Fロビーにはソファーや椅子が置かれ、利用者以外も休憩ができる。
ただし、岩盤浴利用者専用席もあり、実際それ以外の人は使っていなかった。
![真名井の湯 ハンモック](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯 ハンモック-640x360.jpg)
前述のロッカーと同様に、岩盤浴客へのさまざまな優遇があり
- ドリンクサーバーで、水と炭酸水が飲み放題。
- 読書灯の貸し出し(岩盤浴室内へ本を持ち込める)
- スマホ充電器の貸出
いろいろやってんなあ。
新規・リピートを併せて岩盤浴利用客を増やそうとする努力を感じる。
![真名井の湯 炭酸水](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯 炭酸水-640x360.jpg)
肝心の岩盤浴の構成は
岩塩房、薬石房、薬石房(女性専用)、クールルーム
と、男性の場合実質的な選択肢は2つとなっている。
ボリュームは値段相応かな。
岩塩房(室温:40~43℃ キャパ:14人)
![真名井の湯 岩塩房](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯 岩塩房.jpg)
入った瞬間にわかる、岩盤浴として完成度の高い室内。
その名の通り、岩塩の上に寝るスタイルなのだが、壁も岩塩のタイルを使っているなど統一感がある。
湿度は32%、温度も程よく5分ほどで汗をかいてきた。
岩塩に含まれるミネラルの働きで、身体を芯から温めるほか、老廃物を排出する効果がある。
薬石房(室温:40~43℃ キャパ:13人)
![真名井の湯 薬石岩盤房](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯 薬石岩盤房.jpg)
それぞれの席にあしらわれた、さまざまな薬石の上に寝るスタイル。
セラミックボールなんかもあるのが面白い。
こちらは湿度50%程度と、温度ともに高めの設定。
クールルーム(室温:約15℃ キャパ:11人)
![真名井の湯 クールルーム](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯 クールルーム.jpg)
確かに涼しい部屋ではあるが、少しエアコンの効いた程度の室温。
ロウリュウやサウナライクな高温岩盤浴がないので、身体を冷やしすぎない為にもこれで十分なのかも。
サウナのように段が設けられている為、結構な人数が入れる。
オゾン脱臭装置が設置されているせいか、汗臭さ等は感じなかった。
休憩処
![真名井の湯 休憩処](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯 休憩処-640x360.jpg)
岩盤浴ロビー奥には、リクライニングソファの休憩スペースがある。
こちらも、岩盤浴利用者以外も利用できるが…
2Fの、それも一番奥なので使いにくいだろう。
施設全体の休憩スペースは、ここと食事処の座敷くらいなので
「岩盤浴しないなら長居無用」という感じなのかも。
室内は薄暗く、インテリアはかなり古臭い。人によっては落ち着くのかば。
あと、本のチョイスに癖がありすぎる(笑)
![真名井の湯 本のチョイス](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯 ほんのチョイス-640x360.jpg)
食事処は味も接客もダメダメ。味噌汁漬物ありがとう。
![真名井の湯 ロビー](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯 ロビー-569x360.jpg)
最後は食事処で腹ごしらえ!食事は1Fのロビーを兼用している。
席はテーブル席と座敷で、カウンター席はなし。
券売機で食券を購入し、注文口で券を渡し呼出ベルと引き換え。
メニューは定食・麺類・丼とスタンダードな構成。
期間限定メニュー等もあるが、特に目新しさはない。
価格は定食でも大体1,000円以下と、高くはない印象。
会員割引があり、通常価格より50円値引きされる。
食事利用なら入会しておいて損はないだろう。
今回は季節限定となるが、カキフライ定食を注文。
カキフライ定食って、ご飯に対しておかずが弱すぎると思いませんか?
数個のカキフライだけでご飯を食べることになる。
カキフライ自体がどれだけ戦えるかが問われる、難しいメニューだと思ってます。
そんなことを考えていたら、5分ほどで呼び出し。結構早いな。
受渡口で呼び出しベルを渡すと…
なんと無言で提供。
おじさん殆ど食事処のテレビ見てたしね。
入浴受付の店員さんと接客クオリティに差がありすぎる。
![真名井の湯 カキフライ定食](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯 カキフライ-scaled-525x394.jpg)
まあ大事なのはお料理ですよ!どれ…
うーん、ちょっと盛り付けがショボいなあ…
まあ、もっと重要なのは味ですよね!カキフライを一口…
おっ、揚げたてだ!サクサク感は良いね!
問題はその先、肝心のカキの風味が薄く、クリーミーさを感じることが出来なかった。
一応、メニューには広島県産かき使用との表記があるが、残念ながらそれほど美味しいものではなかった。
食事メニュー掲載!
