さいたま市の隣、上尾市にある隠れ家的施設。
天然温泉に自慢の岩盤浴、唯一無二のサブスクリプションサービスは
不利なアクセス面を補完する実力があるのか!
まずはお急ぎの方へ、上尾天然温泉 日々喜の湯をざっとご紹介。
営業時間 | 日~木曜日 10:00〜24:00 金・土曜日 10:00〜1:00 |
料金(大人一般) | 平日700円 休日800円(タオル別) |
岩盤浴 | 350円 |
お食事 | 500~1,500円 |
キャッシュレス対応 | 各種クレジットカード・交通系IC(Suica/Pasmo) 楽天Edy、QUICPay利用可能 |
送迎バス | なし |
電話 | 048-780-0026 |
天然温泉あり。泉質は低張性・弱アルカリ性・塩化物温泉。
Contents
- 1 日々喜の湯とは?
- 2 アクセス:バス本数少なく、時間もかかる。出来れば車で行きたい。
- 3 料金:エリア断トツの高コスパ、平日は岩盤浴付で1000円!
- 4 館内は明るく広々とした雰囲気。
- 5 内湯は炭酸泉がメイン。サウナは良いが水風呂が…
- 6 露天風呂 温泉薄めだったり、湯の花地獄だったり。
- 7 おしゃれな岩盤浴エリア。 共用スペースが多く、優遇感があまり無いのが残念。
- 8 お休み処にも漫画は充実。リッチな個室もあり。
- 9 食事処は人員不足か。提供時間、味共に×
- 10 口コミ:週末も空いている?清潔感あるが温泉は微妙…
- 11 お得情報・クーポンまとめ
- 12 アルバイト求人情報
- 13 まとめ
- 14 店舗情報・アクセス・料金・営業日・営業時間
日々喜の湯とは?
運営会社は?
施設を運営するのは、株式会社SPD。同名の警備会社とは別企業。
本社所在地は日々喜の湯になっており、同系列の姉妹店はなし。
温浴施設運営に関しては初心者マーク、フレッシュな企業と言える。
実績のない同社では、同業他社の施設を参考にした点が殆どなのだろう、
施設の外観や露天の雰囲気から、なんとなく「湯楽の里」系のエッセンスを感じた。
2019年にリニューアルオープン
元々は「湯の道利久 上尾店」という施設で、2012~2019年の間営業していた。
天然温泉に炭酸泉、岩盤浴などポイントは抑えていたものの、7年間で閉店している。
(群馬県にある利休 前橋南店は現在も営業中)
その後3か月のリニューアル期間を経て、SPD運営の元再スタートした。
主な施設構成やシステム・料金体系など、大枠は利休時代を踏襲している。
7年で閉店か…やっぱり立地の悪さで集客に苦労したんだろうなあ(後述)。
アクセス:バス本数少なく、時間もかかる。出来れば車で行きたい。
車でのアクセス
圏央道 桶川北本ICから5km(約10分)
国道17号線(上尾道路)「小敷谷東」交差点より約1.7km
国道17号線(中山道)「久保」交差点より約3km
※無料駐車場200台あり。
車でのアクセスは悪くなさそう。
十分な台数がある駐車場は数か所に点在している為、空いている所に駐車出来る。
近くのホームセンターの駐車場が紛らわしい位置にあるので、間違えないように!
