今回は群馬県嬬恋高原にある
つつじの湯
に訪問しました。
まず、この温泉
群馬の人里離れた山の奥地にある。
群馬県嬬恋村を紹介!
嬬恋村は群馬県の北西部に位置している
1,000mの高原地帯。
周りには2,000m級の山々が連なっている。
自然に溢れていて景色も綺麗なため人気の観光地域。
観光スポットは
レジャーから温泉まで幅が広い。
温泉に関しては
嬬恋村観光協会のHPでも
豊富な源泉、多様な泉質がある地域と
キャッチコピーになっている。
有名な温泉として万座温泉、鹿沢温泉等がある。
高原地帯あるあるで
夏でも涼しいため避暑地としても人気。
こういう地域だと暑い季節でもひんやりとしているから
温泉でぽかぽかと温まりたくなる物である…。
夏に温泉に入った後はむしむしして嫌な感じがする事があるが
避暑地でお風呂上りに
自然の中で爽快な風に吹かれると
なんて幸せ!な気分にも浸る事ができる。
そしてここキャベツを育てるのに最高の地で
(地質が火山灰土の腐食土壌が多いため)
その証拠に嬬恋キャベツが特産品になっている。
生産量なんと日本一だ!
https://www.vill.tsumagoi.gunma.jp/kankou/product/index.html
ちなみに後で記事にも登場するが
ここつつじの湯では
館内で特産品の嬬恋キャベツが買えちゃう!
※嬬恋村のキャベツ畑と浅間山
夏秋キャベツの生産量日本一を誇る嬬恋高原キャベツ。雄大な浅間山をバックに一面見渡す限りの広大なキャベツ畑の風景は、嬬恋村の代名詞ともいえ、訪れる人々全てに強いイメージを残す。まさに必見。
日本ロマンチック街道 HP
さすが山奥といった感じで
今回はここまで来る道が
結構寸断されていて
唯一の鉄道の吾妻線がなんとなんと土砂崩落!
おかげで現地に行くのにも一苦労であった…。
とほほ。
さすが山の奥地!とわかる様な風貌…?
被災された方々には心からお見舞い申し上げます。
状況はこちらの村役場HPで
https://www.vill.tsumagoi.gunma.jp/kurashi/bousai/2019-1012-1713-1.html
Contents
自然のまんま 温泉も館内もとっても自然体な温泉
前回訪れた時と特に何も変わらない。
玄関に花が増えていたくらいだろうか…。
後は特に何も変わらない感じだ。
そんなに営業間ただよう温泉でもないからか。
よく田舎の方にある、装飾等にはそれほど凝っていない温泉だ。
時には修理が行き届いていなかったりするような…
だけどそんな感じがまた落ち着くのだ。
これはこういう雰囲気だからよく見えるのかもしれない。
都会の温泉でそんな感じだったら
ただ修理等に手の凝っていない温泉だが
なぜかこういう所ではそういう感じがまたいいと思ってしまう物だ。
自然という手の込められていない雰囲気があるからだろうか。
あのまるで自然の中のお湯にぽんっと入っている様なタイプの温泉。
温泉はごくシンプルなラインナップ!
入浴料
大人600円(岩盤浴込み)
岩盤浴込みでこのお値段な所が嬉しい!
営業時間
10時~22時(最終受付21時)
アクセス
・JR万座鹿沢口駅から
鹿沢温泉行きバスで30分、バス停中央田代下車、徒歩8分
またはタクシーで20分
・車
上信越自動車道 東部湯の丸ICより 約30分
上信越自動車道 碓氷軽井沢ICより 約60分
関越自動車道 渋川伊香保ICより 約100分
駐車場は無料で100台完備
ほとんどの人が車で来るからか
シーズン時は特に混み合うようだ。
館内情報
・お風呂(内風呂、露天、冷風呂も温泉)
・サウナ
・岩盤浴(せせらぎの湯)
・アロマトリートメント
・休憩所(りんどうの間、すずらんの間)
・食事処(つつじ苑)
館内も特別な感じは特になく
ごくシンプルといったラインナップである。
ここも田舎の良さ!貸切風呂状態
館内はというと全く空いていた。
何より空いているのが1番いいか。
薄緑色に濁った湯をたたえる総檜造りの大浴場、森に面した自然の中にある天然岩風呂は、すべて源泉かけ流し。
何回行っても
広いほうの浴室には入れない…。
ここのお風呂なんと男女でローテーションがあるのだ。
浴場は2箇所あり男湯と女湯が毎週入れ替わる。
ここのお湯は多少ぬるっとして心地が良い。
ここでお風呂についてちょこっと紹介。
泉質 | ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩温泉 |
効能 | 神経痛・慢性皮膚病・冷え性・関節痛・疲労回復 |
神経痛、筋肉痛、慢性婦人病などに効能があるとされるナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉。湯は薄緑色の濁りが特徴で、肌を滑らかにする炭酸水素塩泉、保湿効果と保温効果がある塩化物泉の性質を持った温泉は肌や冷えなどへの効果も期待できる。
嬬恋村へ来たならば…車を走らせて「つつじの湯」へ行く。この温泉には岩盤浴もあり地元や別荘の方達にとても愛されている。
少し濁った色の温泉が体をじんわりと温めてくれる。丁度人がすっといなくなり、露天風呂を木々の緑に包まれて1人占め。
素晴らしきかな嬬恋村…。 pic.twitter.com/IOe6k9i3Mz— 軽井沢の空 (@sora_1956) September 1, 2019
ここで気になったのが
刺青をする人がたまに入ってくるので注意が必要だ。
温泉に行けばどこでもよく見るのが当たり前になったのが
「刺青お断り」
の看板だがこの時代刺青の人が入ってくる温泉もまあなんと珍しい。
田舎だからなのか。
これぞ露天である!
