北海道の空の玄関口である新千歳空港国内線ターミナルビルの4階にある「新千歳空港温泉」
空港に早めに到着して温泉で過ごせば乗り遅れもなし!
早い便の前泊や、最終便で到着した時に利用するのにも最適。
1,500円の深夜料金追加で翌朝まで滞在出来て朝食込みなのは嬉しいシステム。
今回は朝10時に空港に到着!ホテルのチェックインまで時間があるけど、
あちこち移動せずゆったり温泉で過ごしたくて立ち寄った時のレポートです。
まずはお急ぎの方へ「新千歳空港温泉」をざっとご紹介。
営業時間 | 午前10時から翌朝午前9時 |
料金 | まる得セット入館料 1,500円 【追加】深夜割増料金 1,500円 (深夜1時以降にご滞在のお客様) 朝風呂入浴 800円 (5時~8時 浴衣セット別途400円) |
無料備品 | シャンプー・リンス・ボディーソープ・洗顔料・化粧水・ヘアスプレー・くし・綿棒・カミソリ・ドライヤー・あかすりタオル・ヘアキャップ・フェイスタオルなど |
駐車場 | 空港駐車場 1時間150円 24時間 1,200円 3時間まで無料 |
電話 | 0123-46-4126 |
国内初の空港内温泉、大浴場は狭小ながらも無料休憩所やリラックスルーム(200席以上)お食事処やウエルネスなど充実の館内施設で、一日中過ごせます。入館料に館内着・バスタオル・フェイスタオルの貸出が含まれているので、手ぶらでOK。
Contents
新千歳空港温泉とは?
温泉が空港内にあるのは珍しいんです!
空港施設内に温浴施設があるのは国内で2か所だけ!
空港に近い温泉は成田、羽田(開業延期中)をはじめ青森の三沢などいくつかありますが…
ここ「新千歳空港温泉」は2011年7月にオープンした国内空港初の温泉施設。
全国各地の「万葉の湯」を展開する「万葉倶楽部」がプロデュースしてOPEN。
現在の運営は北海道のホテルや空港ラウンジを運営している「碧雲堂ホテル&リゾート」です。
空港のターミナルビル内の温浴施設は国内では2か所しかない。
あと1か所は、中部国際空港セントレアの展望風呂「風(フー)の湯
ここは、温泉ではなくスーパー銭湯です。
部分浴の足湯だけなら九州に3か所あるので簡単にご紹介。
●鹿児島空港 「天然温泉足湯 おやっとさぁ」
●大分空港 「足湯」
●北九州空港 「展望足湯」
※羽田のANAラウンジにある足湯は、ラウンジ利用資格がないと入れないので除外
高速道路のSAや道の駅などの温浴施設は、もう珍しくない位あるけど、
空港内にあるのは珍しいんですよねぇ。
羽田の「泉天空の湯」は空港直結だし、「三沢空港温泉」も空港から徒歩5分だから
利用する側としては「ほぼ空港内?」って感じですが…
空港ビル内の歩き方!スーパーラウンジで割引券GETだぜ。
新千歳空港に降り立ち到着ロビーは1階なので、ビル内に点在する案内図を見ながら4階へ…。
ターミナルビルはとにかく広いので、うっかり間違うとゴロゴロと重い荷物を引きながら移動することになる。
ビルの真ん中のエスカレーターを利用するのがベスト。
クレジットカードに付帯している空港ラウンジサービスを利用すると割引券がもらえます。(該当のクレジットカードが無いときはラウンジ利用料金1,100円かかります)
早速、新千歳空港の「スーパーラウンジ」の受付で割引券をGET!
