今回紹介するヨコヤマユーランド 緑はヨコヤマユーランド 鶴見の姉妹店だ。
東名高速横浜青葉IC。
この東名を車で走っていると道路からぽつんと見える
ひときわ闇夜に光りたたずむヨコヤマユーランド緑の看板の「緑」の文字。
これが道路を走っているととても気になる。
ただこれでは闇夜に光るというよりも灯るという感じで
少し寂しいのでもうちょっと明るく光っていたらいいのになんて思いながら
青葉インターからは細道をくねくねと進み…
東名を降りて5分程で駐車場にたどり着く。
近くて便利な駐車場はP250台完備。
駐車場は奥につけるとエレベーターがある。
東急田園都市線:青葉台駅・藤が丘駅
JR横浜線:十日市場駅
から約1時間おきに
無料の送迎バスも出ている。
今回利用したナイトコースは600円 安い!
「豊島園の庭の湯の閉鎖」
このニュースを聞いてからというもの
こういった古い温泉施設がなくなっていくのは寂しいものだ
と感じている…。
Contents
今日のお風呂は和風?洋風?
ヨコヤマユーランド 緑
横浜市緑区にあるスーパー銭湯(人工温泉)
横山家は議員などを代々輩出する旧家。
ヨコヤマユーランドはゴルフ練習場やスイミングスクール等も経営している。
平日 | 土日祝 | |
基本料金 | 800円 | 900円 |
ナイト料金 | 600円 | 650円 |
ナイト料金は19時以降〜。比較的早く始まる。
タオルや館内着はつけてくれなくドライヤーはあるが
いわゆるオプション的なブラシはなかったり持参をHPでもおすすめしている。
そういう面では不親切といった印象。
しかしタオルのレンタルの際に支払う保証金250円も
タオルを返却する際に返してもらえるのでそれほど心配しなくても大丈夫だ。
他の施設としては
・サウナ(中に岩盤浴が一つ)
・マッサージ
・エステ
・食事処
・休憩処
といったラインナップ。
お風呂へと進む。
お風呂の名前は八朔の湯だ。
実はこの名前の由来、よく聞く果物の八朔からではなくて横浜市緑区八朔町にある事からきている!
泉質 | ナトリウム 硫黄泉 |
特徴 | 硫酸塩泉と硫黄泉(四万温泉・登別温泉)の成分を併せ持つ“八朔の湯”独特の温泉となっております。 薬効の高い温泉で、血行を促し新陳代謝を高めて胃腸の働きを良くするほか、皮膚の脂肪を溶かし軟化させるので、美肌・鎮痒の作用もあります。またイオウを含有していることから独特の匂いがします。 |
効能 | 疲労回復・肩こり・冷え性・腹痛・神経痛・リウマチ・あせも・しもやけ・ひび・あがぎれ・ うちみ・くじき・荒れ性・痔 |
ヨコヤマユーランド 緑 HP
硫黄泉は日本では比較的多い泉質であの腐った卵のような独特の臭いが特徴だ。
こちらの温泉は和風風呂と洋風風呂があり男女のローテーションがある。
ローテーションは週替わりだ。
和風風呂
ひのきの大浴場でとことんゆっくり
洋風風呂
大きな浴槽の中のジャグジーでゆったり。
今回は洋風風呂!
これ洋風と和風で分けてしまうと好みが分かれそうな気が。
和風の銭湯というのは当たり前だが銭湯のお風呂が洋風…
「うーん」と思う人ももしかしたらいるのでは?
天井が高くて湯気がこもっていないので心地が良い。
息苦しくないし都内では難しいだろうが
「天井、本当はこれくらいは欲しいよなー…」
なんて思いながら天井を見上げた。
THE SPA 西新井 セントラルスポーツもかなり低いが
最近の池袋・タイムズ スパ レスタなんかも低い。
(いずれにしたって天井に手がぶつかるほど低い訳ではないが。)
バブル風呂なのにバブルがない!?と思ったら。
「炭酸水素ナノバブル風呂」
バブルと書いていながらバブルがお風呂の中に見えないのだ。
ナノバブルというのだからとても小さい泡なのだろうが
見栄え的にも泡が見えていた方が良いのではないだろうかと思ったが
これ実は見えない泡が売りだったようだ。
ヨコヤマユーランド 緑 炭酸水素ナノバブル風呂 ヨコヤマユーランド 緑 HP
世界特許を取得しており炭酸や水素をナノバブル(超微細気泡)にして閉じ込める事で皮膚を通り越して身体に取り込む事ができる。
カラダの中から温める×肌をスベスベにする
効果が!