室内で温まってから露天へと向かう。
今日は狭いほうの露天だ。
しかしうるさいテレビもなく人もいないのでここはひたれる。
やはりテレビがないのは大事。
もしこんな自然感漂う温泉に
テレビがあったら浮いて浮いてしょうがないだろう。
調布の湯森の里と同じようなくたびれ感だから許せるのは
値段以上に作られた感が全くないからか。
そして以外と嬉しいのがシャワーだ。
都心の風呂によく行くから
つつじの湯のシャワーが時限式でいない物が非常に嬉しい。
あれ、以外と焦る。もしくは出ない…。
時限式に慣れているとそのまま洗い場を離れてしまうという
困った事もあるがこれは嬉しい。
田舎らしい進んでいない分良いというか笑
時限式のシャワーは使いすぎないようにという事だと思うが
やはり温泉に入っている間までも時間は気にしたくはない物だ。
それとさすがというか
小学生が通学時に熊よけ携帯しながら歩いていると聞く。
そう聞くとこの露天に入るのもある種の緊張感。
自然に浸っているという感があっていい。
これは装飾ではだせない所。
やはり作り物の装飾では出せない自然という物がある。
余計な物が少ない分リーズナブルな値段で提供できるのだろうし。
そしてまあ
全体的なくたびれ感がまた良いのである。
都会ではなかなか味わえない!くつろぎやすいサウナ
サウナは高温サウナ。
(マナー違反ではあるが)
寝転っても腕立てしても全く誰も入ってこないので
この開放感は都会では味わえないだろう。
温泉でくつろぎたいと言っても
やはりどこにもお客さんがいるのはしょうがない所…。
田舎の温泉でしか味わう事のできない手の込んでいないくつろぎ
というのもたまにはありかもしれない。
水風呂は20度位か、素人にも優しい。
玄人の人には物足りないが
今まで入れなかったのに初めて肩までつかれた。
嬬恋高原温泉つつじの湯
ここは!冷泉が!最高!
受付の人に聞いたら源泉をそのまま入れてるんじゃなかったかしらって言ってたけど源泉38.5度だぞ絶対そんなことないぞ雑に20度くらいだぞ極寒だぞ
温泉の後に入るもよしサウナの後に入るもよしなんなら無料で使える岩盤浴の後に入ってもいいぞ最高だぞ pic.twitter.com/UEz1S454xc— ユーノオンセン■yu-no/OnnSSenn (@syousya) July 21, 2019
サウナではなく、お風呂の湯冷しが目的ならこういうぬるめのもありなのでは…?
岩盤浴セットなので入るも入らないもご自由にどうぞ。
次は岩盤浴。
ここはフルセットで600円と言うリーズナブル。
岩盤浴がセットでこのお値段というのは
都会では難しいのではないだろうか…?
岩盤浴行くにも肌着は自由にきれてサービスが満載だ。
温泉の熱を使って玉石を温めている。
ずばり、ここは、整えることができる温泉です。
サウナ→水風呂→岩盤浴のコースがおススメ。
岩盤浴は込みの料金だし、比較的ぬるいので、サウナであたたまりが足りなくてもここで、時間をかければ、「来ます」
人生初めて整った場所もここ。感慨深いが、整うっていうのは不思議な感じだ。
しかし、岩盤浴が男女別で風呂上がりにすぐ岩盤浴のレイアウト。もちろん、岩盤浴のあと、そのあと風呂に戻れるのがサイコーだ。
岩盤浴が分かれていると何かとややこしい。が
やはり岩盤浴を別料金でとっている所からすれば
そのまま無賃で入られては困る…から当たり前か。
ここは料金込みなので
気軽に自由に選べる所が良い。
「◯◯ちゃんうどん」が人気…!
ところで食堂でご飯を食べる予定だったのだが
食材がないのか早めに閉まっていた。
一応営業時間は
11:30〜20:00
この「お食事処 つつじ苑」は以外と好評のようだ。
お店のジャンルとしては
定食、蕎麦、うどん
こちらのいわゆる名物、人気メニューはというと…
人の名前が入っており
その名はしんちゃんうどん!