当日を含めて3日と有効期限が短いのですぐに使いましょう。
スーパーラウンジでもらえる割引券の方が割引率が高いのですが、
無料で作れる「タイムズクラブ」の会員カード提示での割引もあります。
※カードは郵送ですが、アプリのデジタル会員証は登録後その場で使えます。
エスカレーターで4階まであがって、天井の案内版に従ってすすむ。
「PRONT(プロントの)」の脇のスロープを上ると右側にエントランスがドーンと見えてきました。
温泉の向かい側には映画館が…「鬼滅の刃」が上映されています。
4階はオアシスパークという名前だけあって、ゲームセンターもあり時間があれば1日中楽しめそう。
エントランス右手には小洒落た通路が…
「映え」を求める方はこちらも立ち寄りたいところ。
入口付近には看板がいくつか掲示してあり
岩盤浴が中止とか大事な情報があるのでしっかり確認してから中へ…。
エントランス、受付、クローク
吹き抜けのエントランス、ムーディーな店内(暗い…)
玄関は、風防室のある二重扉を抜けてすぐのところで靴を脱ぎ靴袋に入れるシステム。
バリアフリーのため玄関先に段差は、ほぼないので段差に腰掛けることは出来ないが、
ベンチが設置してあるので、そこに腰掛けて靴を脱ぐ。
靴袋はA4サイズよりもやや大きめでマチの無いタイプ。
女性のスニーカーは余裕で入るが、ブーツは片足ずつ入れるようになると思う。
ただでさえ大荷物なので、靴をもって受付まで行くのはちょっとつらい。
風防室にブーツ用の靴ロッカーが設置してあったら必要に応じて選べるのに。
靴袋が荷物にドッキングできるようなカラビナとか手荷物固定ベルトがあると便利だな…
→その後、札幌のダイソーで買いました。
エントランスは吹き抜けで天井が高く広々としている。
10時オープンのためか、スタッフ以外の人が見当たらない。
土足厳禁の床をそのままスーツケースを引いていいのか迷って、
床からすこし持ち上げた状態で受付に向かうと…
「キャスターをご利用いただいて構いません」とのお声がけが…
嬉しいけど、なんだか複雑。
お風呂上りに食事をするときはここを横切るんだよなぁ。
足が汚れそう…ま、靴下はけばいっか。
外国の方はこういうの気にしないのよねきっと…もともと土足だしね。
受付は横一列の広いカウンターで、
右側から入場受付、清算優先受付、クロークとなっている。
初めてですと告げると丁寧に説明してくれた。
入場料は先払いで1,500円、ラウンジでもらった割引券を使用して1,200円支払う。
再入場できませんがよろしいでしょうか?と念を押され…
短時間利用の方も多いのか、「館内着はご利用ですか?」と聞かれる。
「はい」と答えると「浴衣かズボンか」を聞かれて「ズボン」と答えると、
作務衣の入ったタオル入りのメッシュバックとロッカーキーの精算用リストバンドを渡される。
浴衣は数種類あり受付右手に実物の掲示があり女性は好きなデザインを選べる。
外国の方は浴衣を着ていたが、はだけるのが気になるので私は作務衣一択!
ポケットがついててスマホも入れられるし…と思ったら、
なんとこちらの作務衣はポケットの入口が縫い付けられている!
物が入れられません(泣)忘れ物が多いんでしょうかね…となんとなく察し。
大きな荷物を預けたいので、受付前のベンチでお風呂セットを取り出す。
靴はロッカーにお持ちくださいとあるが、スーツケースの空いたスペースに格納し
一緒に預かってもらう。
長いコート類や、もこもこのダウンはロッカーが狭くなるので預けた方が楽。
→コート類は預からないとの口コミあり、預けたいときはバックに入れればOK。
混雑していると受付前はごちゃごちゃしそう…
なので、さっと取り出せるようにパッキングに工夫が必要かも。
クロークで引き換えの番号札をもらい、メッシュバックに放り込んだが、
ただの丸い札なので紛失注意!子供に持たせると絶対に無くすやつだコレ。
まずは、お風呂へ…
しかし、受付でお風呂の位置を説明してもらったのに聞き漏らし、
進む方向を見失い若干挙動不審になる。
全体的に薄暗く床がダークブラウンため、
高級旅館のような雰囲気は十分すぎるほど醸し出されていますが、
いかんせん先が良く見えない。
床に風呂の矢印とかあってもいいのに…
なんならプロジェクターとかで表示したらオシャレじゃね?
