セレブな「エノスパ」がまさかの1,000円(税等別)プランを発表!泉質はともかく、まるで伊豆のようなオーシャンビューが近場で楽しめる!平日限定のオトクなプランを楽しんできました。
Contents
江の島の巨大温泉施設「えのすぱ」
江の島の入り口にドーンと構える「江の島アイランドスパ」。気になっていた温泉ファンも多いかと思いますが、夏場の休日にプール込みで3,725円の超強気な値段設定に尻込みしていた人も多いはず。
そんなエノスパが90分富士海湯(温泉エリア)平日限定で、計1,250円の脅威的ディスカウントをしているとネットで発見!
プチ湯治旅好きの貧乏ライターくろたま、さっそく江の島に向かいました。
超有名観光地だけあって、平日でも人が多いです。
ここから江の島まで、海の景色を眺めながら15分ほど橋を歩いて向かいます。
しばらくすると、見えてきました「江の島アイランドスパ本館(右側)と、別館(左側)」。
これはデカい…
今までくろたまがレポした中でも、いちばん巨大な施設かも。
まさかのサザエロス
昼御飯を食べていなかったので、まずはどんな食事処があるかリサーチします。
別館には、ラーメンのお店があるようです。
ラーメンか…、味噌ラーメンが美味しそうだけどでせっかく江の島まで来たし、海の幸か食べたいなぁ…
というわけでラーメンはスルー
そういえば、有名な回転寿司のお店があったはず、と探してみましたが、まさかの閉店のお知らせ!
そこで本館に向かいます。
本館には、スパの中に「アイランドグリル」というレストランがあるようですが、かなりお値段高めの様子…
そこで、入館手続きしなくても利用できる、1階の「江の島カフェ」に向かいます。
メニューはこちら↓
おおっ、サザエカレー990円!
いいね、やはり江の島に来たからには、サザエを食べないといけないでしょう。
なんでも江の島のサザエは、江戸時代から続くご当地グルメとか。
カフェのお兄さんに、さっそくオーダーします。
セルフサービス式で、ブザーを渡されます。
しばらくしてブザーが鳴ったので、楽しみに行くと、
「すみません、サザエカレーは売り切れてしまって、できないのですが」
え、…
せっかくサザエ楽しみだったのに…
仕方ない、他のメニューを見ます。
そこで、湘南バーガーの江の島コーヒーセット(850円)を仕方なくオーダー。しばらくしてブザーが鳴って取りに行きました。
バンズにシラスとさつま揚げが挟んであり、ワサビ味の謎のハンバーガー…
まあ、不味くはないし、そこそこだなぁ…
食べ終わって、すぐに温泉に向かおうかとも思いましたが、やはりサザエに未練がある!
そこで、いったんエノスパを出て、サザエを味わえる近所のお店を探すことにしました。
ありました!
小さなサザエ2個のつぼ焼き1300円、デカいサザエにいたっては2500円以上!
これは、貧乏ライターくろたま、サザエは夢のまた夢、あきらめて、エノスパに戻り、お風呂に向かうことにしました。
江ノ島の名物料理をおらさい!
