温泉の新しい活用方法・関わり方を取り上げるコラム「温泉新時代」をはじめてみます。
扱うものがものだけに、そんなに頻繁に更新できないかもしれませんが、がんばってみます。
第一回は、そもそも、このニュースをみて、やるね、新しいなと思い、こういう温泉への取り組みをみなさんに、しってもらえたら、ということで、企画した「新潟十日町松之山温泉・温泉釜茹塩」です。
しょっぱい温泉があるのは、みなさんのご存知通り、化石水と呼ばれる地下に貯蔵される地下水を温泉にしているところは、かなりしょっぱい。それもそのはず、古代の海水が成分だっていうのですから。東京近郊なら、有名なところでは志楽の湯でしょうか。もちろん、黒湯系なら、同様でしょう。ラクーアなんかのそれも、かなりしょっぱい。この黒湯の湯は、湯あたりするから気をつけてなんて注意書きがあるのが印象的。
さて、本題。
温泉をかまゆでして、塩をとりだすとは、あたらしいとは書きましたが、戦中戦後の混乱期に塩不足を補うために生産されたことがあるのだとか。
これを聞きつけて、県外から中心人物らが新潟十日町に移住してくるところから、このストーリーははじまります。いまや地元の人も多数加わり、新たな産業に芽生える可能性があるとか。
塩自体は、大きな釜で火加減に気を配りつつ10時間。ミネラル豊富で、料理をまろやかにさせるのが、特徴だとか。
釜茹の燃料のまきも、廃屋・廃材を集めてきて、用いるというのだから、感心するばかり。
そこで出来た、この商品が「山の塩」。
気になるお値段は、10g888円だとか。うん、たかい!でも、いいよね!
成人塩分摂取目安が5g/日とかいっているから2日で消費してしまうー。
調べてみると温泉を煮込んで塩をつくるのは、山塩とすでに呼ばれていて、会津などでも取り組みがあるみたい。みんながんばってください!
いっちょ頼んでみるか!
「新潟十日町松之山温泉、山の塩」でした!
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