右?左?どっちだ…
正解は…クロークの先、右です。
右に曲がって階段を上がったところがお風呂の入り口でした。
なお、左に曲がると充電スペースやエレベーターがある。
その後あちこち探検して、配置を把握。
お風呂は中4階のためエレベーターでは行けないことが判明。
無料ドリンクと貴重品ボックス
湯処の入口前に無料ドリンクと貴重品ボックスがある。
ドリンクコーナーは水、緑茶、ほうじ茶、コーヒーでホットとアイスが選べる。
砂糖やミルクも設置してあり無料で飲めるのはありがたい!
お風呂上りに冷たいお茶をいただいたが、冷たくておいしかった。
5階のリラックスルームに飲食物の持ち込みは不可なので、
立ち飲みか休憩所の入口のベンチでさっといただく感じになります。
ゆっくりしたいときは4階のお食事&無料休憩室にも
同じ機械が設置されているのでそちらを利用するのがスムーズです。
受付横のお土産コーナーにカップラーメンが販売されていたが
ドリンクコーナーのお湯で作るのは禁止とのお知らせが貼ってある。
なお、熱湯はお食事処でもらえるとのこと。
貴重品ボックスは、リストバンドのバーコードをかざして、
暗証番号を設定して預けるシステム。
暗証番号だけだと盗み見が心配だけど、これは安心かも。
脱衣所をぐるりと探検!
アメニティの自動販売機があり、本当に手ぶらでOK!
さてさて、階段を上った中4階ののれんをくぐり脱衣所へ!
入り口にはお得な情報のご案内や温泉分析書が掲示されています。
なになに…12月31日までソフトクリーム200円ですと…
ふむふむ、お得な情報が掲示されているので入口付近は必見ですね。
脱衣所は、入口付近に替えのフェイスタイルがうず高く積まれていて
使い放題になっています。何度も入りたいのでこれは嬉しい!
その横にはアメニティの自動販売機が…もちろんリストバンドで購入できます!
ラインナップは…
●カミソリ(T字とフェイス用)→T字は浴室入口にも設置あり
●コンタクト液(ソフト用)
●ヘアゴム
●綿棒と化粧水セット→洗面台にも設置あり
●ショーツ(スタンダード・デザインショーツの2種類)
●フットカバー
●パンスト(ベージュ)
●ソックス
●生理用品(昼用・夜用の2種類)
浴室入口には、あかすりタオル、T字カミソリ、シャンプーブラシが、
洗面台には歯ブラシ、ヘアブラシ、綿棒、ハンド&フェイスソープ、
化粧水、乳液、熱保護ヘアスプレーがありますので本当に手ぶらOKです。
ロッカーはリストバンドで指定されています。
よくあるサイズの縦長のロッカーで、
内部は2段に分かれていてハンガーが2本かかっています。
その他は、バックをかけるフックがあり、扉には眼鏡や携帯を置く棚があります。
ロッカーの通路幅はあまり広くないので、
物置代わりに使えるベンチなどは設置されておらず、
丸い籐の軽くて持ち運びは簡単な椅子が点々とおいてある。
ここで、濡れたタオルをどこに置くか問題が発生するが、
替えのフェイスタオル置き場の下が回収ボックスになっていて、
気兼ねなくポンと入れてまた新しいものを使えばいいので、
スーパー銭湯でよく見るタオルを入れるためのビニールは設置されてなくても、
ロッカー内をびしょびしょのタオルで濡らしてしまう心配は無用!