電車・バスでのアクセス(レポート)
JR高崎線 北上尾駅から徒歩約32分
JR高崎線 上尾駅から徒歩約45分
※送迎バスはなし。
郊外型店舗の宿命か、駅からはかなり遠く、送迎も無し。
上尾駅よりバスで向かうのが最短となる。
上尾駅西口より市内循環バスを利用。
「平方丸山公園線」に乗り、「中分2丁目」で下車。
(出発時刻:6:53、9:38、12:28、14:38、16:03、18:23)
「大石領家北上尾線」に乗り、「中分」で下車。
(出発時刻:8:58、11:43、12:48、19:08)
さあ、上尾駅にやってきました!この写真何もないな(笑)
大宮駅からは高崎線で2駅、所要時間は8分ほど。
上尾市は大宮~東京のベッドタウンとして栄え、駅前もショッピングセンターや飲食店が多く立ち並び、生活には事欠かなさそう。(川越線沿線にも分けてほしい)
ここからサクッと向かいたい所だが、上記の通りバスの本数が少ないので事前に確認しておこう。10時に上尾駅に着こうものなら、2時間近くバスは来ない。
上尾駅の西口からバス停まではすぐ。ここから循環バス「ぐるっとくん」に乗っていく。
料金は一律100円で、SuicaやPasmo等交通系ICも使えるのはありがたい。
バスは工業団地や住宅街を通り、道中にはTVでも取り上げられた「るーぱん」も。
循環バスの性質上、市内をぐるぐる回り停車場も多い。
結局30分近くかかってようやく到着。
待ち時間を合わせると、徒歩とそれほど変わらない位時間がかかってしまった。
直行バスがあればもう少し早く着けるのになあ。
エントランスは大理石を基調に、シンプルで清潔感ある印象。
玉砂利や岩、天井にぶっ刺さっている竹が目を引く。
手前には水を流していたであろう排水口があったが、現在は使われていなかった。
料金:エリア断トツの高コスパ、平日は岩盤浴付で1000円!
大人 平日700円 休日800円(タオル別)
岩盤浴 350円(岩盤浴着・大判タオルセット)
フェイスタオル(レンタル) 100円/バスタオル(レンタル) 150円
手ぶらで満喫セットプラン
(入館料+レンタルタオル+岩盤浴セット)
平日1,000円 休日1,100円
※曜日ごとの「週間イベント」を中心に様々な値引きキャンペーンあり。
26日(ふろの日)はなんと入館料500円になる。
このエリアではかなり安い!満喫セットが強すぎる。
タオルに岩盤浴つけたフルセットで1,000円はめちゃめちゃお得。クーポン涙目。
決済方法は現金の他に、
クレジットカードや、 交通系IC(スイカ、パスモ等)、楽天Edy、QUICPayが利用できる。
キャッシュ対応もなかなか。あとはバーコード決済くらい?
この施設なら、ご意見箱に投稿されればすぐに対応しそうな気がする。
館内は明るく広々とした雰囲気。
下足ロッカーは100円返却式で、設置数は650台。
コインレスでは無いのが残念だが、両替機は設置されている。
ロッカーの鍵を受付で預け、利用方法の説明を受ける。
館内はバーコード式のリストバンドにて利用でき、退館時に一括清算する方式。
説明の後、レンタルタオル・岩盤浴セットを受け取る。
岩盤浴着は3種類のサイズから自分で選ぶシステム。館内着はなし。
フロント従業員の方の接客は良かったのだが、いかんせん動線が悪い。
入館受付・レンタル品の受け渡し・退館時清算を全てフロントで行っていた為、入退館問わずかなりの頻度で待ち時間が発生する。
レンタル品の受け渡しを別の場所にするか、清算を自動化すれば改善されるのではないだろうか。
館内はこんな感じ。
1Fは食事処・お休み処・整体・個室
2Fはゲームコーナー・岩盤浴・浴室
1F~2Fへの移動はエレベーターも完備。
通路沿いには無垢板で作られたベンチがある。おしゃれというか、意匠性を感じる。
館内全体を通して、腰かけられる所が多いのが印象的だった。
2Fに上がるとゲームコーナーが。
お風呂×ゲームの組み合わせは、懐かしさも寂しさも感じる。独特の風情があるんだよな。
全てが最新ゲームとはいかないが、
お馴染みのワニワニパニックや太鼓の達人、シューティングゲームやスロットなど
一通りのラインナップがそろっている。
2Fをさらに進むと目の前に岩盤浴コーナー、左右が浴室入口になっている。
効果的な発汗の為にも、まずはお風呂で身体を温めよう。
脱衣ロッカーはコインレス。
ロッカーの構成は標準的で、十分な台数がある。
大型のロッカーは18台(ハンガーあり)。
洗面台・ドライヤーは各4ずつ。
従業員の方は定期的にロッカー内の清掃・消毒作業を行っていた。
内湯は炭酸泉がメイン。サウナは良いが水風呂が…
浴室内は白色灯に壁・天井も白基調。
所々に汚れが目立ったり、水道設備が古くなっていたりと、
ここは「The 居抜き」という感じ。
入口や館内は広く小奇麗にしていた為、温度差を感じる。(お風呂だけに)
カランは仕切りつき7、仕切りなしが20ほど。
シャワーは時限式でなく、水圧も程よいが、ここで設備の汚れが一番目立っていた。
アメニティは植物成分配合のものが揃えられていた。
シャンプーとコンディショナーは水で薄められてる?と思うくらいシャバシャバ。
これは大変よろしくない。やっぱりマイシャンプーを持っていくに限る。
替わり湯(湯温:41℃ キャパ:4~5人)
浴室に入り、最初に出会うのがこの浴槽。円形の浴槽は今時珍しく、ちょっとレトロ感。
毎週違った趣向のお風呂を楽しめるのが特長。
単に白湯でなくて特徴を持たせているのが良いね。
この日は椿湯で真っ赤なお風呂になっていた。
水深が深く、腰かけた状態で肩まで浸かれるのが良い。
高濃度炭酸泉(湯温:39℃ キャパ:12~14人)
内湯メインは高濃度炭酸泉。
以前は変わり湯のスペースが炭酸泉で、リニューアルで炭酸泉を主力に持ってきたそう。
炭酸泉はどこでも人気で、滞在時間が長いので広くしたのは正解だろう。
とはいえ、近頃はどこも炭酸泉あるしなー、と思いながら入ってみると
炭酸がめっちゃ強い!