内湯の温度は比較的高め↑。
そして炭酸水素ナノバブル風呂の一段高め方。
こちらは浅くて入りやすいのは良いのだが
何せ温度が40度なため長湯する事ができないのが残念…。
決して高すぎる温度ではないのだがもう少しぬるければ…と思ってしまうのだ。
40度って微妙なラインだ。
暑いお風呂はいいお風呂っていう感じでもちろん良いのだけれど
こういうバブルバスみたいなのはぬるめで入りたいもののような気がする。
じわじわと泡の中に入るから疲れが取れるのではないだろうか。
そりゃ外のお風呂だけど、でも寒すぎる…。
いよいよ露天へ!
露天風呂
本格岩風呂で温泉気分が満喫できます。こちらは、「和風風呂」にある露天風呂になっています。
露天ジャグジー
緑と空をながめながらの入浴は最高です。こちらは、「洋風風呂」にあるジャクジーです。
そして今日の外気温は5度ない↓。
しかし!あったまりたいのに!!
「これでは元々ぬる湯なのか何なのか…分からない位に寒いのだ。」
露天がどんな感じかというとサマーシートと呼ばれるあのプラスチック制の椅子が3、4つほどぽつーんとある感じ。
これなら和風の方が雰囲気がいい。
和風だと何もないながらの良さが感じられなくもないが
そういう訳でもなくこういう風に変に椅子が置いてあるとうーんなんとも…。
全体的に空間の取り方がバラバラで露天の空間がいいとは言えないか。
例えばこの椅子も置くなら置くでもっとたくさん置いたらいいのにと思う。
こういう椅子も実際に座っている人はあまり見かけた事がない。
もう少し工夫が欲しい所!
露天はいい!
がこの風は…少しばかり強すぎる気がする程風量がすごい。
ここまで寒いと経験した事がある方も多いと思うが
サウナの後の外気浴が寒いというかもはや痛い。
外気浴+水風呂=最高のセット
で使うとすごい気持ちいいから好きだが今日は寒すぎる。
「とても水風呂だなんて…」
そう思っていると
とてもいい物を発見!!!
その正体は後ほどのお楽しみとして。
まるで修行!強烈打たせ湯
なんとここまるで修行のような強烈打たせ湯がある。
物凄い強烈などどどどという滝のような水音と共に放水車のような水量で上から打たれるやつ。
すごい!!
横浜市緑区西八朔町。久し振りの再訪問。ヨコヤマユーランド緑『八朔(はっさく)の湯』さんへ。眼下に東名高速。なかなかのシチュエーション。オススメは露天風呂の打たせ湯。肩に腰と患部直撃。疲れも取れて、癒やされます。さて、お次は。ドチラの【隠し湯】へ参りましょうか…!(;A・∀・*)A pic.twitter.com/69Rhm4nE2C
— Daichi “Issy” Ishizuka (@DIshizukad) August 4, 2019
そしてさつさつと頭に浮かぶ浮かんでくるとある温泉の名前…
ちがさ…
ゆかい…
あれ、待てよ。
さっきから気になっていたが
・このお風呂のレイアウトといい
・天井の作り方といい
・そして外観といい
本当にどこかで見た事がある。
ああ!打たせ湯で気がついた。
茅ヶ崎 湯快爽快だ!