脱衣所にはベビーベットがあり、おむつを捨てるビニール袋とゴミ箱があります。
おむつの取れないお子様の大浴場の利用不可となっていますが、
トイレにベビーベットの設置がないので、おむつ替えは脱衣所一択です。
パンツタイプならトイレでも交換できそうですが、ここなら下駄をはかなくてもいいのでお勧めです。
ひととおり脱衣所の探検が終了したので、そろそろ入湯しま~す!
湯処は温泉旅館の大浴場程度の規模
充実のアメニティ、洗い場のトイレタリーは4種から選べる
脱衣所から浴室へは風除室を通っていくのだが、
ここに洗面台と水飲み場(常温)、歯ブラシ、あかすりタオル、T字カミソリ、シャンプーブラシがある。
浴室の扉を開けるとパッと内湯とガラス越しに露天風呂が飛び込んできた。
外気温が低いので露天はもくもくと湯気が立っている。
その奥には竹垣越しに見える空。温泉気分が一気に高まる!
まずは、浴室の扉のそばにかけ湯があるので、かけ湯して洗い場へ。
入浴しているのは私ともう一人。がらんとしている。
洗い場は、ブース形式になっていて、20ブース以上ある。
掃除の際にきっちり水分をふき取っているからなのか、
ブース内には水滴が一切ない。カランも鏡もピッカピカ。
掃除が行き届いてないと、水垢で自分が見えないくらいの鏡に遭遇するが、
ここは本当に綺麗で感動!
各ブースにはハンド&フェイスソープ、シャンプー、リンス、ボディーソープがあり、
「ハスカップの香り」「無添加」「クラシエ」「DHC」の4種類がセットされていた。
ゴミ箱もブース内にあり、持ち込みのソープ類の個包装の袋もその場で捨てられて便利。
かゆいところに手が届く細やかさが嬉しい!女心をよくお分かりです。
無添加は無香料無着色となっていて、体にはよさそうだけど、
せっかくだからお風呂上がりの香りも楽しみたい。
香りでいえば「DHC」のものが一番好き。
でも、今回は北海道らしいものをチョイスして、
北海道特産「アイヌ人が不老長寿の実として珍重したハスカップ」に決定!
洗い終わったあかすりタオルを洗い場入口に返却かごに入れて、
まずは内湯から…
内湯は天然温泉とジェットバス、温泉は加温循環
琥珀色のお湯は、源泉から毎日運んできているとのことで、
かけ流しではありませんが、浴槽の脇に流れ込んだお湯が循環され
浴槽の吐水口からさらさらと流れる水の音が心地良いです。
弱アルカリ性の塩化物泉はさらっとした肌触りです。
天然温泉の隣にはジェットバスが…
こちらはお湯に色がないので温泉ではなさそうです。
わりとソフトな噴流で、泡を楽しむといった感じでしょうか。
どちらの湯温も40℃で、のんびり浸かれます。
内湯の壁には温泉の効能が掲示されていました。
新千歳空港温泉の効能
新千歳空港温泉は、塩分を含むナトリウム塩化物泉です。
入浴後の、体に残った塩分が汗の蒸散を防ぐため保温効果が高く、
保湿性に優れ、一般に「熱の湯」とも呼ばれています。
入浴により血液の循環を促進、切り傷・火傷・慢性皮膚病等
虚弱児童、慢性婦人病等に有効です。
pH値は8と弱アルカリ性。いわゆる美人の湯と言われる由縁です。
なめらかでツルツルした素肌を感じてください。
なるほど、弱アルカリ性の塩化物泉ですか。
あったまって肌がつるつるになる、女性が好きなタイプの泉質ですね!