ソーダの如くお湯から炭酸は飛び出してるし、身体につく泡の量も多い気がする。
実際炭酸はお湯の中に溶け込んでいるので、目に見える量は関係ないらしいが、
視覚的に派手で面白いし、プラシーボ的に効能を感じやすい気がする。
湯舟自体も広々としており、大きな窓からの採光もバッチリ。
汚れが目立ち、外の景色が見えにくくなっていた点は残念。
アトラクションバス(湯温:40℃ キャパ:5人)
こちらもお馴染みのジェット風呂。ジェットの強さや湯温は良いが、少し狭いかな。
筆者は172cmと普通くらいの身長だが、足を伸ばした状態だと浴槽から足がはみ出て下の水流が当たらなかった。身体を縮めるのも窮屈なので、浴槽がもう少し大きければ。
サウナ(室温:90℃前後 キャパ:15人)
サウナはスタンダードな乾式高温タイプ。二重扉で室温が逃げにくくなっている。
室内は2段、テレビ付き。リニューアルでしっかり改装したのか、室内は汚れもなく綺麗で、木の良い香りが漂っていた。なぜか浴室内ではここだけ館内BGMが流れており、テレビの音と被っていて気持ち悪かった。
サウナマットは、座ってみるとふかふかで心地良い。
交換の頻度が一日2、3回と少ないので、もう少し定期的に交換してもらえれば嬉しい。
こちらのサウナでは、毎週水曜日を「サウナDAY」とし、
室温を100℃に上げ、水風呂に氷を入れるイベントを行っている。
これは絶対ととのうやつだ。
水風呂(水温:15℃ キャパ:2人)
サウナの後は水風呂へ!水温は15℃となかなか低くて気持ちいいが、何せ小さい!
サウナはそこそこの人数が入れるのに、2人しか入れない水風呂は小さすぎるかも…
サウナDAYの時どうするんだろうか。
露天風呂 温泉薄めだったり、湯の花地獄だったり。
サウナ後はお決まりの外気浴!
サウナ~露天までは扉を二つ挟むので動線はよくない。(せめて給水機があれば!)