特産物
鰹(カツオ) – かつて江戸っ子は「女房を質に置いても」といわれるほど「初鰹」に夢中だった。鎌倉が産地とされたが、江の島は鎌倉郡だった。江島神社境内には古帳女の「二親に見せたし鰹生きてゐる」という句碑が建っている。
鎌倉海老 – イセエビの別名。別種という説もあるが、鎌倉時代からこの呼び名はあったという。江戸時代には江の島産のイセエビが鎌倉海老の名で江戸に送られた。現在も島内で少量の漁獲がある。
ワカメ – 江の島から腰越にかけて養殖が行われ、干し若布などに加工される。
シラス – 片瀬漁港が整備され、相模湾シラス漁の水揚げ港として発展した。現在江の島を代表する特産物といえる。
伝統的土産品
貝細工 – 源頼朝が江の島参詣の土産に妻北条政子に持ち帰った桜貝が始まりと伝えられる。かつては島内で生産されていたが、現在は片瀬地区の渡辺貝細工、井上貝細工などが生産。国内各地の海岸観光地をはじめ日本国外にも輸出される地場産業に発展した。原料も世界中から輸入される。
女夫饅頭(めおとまんじゅう) – 創業1789年(寛政元年)の紀の国屋本店と井上総本舗が売り出した白茶二色の酒饅頭。
海苔羊羹(のりようかん) – 創業1902年(明治35年)の中村屋羊羹店が創業以来江の島らしい名産をと工夫を重ね、大正に入って完成させた。
名物料理
サザエの壺焼き – 江の島名物料理の筆頭。かつては屋台でも食べられた。
江ノ島丼 – 参道のハルミ食堂が創始したといわれるサザエを用いた丼物。
シラス料理 – 生シラスを主としたしらす丼のほか、釜揚げシラス・干しシラス・たたみいわしなどを用いたピザやパスタなども提供されている。
焼きハマグリ
多彩なエンタメがそろう「えのすぱ」
エノスパ本館の一階に、受付があり、コロナ対策で、体温チェックを受けます。
靴のロッカーキーは、斜めに引き抜いてそのままリストバンドとして、施設内で使うシステムで、料金は後払い。
90分の平日温泉限定プラン、「富士山の見える江の島天然温泉プラン」を利用したいと告げると、フロントのお姉さんが、腕に時刻を書いた黄色い防水テープを巻いてくれて、館内の案内をレクチャー。
タオルは別料金で200円です。ちなみに未就学児は入館不可です。ホテルもあるとのこと。
ーここで、改めてエノスパ案内ー
江の島アイランドスパは、天然温泉とスパプールで構成されています。
(以下パンフレット)
江の島の豊かな自然と、江の島の直下1500メートルから湧き出る、豊富な温泉が魅力のスパリゾート・江の島アイランドスパ「えのすぱ」。
湘南の海と富士山を一望できる露天泉や開放感あふれるスパプールがお肌や体を芯から癒やします。
温泉やスパで心身をほぐした後は、湘南ふじさわ産利用促進店に認定されたレストラン&カフェへ。地元湘南ふじさわの自然豊かな地で愛情を込めて育てた食材や、近海の海の幸をご用意しております。
弁財天がテーマの弁天スパは、世界中から選りすぐりのスパセラピーを取りそろえ、熟練された手技により体の内側から美しさを呼び戻します。
(以下略)
というわけで、温泉、プール、整体、セラピー、レストランがそろう巨大な「えのすぱ」。
1階がフロント、2階がプールと休憩室、3階が温泉、4階がレストランとセラピーになっております。
フロントのお姉さんによると、レストランかセラピー利用で、さらに90分の延長サービスがあるとのこと。この日は温泉目的なので延長はせず、さっそく3階の温泉「富士海湯」に向かいます。
インフィニティ絶景の湯
脱衣場はかなりの広さで、靴箱のキーを使って好きな番号のロッカーを閉めてから、斜めに引き抜くシステムで、少し分かりにくいです。
お風呂に向かう途中に、ありました、温泉分析表
湯温28.1度
ナトリウムー塩化物強塩温泉
さっそくかけ湯して、レッツ入湯!
湯船は、いちばん広く30人くらい入れる中温湯(温泉ではない)、炭酸泉、高温湯(天然温泉)に分かれています。露天風呂はありません。
富士海湯
雄大に広がる相模湾と後ろにそびえ立つ富士山を眺めながら身体の芯から温まる江の島唯一の天然温泉です。
江の島の地下1,500mから湧き出した天然温泉と、雄大な湘南の景色をご堪能ください。
天然温泉
江の島の地下1,500mから湧き出した、江の島唯一の天然温泉。泉質はナトリウム塩化物強塩泉。保温保湿効果に優れ、別名「熱の湯」と呼ばれています。
高温湯(天然温泉)の湯船に浸かります。5人くらいしか入れない狭さですが、他に先客は無し。
おおっ、相模湾が一望できる!