知覚的試験の結果は、黒褐色 澄明 僅かにカン味 無臭とあります。
たしかにお湯の色は、にごりのない透き通った琥珀色でした。
飲泉不可となっていたので飲んでいませんが、飲むとちょっとしょっぱいようです。
源泉は無臭とのことで、温泉臭はありませんが、若干塩素のにおいを感じる時がありました。
かけ流しではなく循環させているためでしょうね。
消毒のため仕方がないのですが、においに敏感な方はちょっと気になるかもしれません。
露天風呂は天然温泉と寝湯 飛行機の爆音がBGM
しっかりあったまったところで露天風呂へ…
温度計があるわけではないので、実際の外気温はわかりませんが、
その日の札幌の最低気温は4.2℃最高気温は5.8℃
北海道の方からすれば序の口でしょうが、東京だったら真冬の寒さです。
千歳市は札幌よりも気温が低いのでもっと外気温は低かったでしょう。
お湯からはかなりの湯けむりが…
ドキドキしながら露天風呂へ
もっと寒いと覚悟していましたが、内湯でしっかりあったまったからでしょうか、
一番寒さを感じる湯船までの道のりが全く寒くありません。
琥珀色の温泉から立ち上る湯けむりが温泉情緒をさらに際立たせます。
あ~もう極楽!!
竹垣の上にくもりガラスが設置されているので、飛行機は見えませんが
「ゴー」という爆音が聞こえます。
飛行機好きならこの爆音も素敵なBGMになるでしょう。
程よく浸かったらお隣の寝湯へ。
こちらも琥珀色のお湯なので温泉ですね。
寝湯といっても、湯船は浅くありません。
露天風呂と同じ深さで60㎝くらいあります。
頭の部分に枕代わりの石があり、リクライニングシートのように
傾斜がついていて、上半身部分だけ浅くなっています。
目線は斜め上になり、リラックスした姿勢になります。
3席しかないのですが、今日は独り占めです。
しかしながら、こちらの湯船は風が強い!
ビュービューと音がする風が私の顔を通り過ぎ、容赦なく体温を奪っていきます。
体はポカポカですが、顔は冷たい。
普段だったらすぐにのぼせてしまうのですが、このバランスが絶妙で、
かなり長い時間入っていられます。
お休みベンチが露天風呂にも設置されていますが、今日は使う必要はなさそうです。
大阪出身の北海道在住37年のおじさんのお話
北海道は雪が降る前のこの時期が一番寒さを感じる。
風が強くて体感温度が下がるからかな…
雪が降るとなんだかあったかいんだよ。とのこと。
→はい、すごく風が強かったです。実感しました!
雪が積もっている時期にまた来たいです。
ミストサウナとあかすり屋
体はぽかぽかでも顔が冷たいので、じんわりあったまるミストサウナへ
コロナの影響か利用は2名までと貼り紙があります。
誰もいません。ここも独り占めです。
入口の水栓に置かれた手桶で座席に水を流してから着席。
ミストは思ったほど充満してはいなかったが、
温度も適温で、水滴が背中に落ちてくるといった構造上の欠陥もなく、
10分ほど温まって十分潤ったので満足。
入口の水栓で座席に水を流してから退出。
ミストサウナの左隣にはあかすり屋があり、お試しコースは30分4,000円とのこと。
なお、右隣はトイレがありさらに隣に高温サウナがある。
おなかがすいてきたので、高温サウナは食後にして、4階のお食事処へ…
お食事・無料休憩室 憩い処
空港関係者も利用する広めなお食事・無料休憩室 憩い処
無料休憩室兼食事処は100人くらい入れるんじゃないかという位の広さですが、
コロナの影響で座席数をかなり減らしている様子。
机の上には透明な仕切りがセットされています。
お値段は空港ビル価格なのかやや高め。
定食、どんぶり、洋食、中華、そば・寿司、おつまみ、デザートがあり。
写真付きメニューはこちらへというQRコードがメニューに印刷されています。
公式のHPのメニューページが表示されるのですが、
Wifi完備なので、こういったサービスはありですね。
おすすめは「ジンギスカン定食 1,300円」のようです。
北海道らしさを満喫したい私は早速、店員さんを呼んで注文しましたが、
机の上をよく見ると呼び出しボタンが…(汗)
次からは呼び出しボタン使うね(反省)
お茶やお水はセルフサービス方式で、ドリンクコーナーと同じ機械です。
今回は冷たいコーヒーにしました。
ボタンを押すと…あれ?なんだか様子がおかしい。
1回のボタンでコップの半分くらいしか出ません。
もう一度押してなんとなく1杯分のコーヒーをGET。
ボタンを押しているときから気付いてましたが、
このコーヒーは、本当にコーヒーなんだろうか?