ととのいスポットは
デッキチェアが1台、椅子が4台と少ない。
しかも、露天の真ん中には進入禁止と書かれたカラーコーンが。
よく見ると床にヒビ入っているような・・・
ここはリニューアル時の改善が間に合わなかったのか。
外の景色も見えないうえにあまり良いものでもないので、風情みたいなものは期待しない方が良いかも。
岩風呂(上段:湯温42℃ キャパ4~5人 下段:湯温40℃ キャパ15人)
露天メインを張るのは天然温泉の岩風呂。
上段は源泉かけ流しとなっている。
源泉名:天然温泉 日々喜の湯
泉質:ナトリウム-塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉)
埼玉県ではお馴染みの塩化物泉。中性でなく弱アルカリ性なのが特徴だろうか。
この手の温泉は湯冷めしくく「熱の湯」と呼ばれることが多いが、
ここではアルカリ性質の方をピックアップして「美人の湯」を謳っている。
「美人の湯」というにはph値が低いかも?幸薄系の美人か。
入ってみると…うーん、温泉成分は結構薄めかも。
色は底が見えるくらい薄めで、何ならかけ流しの上段はほぼ色味が無かった。
舐めてみてもしょっぱさを感じない。
逆に言えば、「湯あたりしにくい優しい温泉」とも言えるので、ここは好みが分かれるところ。
壺湯(湯温:40℃ キャパ:2人)
こちらは温泉を1人占めできる壺湯。
温泉成分のせいか、壺の塗装がいい具合に剥げているのがかっこいい。
湯温もちょうどよく、いつまでも入っていられそう。(譲り合い精神は大事)
ただ、良くも悪くも湯の花(温泉成分の固まり)が大量に浮いていた。
温泉に浸かっていると実感できるが、見た目が茶色でまあまあ汚い。
お風呂から上がると身体に大量に付着する。これは塩化物泉最大の弱点だと思う。
檜湯(湯温:43℃ キャパ:4~5人)
こちらも温泉で、最も高温のお湯となっている。
よくある、外側だけ木で囲った「なんちゃって檜湯」ではなく、
床面までヒノキを使用した贅沢な湯舟。
木の柔らかい肌触りは、同じ温泉でもより安らぎを感じる。
寝湯(湯温:40℃ キャパ:5人)
檜湯の隣にはお馴染みの寝湯もある。こちらは屋根付きのスペース。
湯量・温度ともに程よいが、枕部分の湯垢が目立つ。
目に見えやすい部分は特に気を回していただきたい。
これは賛否あると思うが、個人的には寝湯は屋根が無い方が空が見えて良いかも。
雨の日に利用しにくいかもしれないが、雨だと肌寒く、寝湯に入る人は少ないと思うので。
お風呂全体を通して、温泉や炭酸泉など一通りは揃っているのだが
今一つ物足りない印象。
1Fの様な館内スペースの広さを想像していると拍子抜けするかも。
炭酸泉は良いのだが、前身施設の負の遺産も残って無駄なところも多い。
場所も悪いと思うのだが、内湯一番奥にある腰掛湯なんか使っている人はいなかった。
人の身体洗う姿見ながらはなあ…
おしゃれな岩盤浴エリア。
共用スペースが多く、優遇感があまり無いのが残念。
このおしゃれなスペースが岩盤浴。カラーコーディネートが現代的で良いね。
ここもリニューアルで綺麗になったそう。
岩盤浴利用者以外も利用できる共用エリアと、利用者専用エリアに分かれる。
共用エリア
共用エリアには
岩盤浴各部屋、漫画の本棚、自販機、ドリンク用冷蔵庫があり、
誰でも利用することができる。
ここでは漫画の蔵書数が売りのようで、青年マンガを中心に約5,000冊を取扱っている。
漫画好きの同行者曰く、
「王道から話題作・ほどよくニッチな所も押さえたラインナップ」だそう。
漫画・岩盤浴の各部屋がともに共用エリアにある為、
私服の人と岩盤浴着が入り混じってややカオス。
岩盤浴で汗をかいた人の後に座るの、抵抗ないのかな。
岩盤浴を利用しない客で、共用エリアが埋め尽くされてしまったら元も子もない気が。
専用エリア
岩盤浴利用者専用エリアには
ハンモック2台、リクライニングシートが15台、給茶機
が備えつけられている。
食堂でお馴染みの給茶機は、お客さんの声で設置されたそう。
岩盤浴にもピッタリなレモン水も飲むことが出来る。
灼熱洞(室温:58℃ キャパ:7人)
室内にサウナストーンを配置し、高い温度と湿度に設定された部屋。
浴室のサウナと同じく2段式で、上の方が高温となる。
11/22~毎週日曜日にロウリュウイベントが実施されるとの事。(16時、20時の二回)