![真名井の湯 メニュー1](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯-メニュー1-640x360.jpg)
![真名井の湯 メニュー2](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯-メニュー2-640x360.jpg)
![真名井の湯 メニュー3](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/真名井の湯-メニュー3-640x360.jpg)
![真名井の湯 メニュー4](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/02/20210122_172257939-640x360.jpg)
![埼玉 おふろcafe白寿の湯|平日なら食事も「おこ もり」もありだが、この透明な薄め湯はなに?もはやお湯付きのカフェと割り切るしかない!](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/04/1585747106793-320x180.jpg)
口コミ:居心地よいが、温泉に期待はできない。
特に、日替わり湯は毎回楽しみにさせて頂いております。湯加減も良く、体に染み渡るので「あー」と思わず声が出ます。
脱衣所も調度良い広さで、風呂上がりのテレビのバラエティを見て笑う年配の方たちを見ると心まで癒されます。
心身共に癒される温泉が近所にあり、非常に助かっております。
→日替わり湯は変わり種も多いようですが、頻繁に行く方には面白いのかも。
脱衣所のテレビ、筆者訪問時も皆さん相撲中継にくぎ付けでした(笑)
泉質については厳しい意見も。
一体どのタイミングで源泉入れ替えを行っているかわかりません。源泉掛け流しにしてくれたら嬉しいのに、何か源泉をケチっているような感じがしてしまいます。夜になる頃には温泉の鮮度は無いに等しいのでは?なので滅多に行かなくなりました
→源泉の湯温が低いので、かけ流しは難しいと思いますが、単純温泉の泉質も相まって「天然温泉に入っている」という感覚は薄いかも。
過去、死亡事故があった。減圧室って?
google等で「真名井の湯」を検索すると、不穏なサジェストが目に付く。
真名井の湯 事故
スーパー銭湯で事故といえば、レジオネラ菌の被害なんかは稀にあるが
こちらはどんな事故だったのだろうか。
調べてみると、何やら聞きなれない「減圧室」という設備で起こったようだ。
2014年9月28日、利用客2人が死亡する事故が起きた。
2人が倒れていた部屋は、気圧を上げたり下げたりする「パスカル健康房」という名前の減圧室。減圧室では、高度3500mと同程度まで減圧され、約45分後に減圧が解消されるとともにドアが自動的に開く構造。しかし45分を過ぎても出てこなかったことから、不審に思った従業員が室内を確認したところ、2人が倒れていた。その際、ドアは閉まったままの状態で、また減圧状態が解消されていなかった。
裁判では「インストラクターを置かずに利用客を入室させるなど、安全確保を怠っていた」として、施設の支配人らに執行猶予の付いた有罪判決が言い渡された。
この減圧室の利用によって本来期待される効果として、
・体温上昇と活性酸素制御
・エリスロポエチン分泌
・副交感神経を刺激して、リラックス
・末梢血管が柔軟に膨張収縮
などを謳っていたみたい。
体温の上昇により基礎代謝アップが期待でき、末梢血管にまで酸素が行けば、美肌効果もあるとのこと。
ただし、それは適切な時間での利用が前提。
登山で起こりうる高山病と同じように、気圧が低くなると空気中の酸素濃度が薄くなり、頭痛やめまいなどの症状が出ることも。
それほどのリスクを伴う設備に、インストラクターをつけなかった事が問題視された。
現在では「パスカル健康房」は撤去されているが、施設の評判に大きく影響を与えてしまったことは間違いない。
筆者経験では、減圧室があるスーパー銭湯を他に見たことがない。
こういった不慮の事故は怖いけど、一回は体験しておきたかったなあ。
お得情報・クーポンまとめ
- アソビュー (オンラインカード決済専用)
入浴+岩盤浴+レンタルタオル【平日】 1,580→1,130円 【休日】 1,680→1,230円 - JAF会員 入浴&レンタルタオルセット 280円引き
※注文時にJAF会員証を提示。 - ニフティ温泉(ログイン会員限定)
会員カード無料発行orフェイスタオル1本プレゼント!
アソビューのクーポンは土日も驚異の450円引き、上記の他に岩盤浴なしパターンもあるので、利用しない手はない。
クーポン画面を受付の店員さんに提示することで利用できる。
![kashiba 看板](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2021/06/kashiba-看板-320x180.jpg)
まとめ:一通りは楽しめるけど、遠方から訪れる程ではないかな。
お風呂のバリエーションは豊富で、バランス良くまとまっているとは思うが、
今一つ決め手に欠ける感じ。
内湯にも天然温泉のお風呂があっても良いのかもしれない。
サウナは温度・キャパともに高ポイント。
欲を言えば、近隣に無いオートロウリュウなんかがあると一層際立つかも。
館内は一通り揃ってはいるが、お風呂・岩盤浴以外の所が特に弱い。
その中でも、
休憩スペースの少なさ・陳腐さに、食事処のクオリティの低さが目立つ。
岩盤浴推しは客単価を上げる目的もあるだろう。
休憩処の快適さや、食事メニューの見直し等、長居させて館内利用を増やしていければ…
![お風呂レポーター募集](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2019/10/812157-320x180.jpg)
店舗情報・アクセス・料金・営業日・営業時間
- 店舗名
- 天然温泉 真名井の湯 大井店
- レビュー評価
- ★★☆☆☆(2)
- アクセス
- 〒356-0053
埼玉県ふじみ野市大井2丁目19−1
- 電話番号
- 049-267-2641
- 営業時間
- 9:00~0:00
- 定休日
- 年中無休
- 平日大人料金
- 800円
- 休日大人料金
- 900円
- 料金メモ
- 平日600円 休日700円 (22:00~0:00)
- 【お店から】
- 天然温泉でゆったりとリフレッシュできる心安らぐ湯処です。
- 近隣店舗
- この店舗から5Km圏内 (地図で見る)
埼玉スポーツセンター天然温泉 (3.3km)
小江戸はつかり温泉 川越店 (3.9km)埼玉県ふじみ野市の他のお風呂一覧
![](https://yumeguri.club/wp-content/uploads/2020/08/かものはし-150x150.jpg)
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