と思う位濁りがあって香りが全くなくコーヒーっぽい味すらしません。
一体これは…???と悩んでいると、ジンギスカン定食が到着。
鉄板に盛られたジンギスカンが…つゆだくです。
羊独特のクセのある味ですがお肉が柔らかく、ご飯ががぐんぐん進みます。
濃い目の味付けなので、ビールがよく合いそうです。
つゆだくでしたが美味しかったです。
お風呂も休憩所もガラガラですが、こちらの食事処はそこそこ人が入っていました。
空港勤務と思われる方がチラホラ。
指定のお昼場所なんでしょうか…何組か見かけました。
こちらの畳の食事処の他にも、個室スタイルの食事処もあるようですが、
個室スタイルは照明が一段暗くなっていてムーディーな感じです。
その他、食事処の先には時間制の貸し部屋があるのですが、現在休止中となっています。
休憩スペースは広々!お休み処
座席は目隠しフードでアイマスクいらず。
食事処を後にして、5階のリラックスルームへ
リラックスルームは200席以上!そのうち、女性専用は80席くらい。
コロナの影響で座席の使用禁止となっている席があるので、
今は利用可能な席数は半数程度でしょうか。
同じ5階にある宴会場は休憩所として開放されていました。
安眠処と読書処は休止中となっています。
漫画読みたいので早く再開しますように…
座席は頭部にスピーカーがありイヤホンなしで音声が聞こえるようになっています。
音漏れが気になる方用に、耳栓が50円で販売されています。
テレビはには地上波のほか、飛行機の運行状況が表示されています。
リクライニングはフルフラットになり、目隠しでアイマスクいらずです。
飲食持ち込み禁止の貼り紙が入口にありますが、ドリンクホルダーがついています。
休憩所の入り口には15分200円のマッサージチェアが数台置かれていますが、
使用中止の貼り紙が貼られていました。調整中みたいなので故障でしょうか…
高温サウナで初「ととのいました」
サ道に初チャレンジ!あ、整うってこういうことか。
食休みが終わり、2回目の入湯です。
まずは、かけ湯そして内湯で温まってからサウナへ…
ミストサウナはよく入るのですが、水風呂が怖くて高温サウナは敬遠しておりました。
サウナーな皆様の影響で、「ととのう」にチャレンジしてみたくなったのです。
初めての水風呂チャレンジです。
サウナは、3段で間隔をあけてタオルが敷かれています。
タオルは13時、15時、18時、21時に交換されているとのこと。
人気はなくここも独り占めです。
温度計は85℃
入口の貼り紙には70℃設定ですとありましたが、人の出入りがないので高温が保たれている様子。
12分計とテレビがあり、ミヤネ屋が今日のコロナの感染者数を伝えています。
汗が出にくい体質なので、最上段にチャレンジ。
頭にはサウナキャップ代わりにタオルをかぶります。
初心者なので10分を3セットでいきます。
水を飲んでから入浴したのに最初の10分は、ほぼ汗が出ませんでした。
上半身が熱でピリピリしますが、しんどさはありません。
軽く汗を流した後、20度の水風呂へ
つま先から少しずつかけ湯をして、体を丸くしてサッと下半身まで入ります。
慣れてきたら肩まで浸かる。
丸くした体を少しずつ緩めていくと…天使の羽衣出来た?そんなに冷たさを感じない。
2分程で水風呂から上がって、ミストサウナ前の石のベンチで休憩。
露天風呂にもベンチがあるけど、さすがに強風吹き荒れる中での休憩は、
初心者にはハードル高すぎて無理でした。
水風呂で冷えた体が、中からじわじわ温まる感覚を感じます。
冷え性でいつもは冷たい足の先や手の先まで血液が行き届き「ほわほわする」感覚。
あぁ、なんだかすごーく気分が良い。
うん、これはクセになる。
最後にもう一度内湯であったまる。
お湯の中で二の腕から手首にかけて何気なく触ってみると
なんだか肌がなめらかな感触に…
さすが美肌の湯。効能を実感しました!