ロウリュウあっての「灼熱」で、58℃ではそれほど汗をかけない上に、寝転べない。
サウナとしても岩盤浴としても中途半端で、ロウリュウのない月~土曜にかけては
アイデンティティーを失うのではないだろうか。
岩塩洞(室温:43℃ キャパ:7人)
敷き詰められた岩塩の上に寝転がるタイプ。
岩塩には活性酸素を除去し、皮膚の老化やトラブルを防ぐ効果がある。
岩塩をお腹に置いたりして温めるのもあり。
温熱洞(室温:51℃ キャパ:7人)
ブラックゲルマ石の他、数種の天然石を用いている部屋。
室温は高めに表示されていたが、なぜか体感はぬるくなかなか汗をかけなかった。
岩盤洞(室温:45℃ キャパ:12人)
薬黄石の他、数種天然石を用いた部屋。
個人的には、これくらいの温度がちょうどよく汗をかけた。
冷風洞(室温:4℃ キャパ:8人)
冷房が効いてかなり冷えた部屋。青照明で心理的にもクールダウンできる。
結構温度が低いので、温熱洞くらいの温度の後だと寒く感じてしまうかも。
岩盤浴のサブスクリプション
「サブスクリプション」とは、
料金を支払うことで、製品やサービスを一定期間利用することができる形式のこと。
音楽や映画だけでなく、飲食や車にまで取り入れられている、注目のビジネスモデルだ。
日々喜の湯では岩盤浴でこのサブスクを取り入れている。
指定の岩盤浴着があれば、30日間500円で岩盤浴利用し放題になる。
岩盤浴着は2,500円で販売している。
なかなか攻めたデザインの岩盤浴着。初期費用も併せてちょっとハードルが高い気がする。
それでもこれを着た人が1、2人は居たので、一定数の需要があるのだろう。
面白い試みだと思うので、今後はお風呂や食事にも広がっていくのかも。
お休み処にも漫画は充実。リッチな個室もあり。
お休み処
岩盤浴を終え、再び1Fに戻る。食事の前に休憩エリアをチラリ。
こちらは畳敷きとなっており、
リクライニングソファが8台、寝ころびソファが4台設置されている。
囲碁や将棋、ブランケットの備え付けもある。
このエリアにも大量に漫画が置かれており、岩盤浴とは違うラインナップとなっている。
蔵書の選定に関しても、来店客のリクエストを反映しているそう。
どこに何の漫画があるかがわかるように、リストも備え付けられている徹底ぶり(笑)
貸切個室
お休み処奥には、貸切の個室が4部屋並んでいる。
内訳は露天風呂付の部屋が2室、中庭付の部屋が2室。
個室料金
お風呂付き貸切個室(3時間)4,000円
お風呂無し貸切個室(3時間)3,000円
※こちらに通常入浴料が別途かかる。
この規模の施設で個室付は珍しい。
万葉の湯系列には良く個室があるが、東京以北に店舗が無いので久し振りに見た。
ここの館内には休憩する場所が比較的多いので、この個室を使うことはあまりないかも。
お値段も標準的かと思うが、普段使いには中々手が出せない。
会員の誕生日や記念日に割引になったりしたら面白いかも。
食事処は人員不足か。提供時間、味共に×
食事処はテーブル・カウンター席に加え、食事注文客のみ利用できる座敷スペースがある。何かと専用エリアを用意するのが好きな印象。
メニューは和洋中万遍なく、揚げ物やハンバーグ等ガッツリ系が充実している印象。
季節限定メニューや、平日にはランチメニューもあり。
また、ドリンクバー(300円)があるのも スーパー銭湯の食堂には珍しい。
注文方法は何とカウンターで直接注文。今時珍しいしめんどくさい。
こういう時に限って店員さんが少なく、ベルで呼び出してから1分ほど待って注文。
呼び出し番号札を受け取り、席で待つ。せっかくなので今回は座敷席へ。
先に出てきたビールを飲みながら待つが、中々呼び出されない。
こんなゆったりした時間も良いよね、と言っていたら
呼び出しまで10分もかかった。ビール飲み切っちゃった。
これは注文~調理・配膳まで店員さん一人で回しているパターンだわ。
今回はたれかつ丼(750円)、鳥だしらーめん 焼き味噌(700円)を注文。
かつ丼は揚げたてで提供されたが、タレの味が薄くパっとしない印象。
ラーメンはスープが冷めていた。どんなに味が美味しくてもこれでは台無し。
食事処の人員不足を如実に表している。いろんな事情があると思うが、
せめて土日は人員厚めにしてください!ラーメンも熱めで!