そっくりである。
作られた時代も同じだがそれにしても似ている。
気になって調べてみたが特に関わりはないようだ。
しかしここで一つ。
打たせ湯はいい線いっているが湯快爽快の勝ちだろう。
何と言っても湯快爽快方が水量がすごい。
ここもすごいが湯快爽快は肩がはずれそうになるくらいの威力だ。
漂う「常連感」
ミストサウナへ
熱量は凄いがうーんミストが弱いか。
横浜 港北の湯程弱くはないがあれはなんだったのか…
何とも頼りない寂しさである。もう少しあってもいいのではないだろうか。
平日という事もあってここも空いているが来る人全て”常連”という顔立ちである。
なんであろうか…
あの「常連です。」という感じ。
見たら分かってしまう漂う常連感。
都内の温泉は「たまに来てみました」という人ばかり。
やはり都会は寂しい。
田舎や近所に馴染んでいるような銭湯感は薄いのではないだろうか。
しかし何でそんな事が分かるんだろう…自分でも不思議に思う。
そう!この黙々さだ。
これがそういう雰囲気を醸し出しているのかもしれない。
ここは本当に全ての人が黙々と入っている。誰一人無駄を話している人はいない。
この雰囲気、いい。
ガチャガチャしていないというか。
都内の温泉はイベント的に来る人も多いかもしれないがこういう所は日常の一部といった所か。
いろんな温泉が増えていき集客目的等の中で忘れ去られた一部という感じである。
最近はコーヒー牛乳が売っていなかったりする事に何とも言えない寂しさを感じるがその穴を埋めてくれるような所だ。
水風呂の代わりの救世主!
ここはサウナ。
高温サウナの手前に低温サウナという部屋がある。
洋風風呂限定だ。
冷温サウナ
温水入浴 冷温サウナ 高温サウナ 冷温サウナこれのくりかえしのご利用で新陳代謝効果が得られます。
こちらは「洋風風呂」にある設備です。
うーん低温。45度くらいのサウナだろうか…?と覗いてみると
「冷えてるー。」
これは低温じゃなくてもはや冷気。でも、いい。
そしてそう、これが
水風呂の代わりになる!
と見つけた物だ。
冬の外気温があまりに寒く
外気浴+水風呂=最高のセット
が難しい時にこれは丁度よくていい。
水の中に直接入るよりも程よく体を冷やしてくれる優れ物だ。
サウナってまあ高温サウナでもそもそもあのままの温度のお湯には入れない訳だし。
こんな物があるとは…もっと普及しないのだろうか。
☆いきなり体が冷えてびっくりすることもないし湯ざましには最適だ。
体にも優しいのではないだろうか。
サウナでなくてお風呂でちょっと温まり過ぎたかと思う時ここで調整するのはあり、というより気持ちいい。
天然温泉 平和島や熊谷天然温泉 花湯スパリゾートにも似たような物があったが
このお風呂の値段でこれがあるとは脱帽だ!
サウナの中で生き生きとしているTV
ドライサウナ。
横に長いサウナだ。高さはそんなにない。
※高さがそんなにないため段差よりどこに座るかでずいぶんと熱量がちがう。
※間接室がないから、人の出入りで熱がかなり変わる。
もちろんTVは全開だ。
サウナの中でTVは生き生きとしている…。
今日は
〜♪「医療最前線で、脳性麻痺について戦う家族と医学」
が流れている。
番組の内容は素晴らしいのだがお風呂に入っている事自体何だか申し訳なくなってしまう。
水風呂は16度。
水風呂初心者の域を出ない者にとってはこの温度が限界もしくは丁度いい。
水風呂も慣れだなーと変に感心していた。水風呂の域を鍛えたいものである。
総じて基本銭湯だと思うが
スタッフが結構出入りをして
洗い場をこまめに整頓しているのが好感。
ただしサウナのマットは交換しないみたいだ。なので結構ぐしょぐしょ状態なのである。
これは、ちょっとない。
どうせすぐにぐしょぐしょになってしまう物だろう。が、しかし清潔に入りたいものだ。
湯けむりの庄 宮前平なんかはサウナのマットをこまめに交換していた。
・八朔の湯は清掃にとても気を使っています。
・水質検査を2時間に1回。風呂、浴室内、ロビーはこまめに巡回清掃して、お客様に快適にご利用頂ける様勤めております。
ヨコヤマユーランド 緑 HP
HPにも記載が。
サウナのマット等にはあまり手をかけていないのだろうか…。
名物閉店の影響は…!