5時間くらい滞在しましたが、温泉利用者は数人で
サウナや露天風呂は、ほぼ独り占めでゆっくりできました。
混雑している時だとまた違った感想になるとは思いますが、
ツルツル美肌の湯に大満足です。
館内のあれこれを駆け足でご紹介!
お土産、飲み物、充電、喫煙所とウエルネスは4階に集中
お土産やソフトドリンク、お酒の販売、喫煙所、充電場所、ウエルネスエリアは4階。
クローク前にお土産コーナーがあります。
北海道らしいものは、羅臼昆布のりなどの海産系や牛乳・チーズなどの酪農系、
日本らしいものとして、富士山Tシャツやかんざし、和柄手ぬぐいなど…
あとは、温浴施設らしい美容系の美白ジェルが売っていました。
そのほか、夜食や館内で食べるおやつ、カップヌードルも販売しています。
ソフトドリンクはお土産コーナーの隣、出口付近の冷蔵ケースで売られています。
お酒の自動販売機には、ビールとチューハイが売られていました。
サッポロの自動販売機なので、チューハイはなかなか渋いラインナップ。
北海道限定の「サッポロクラシック」「ナポリンサワー」も売られています。
喫煙所は自動販売機の近くにあります。
館内の充電エリアは、お食事&休憩所のコンセントと
リラクゼーションエリア前の無料充電コーナーのみとなっています。
充電ケーブルがない場合は、受付カウンターに有料充電コーナーがあります。
5階のリラックスルームにはありませんでした。
一番欲しい場所にないのは本当に残念。
ボディケア、アロマトリートメント、タイ式セラピー、中国式足裏健康法は
無料充電コーナーの前に部屋が並んでいます。
廊下に面した窓からカーテンごしに施術しているのがちらっと見えます。
細かい工夫が感じられたエレベーターやトイレ
和モダンな館内は、外国の方々も十分に和の雰囲気を楽しめる設えとなっていて、
中でも私が「おっ!」と思ったのはエレベーター。
金箔加工風の金の扉がひらくと中は畳敷
もちろん畳表は本物の井草ではありませんが、雰囲気は十分。
階段で移動してしまうと見ることのないレアな空間です。
エレベーターの近くにあるトイレは、子ども用のサンダルがあり
足の形の陰に合わせて戻せる仕組みになっている。
トイレの個室にはベビーチェアがあり、
子ども連れにもしっかり配慮されているなと感じました。
サービス休止や営業終了のまとめ
◆サービス休止の場所◆
安眠処と読書処、貸し部屋
◆営業終了のお知らせがあった場所◆
5階の岩盤浴と4階のゲームプラザは、館内改修工事に伴い営業終了しましたとのこと。
口コミ
入館料¥1500+夜間延長利用¥1500でも十分安いが、11室しかない宿泊室ツイン室シングル利用で¥7000でもGoTo宿泊半額相当により、更に割安感があります。但し予約競争率は高そう
宿泊室利用者は施設からの外出も可能で、空港内での食事や買い物にも便利。
→Goto利用だと割安感もあり密も回避!いいアイデアです。リラックスルームでぐずる心配もなくなり子連れでも安心で「いいとこ取り」ができそう。宿泊室なら外出も可能とのことです。
めんどくさいので割引は落ちますがタイムズの割引でいいかも。
→スーパーラウンジは特定のクレジットカードがないとダメなのと、わざわざラウンジ行くのが面倒。100円の差はありますが、タイムズクラブの割引で十分OKかも。
泉質は天然温泉ではなさそうなのと茶色なのは着色だろう、
「飲めません」と記載されているのと、ほのかに塩素の香りが漂う。
竹柵に囲まれており風景は皆無。