口コミ:週末も空いている?清潔感あるが温泉は微妙…
カランがタイマー式でないのも高ポイント。
休憩場所、脱衣所、浴場も広くて清潔感もあり1日居れそう。
しかし下駄箱に100円必要なのはマイナスポイント。
また、インテリアのセンスが福祉施設のような感じで洒落てはいません。
店内に掲示された張り紙やポスターも庶民的な印象。
→なぜか下足ロッカーだけ小銭がいるんですよね!せっかく館内は一括清算なのに…
照明や内装、福祉施設の雰囲気は何となくわかります(笑)まあ、落ち着く感じではありますが。
もちろん気になる点もある。
温泉だろうが全くといっていいほどそれを感じない。循環し過ぎか薄め過ぎか。塩素臭が強すぎる。子連れ家族のマナーが悪い。岩盤浴では入口にメガネを置く場所がないなど。
頑張ってほしいところだ。
→筆者も土曜の昼に訪問しましたが、かなり空いていました…
フロント・食事処含め、全体的に従業員さんが少なめなのが気になったところ。
お風呂は塩素臭こそ強くなかったものの、湯船によっては温泉感弱めでした。
岩盤浴入口にはメガネ置き場、追加されてました。ここはアンケートや口コミをよく見てますね!
お得情報・クーポンまとめ
- ニフティ温泉 ※受付時にクーポン画面を提示
入浴+岩盤浴 最大250円引き
【平日】1,050円 → 900円【土日祝】1,150円 → 900円
https://onsen.nifty.com/ageo-onsen/onsen016548/coupon/#200706989272入浴+レンタルタオルセット 最大250円引き
【平日】950円 → 800円 【土日祝】1,050円 → 800円
https://onsen.nifty.com/ageo-onsen/onsen016548/coupon/#200706989277 - じゃらん ※前日までに予約、オンラインカード決済のみ。
クーポン内容はニフティと同一。
https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000208355/activity/l00002C5EE/ - JAFカード提示で入館ポイントをさらに1ポイントプレゼント
ニフティやじゃらんのクーポンはかなり太っ腹。マ〇ド〇ルドも見習って欲しい。
休日タオル付で800円で利用できるところは中々無い。
岩盤浴とレンタルタオルの両方をつけたいならば、クーポンなしで
「手ぶら満喫セット」の利用で良いだろう。
アルバイト求人情報
2020年11月現在、求人サイト等に掲載情報はないが、
公式HPのスタッフブログにてキッチンスタッフ募集のお知らせがあった。
人手不足なのは伝わっております(笑)
業務内容:スーパー銭湯内レストランでの調理及び接客業務
■勤務時間:18時~23時
※土日のどちらか出勤できる方
■雇用形態:アルバイト
■給 与:950円(22時以降は1190円)
■交通費当社規定内支給、制服貸与、食事補助、車通勤可
従業員特典として、温泉だけでなく岩盤浴にも入れるそう。
確かに嬉しいが、あまりゆっくりできなさそうなイメージ。閉店前とかは設備を落としてしまうんじゃ…出勤日以外も適用ならとてもありがたい。
まとめ
第一に、アクセスの悪さが問題だろう。
本数が少なくてもいいので送迎バスは欲しい…!
スパ銭群雄割拠の埼玉周辺でも、休日にこれだけ空いている施設は中々無いのかも。
施設については、
100円返却式の下足ロッカー、フロントの動線、浴室の老朽化、食事の質・サービスなど
改善すべき点はある。
この点に関してはオープンから日が浅く、改善を模索中というのが見て取れた。
館内の掲示板やブログ等を見ると、細かい指摘に至るまで収集・対応しているのが分かる。改善のレスポンスもかなり速いので、次に来店する時には変わっている点も多いのでは。
トライ&エラーを繰り返す事で、より良い施設になるのを楽しみにしている。
店舗情報・アクセス・料金・営業日・営業時間
- 店舗名
- 上尾天然温泉 日々喜の湯
- レビュー評価
- ★★★☆☆(3)
- アクセス
- 〒362-0067
埼玉県上尾市中分2丁目180−1
- ホームページ
- https://hibikinoyu.com/
- 電話番号
- 048-780-0026
- 営業時間
- 10:00~24:00(最終受付23:30)
- 定休日
- 毎月第一木曜日
- 平日大人料金
- 700円
- 休日大人料金
- 800円
- 料金メモ
- 【お店から】
- 埼玉県上尾市にある充実した岩盤浴が魅力の温泉。
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