ここの食事処は回転寿司が名物らしい!
今回は夜遅かったためやっていなかった。次回があればのお楽しみだな。
と思っていたのだが!!!
どうやらその「海鮮マグロ」お寿司だけ食べに来てもいい!と評判だったのに
2月15日(土)に閉店してしまったようなのだ!
現在食事処はこの軽食コーナーのみとなっているよう。
海鮮マグロも既にHPに載っていない。
ここのお風呂もお食事処と行き来できないのだろうか。と気になっていたが
お食事後などで再入浴ご希望のお客様は、最初の入浴後にフロントにお申し付け下さい。
ヨコヤマユーランド 緑 HP
とHPに記載が!!
受付に言えば再入浴ができるようだ。
その他受付の横には産地直送の野菜販売がある。
ちなみに横浜JAの物。
家族連れへの配慮溢れる休憩スペース
休み処は男湯と女湯の出口(入り口)を出た所にある。
館内もそう広くはなく入り組んだ作りにもなっていないためこれだとはぐれる事もないだろう。
UFOキャッチャー等のゲームやもちろんTVや自動販売機なんかもある。
・早く出てきてしまった子供が遊んでいたり
・大人も待ち時間を潰していたり
という風景が見られた。
しかし劇的に混み合うという事も比較的なく
むしろ畳の休み処よりもソファーでくつろぐ事ができて落ち着いて休める。
ただ言うならばこれ以外何があるという訳でもないのがデメリットだろうか。
施設や見た目なんかもきちんとしているし心地よい温泉ではある。
https://twitter.com/miuragogo/status/940980616467582976
口コミ
やはり感想としては“普通のスーパー銭湯”。
いつもは出ている一番大きな湯船の泡も止まっていて、ちょっと損した感じ。
お風呂の温度は内湯で約38度℃、外湯で約41℃だったので少し温いと思った。
備え付けのシャンプー類は高い頻度で補充してくれるのはうれしい。
駐車場は広くて、いつ行っても空いているので便利。
店員のサービスは良いと思うので、平日など混んでない日に行くには、いいと思います。
多少気になる点はあっても便利さが勝る。
といった所でしょうか。
ドライブ帰りに寄る事がある。
19時以降は料金が安くなる。
駐車場もそれなりに台数が入る
が日中なら藤が丘、青葉台から
などマイクロバスを運行している。
お風呂後の休憩所の充実が課題かも。
課題を出してくれています。
やはりアクセスなんかは便利なんですがもう一歩欲しい!という感じです。
まとめ
ロビーにはゲームやTVそして近くにコンビニもあり
休日に家族連れで来てもとても便利。
いわゆる銭湯。
うん、銭湯だな。
だがごく普通にある銭湯。
飛び抜けた点は特にないため
1日いて楽しめる施設ではないがマイペースにお風呂に浸かりたい時にはおすすめ。
銭湯としては申し分ないのだが全体的にもう少し工夫が欲しい。
名物も無くなってしまったのが非常に残念だ…。
ここまで年季が入っているといつなくなってしまうか心配してしまうが
しかし地元の根強いリピーターも沢山いるだろう。
いつまでもあの東名から見える「緑」の文字が光り輝いていますように。
なくならないで欲しい。
そう思ってしまう
いわゆる地元の銭湯であった。
店舗情報・アクセス・料金・営業日・営業時間
- 店舗名
- ヨコヤマユーランド 緑
- レビュー評価
- ★★☆☆☆(2)
- アクセス
- 〒2260024
神奈川県横浜市緑区西八朔町1201-1
- 電話番号
- 0459291126
- 営業時間
- 朝10時〜深夜1時
- 定休日
- 年中無休
- 平日大人料金
- 800円
- 休日大人料金
- 900円
- 料金メモ
- ナイト料金 19:00以降の入浴料は大人平日:600円、土日祝:650円
- 【お店から】
- のれんをくぐれば、そこは別世界。
お一人で、家族揃ってのんびりと…人それぞれの楽しい時間。
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