露天横のベンチの上に立ってようやくみれる程度だが、当然駐車場と滑走路しか見えない。
飛行機の離着陸の音が聞こえる。
→源泉を運んできているので天然温泉です。温泉成分表を見ると茶色なのは温泉のもともとの色で着色はしていないようです。加温循環なので飲泉不可で消毒の塩素臭がします。
風景は皆無で、飛行機も見えません。離着陸の音はしますので空港感は感じられましたが、これを良しとするかは判断が分かれそう。
口コミ まとめ
・飛行機の待ち時間に利用出来て便利。
・館内が綺麗!アメニティが充実してるので手ぶらでOK。
・北海道限定のビールが飲める!(サッポロクラシック)
・無料のドリンクサービスがある。(水・お茶・コーヒー)
・温泉の質がいい。(ポカポカあったまる)
・リラックスルームの席数が多くて広々。
・ボディケアや垢すりなどのリラクゼーションも充実。
・空港の温泉なのに飛行機見えない。露天風呂の景色が悪い。
・外国の方が多いからかマナーを守らない人もいる。
・混雑時に利用制限がある。
・朝食のサービスがイマイチ。
・料金が高い!短時間滞在の割引が欲しい。
まとめ
来客数が少ないこともありますが、館内は丁寧に清掃され気持ち良く過ごせました。
お風呂エリアはリラックスルームの席数の200席以上が滞在できることを考えると、
随分と狭いしアトラクションバスなどのお楽しみエリアもないのは、少し残念。
純粋にお湯を楽しむだけなら泉質は文句のつけようがなく、美肌効果は十分感じられた。
リラックスルームの席数の多さは、空港という場所柄ゆえにだと思うが、
飛行機の欠航などで一夜を過ごさなければならなくなった時、
女性でも安心して夜を過ごせる施設が空港にあるのは本当にありがたい。
お風呂だけで考えると★3だが、タオル使い放題や風呂上がりの快適さが功を奏して、
おまけで★4つ!
飛行機の待ち時間があるときに気軽に行けるように食事と短時間パックがあればいいのにな~
いずれにしても、雪の時期にまた行きたいです。
店舗情報・アクセス・料金・営業日・営業時間
- 店舗名
- 新千歳空港温泉
- レビュー評価
- ★★★★☆(4)
- アクセス
- 〒066-0012
北海道千歳市美々 新千歳空港国内線ターミナルビル4F
- 電話番号
- 0123-46-4126
- 営業時間
- 午前10:00~翌朝9:00
- 定休日
- 年中無休
- 平日大人料金
- 1,500円 館内着歯ブラシタオル
- 休日大人料金
- 1,500円 館内着歯ブラシタオル
- 料金メモ
- 深夜料金深夜1時以降は、深夜料金を別途頂戴いたします。
大人(中学生以上) 1,500円
子供(小学生) 800円
幼児(3才~未就学児) 600円
※深夜料金対象のお客様は朝食が無料サービスとなります。
朝風呂入浴(午前5:00~8:00 ※最終受付7:30)
大人(中学生以上) 800円
子供(小学生)・幼児(3才~未就学児) 400円
※浴衣セットは料金に含まれません。(浴衣セットは400円)
※大浴場 朝8:00終了/ 閉館時間 朝9:00
- 【お店から】
- 旅の始まり、終わりに最高のリラックスとリフレッシュを。
空にいちばん近い温泉郷、新千歳空港温泉。
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- この店舗から5Km圏内 (地図で見る)
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