気になる名前の由来はというと…
嬬恋高原温泉つつじの湯で一番人気のあるオリジナルメニュー「しんちゃんうどん」です。過去に「しんちゃん」という方が発案したメニュー。現在ではレシピが引き継がれて定番人気メニューとして愛されています。値段は720円。
しんちゃんうどんは、オリジナル肉汁うどんです。肉汁の中には、生姜、肉、ごま、ネギ、揚げ玉が入っています。生姜の香りが印象的な味わいです。
ルネス軽井沢 HP
https://www.runesu.com/plan_type/tsumagoikougenonsen_tsutsujinoyu/
だそう。
しんちゃんうどんって何だ?と思ったが
そんな秘話があったとは…。
何とも温かなエピソードだ。
他にも
・ざるそば
・自家製カツカレー
・カツライス定食
等の定番メニューがあって
こちらもいたってシンプルだ。
※ビール等のアルコールもある。
食堂の口コミも調べてみた。
しんちゃんうどんをいただきましたが、うどんはやわらかめ
つけ汁には肉もいっぱい入っていて美味しかったです
安くてたくさん盛ってくれる
優しい定食屋のようなイメージだろうか。
頼み方もこんな感じで食券式。
ここでも田舎の良さが出ている感じがする。
温泉なのに八百屋さん
何より地元の野菜の直販があるのはいい。
ある意味これが目的だと言っても過言ではない。
今日は台風19号の被災地を後と言うこともあってキャベツが全くなかった。
残念だけど次の機会…。
営業感が全くないのが客としては嬉しい限りだが
次まであるのかというのが不安でもある笑
春秋ともに「嬬恋高原キャベツ」を特産品とする、群馬県と長野県境部のリゾート地、嬬恋村。キャベツを甘く育てる標高1,000m前後の高冷地に、「嬬恋高原温泉」と名付けたお湯に入れる日帰り温泉施設「つつじの湯」がある。
周囲は一面のキャベツ畑が広がり、施設の売店では地元の名産品が買える。
口コミ
種類が豊富で楽しめる
水風呂がとても気持ちよかった
閉店1時間前にはお湯がぬるくなったのでマイナス
水風呂、好評です!
確かに
岩盤浴、サウナ、水風呂、露天風呂
これだけ付いていて600円とはやはり驚き!
ごちゃごちゃしている温泉だと
やはり休み処でもこれほど休めませんもんね…。
ここは水風呂といい温度に気を使っているのでしょうか。
お年寄りの方も多いと思うので素敵な心遣いです。
温泉っていろんな人が入るし
滅多に自分にとって適温だと感じられる事って少ないので
そう思えるお風呂は何気に嬉しいかもしれないです。
まとめ
田舎の温泉と言う感じだが
街道沿いのただ温泉に行くより絶対オススメだ。
手の込んでいないようで
手の込んでいない良さがある。
だけどただの手の込んでいないだと
その良さとはまた別物になってしまう危険性もある訳で…。
ここはそんな
自然の良さ=手の込んでいない良さ、本当の自然がある良さ、くつろげる良さ…
を上手く生かした温泉だ。
これは田舎であって山奥でしか出しにくい。
温泉は疲れを癒しに行く所であるから
こういう表現はどうかとも思うが…
もし都会の温泉に疲れる事があったなら
たまにこういう温泉に来る価値はあるのではないだろうか。
「また来よう。」
そんな気持ちにさせてくれる温泉だ。
店舗情報・アクセス・料金・営業日・営業時間
- 店舗名
- 嬬恋高原温泉 つつじの湯
- レビュー評価
- ★★★☆☆(3)
- アクセス
- 〒377-1500
群馬県吾妻郡嬬恋村田代930
- 電話番号
- 0279-98-0930
- 営業時間
- 10時から22時まで
- 定休日
- 水曜日(祝日の場合営業)7月中旬より8月末まで無休
- 平日大人料金
- 600円 岩盤浴
- 休日大人料金
- 岩盤浴
- 料金メモ
- 【お店から】
- 泉質…ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩温泉
効能…神経痛・慢性皮膚病・冷え性・関節痛・疲労回復
- 訪問履歴
-
1回目 2017/07/28
【現地レポ】嬬恋・つつじの湯|ひなびた感じがたまらない。直売野菜がやすい。600円で岩盤付き。食事もおすすめ。
2回目 2020/02/05
【現地レポ】群馬 嬬恋温泉 つつじの湯|嬬恋いくならここできまり!岩盤込み600円!田舎の良さ。リーズナブル。いたってシンプルだがくつろげる。その静けさにまた来たくなる温泉の一つ。
- 近隣店舗
- この店舗から5Km圏内 (地図で見る)
新鹿沢温泉旅館 鹿鳴館 晩霞亭 (2.2km)群馬県吾妻郡嬬恋村の他のお風呂一覧
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