まるで海に浮かんでいるようです。
遠くに富士山こそ見えませんでしたが、伊豆半島と丹沢の山々が望めます。
こういう温泉の縁が見えず、海や自然の景色と一体となったような温泉を、インフィニティ温泉というのだとか。熱海とかなら、たくさんありますが、藤沢でこれは、予想外なぜいたく!
温泉を舐めてみると、まさに海水の味。
これって、単に海の水の成分では?
と思ったけど、地下から汲み上げているそうで、そうだよ、温泉だよね、と自分に言い聞かせます。お湯も汚れは無くて快適でした。
もう少し景色を見ようと窓際で立ち上がると、2階の屋外プールにいたマダムとバッチリ視線が…
こちらは、丸裸!
やはり景色の良いロケーションの温泉では気をつけなければなりません。
次に炭酸泉に入ります。
5人くらいでいっぱいですが、ちょっと炭酸弱め、とりあえず心臓を落ち着かせます。
隣にサウナ室がありました。
ドアを開けて入ると、狭っ!
5人でいっぱいですが、ソーシャルディスタンスで席を離してあって、この日は3人でいっぱい。
このサウナは、アリバイで作ったっぽい…
そして、水風呂に。
おおっ、この水風呂は、とてもきれい!
水温20度は普通ですが、けっこう深めで、首まで浸かって、大海原を眺めることができます。
ああ…整うし、景色も最高…
こうして海を眺めてボーっとすると、常に貧乏とかいう悩み事もどうでもよくなるなぁ…
そして、また温泉、サウナ、水風呂。
見渡す限りの相模湾に沈む夕陽…
これは1250円、元を取れた!
あっという間に90分の制限が近づき、もう少しゆっくりしたかったです。
地魚料理3600円の衝撃
ドライヤーの使える洗面台も10箇所以上あり、トニックや化粧水も使えます。それに櫛が自由に使えるサービスも嬉しかったです。
さぁ、あと残り15分。
とりあえず屋上に行ってみよう、とエレベーターで上がりましたが、閉鎖中。
相模湾に沈みつつある夕陽がきれいでした。
そういえば、レストラン。
とりあえずどんな感じか見てみよう!
と冷やかしで向かいます。
これはおしゃれなレストラン。
若い女の子と食事できれば、さぞ楽しいだろうなぁ…
よくみると、地元で取れたサワラが、発泡スチロールの箱に入っていて美味しそう。
冷やかしで、お姉さんに「このサワラは、いくらくらいのお値段で食べられますか?」「一切れを調理して、一品2400円になります。ブイヤベースにすると3600円です」
さ、3600円…
やはりくろたまには、さつま揚げの湘南バーガーがお似合いかも…
さらにエレベーターで2階で降りると、プールの入り口と別に、ソファーがたくさんある休憩室があって、皆さんゆったりしています。
スタッフに聞くと、温泉のみ利用でも90分のコースの制限時間内なら、自由に休めるということ。
今度来たら、ここでゆったりするのもいいなあ。
あと3分になったので、フロントで精算を済ませます。
料金1000円に、税100円、入湯税150円で、1250円。
そばに、江の島の温泉の素が売っていました。
今回は、コスパ的に元を取れたので、笑顔でチェックアウト。
また来ようと思ったので、フロントのお姉さんにいつまで、特価キャンペーンを続けるか聞くと、
「7月の特定日と、普段の休日は対象外ですが、しばらく続けるようです」とのこと。
あこがれのプール利用
今回は、富士海湯のみで、プールには入らなかったのですが、温泉からプールを見下ろすと、皆さん気持ちよさそうに水に浸かりながら海を眺めていました。
プールエリアは男女共用なので、カップルでも楽しめるでしょう。
屋内にもジャグジーなど、多彩なプールがあるようです。
この、プール込みの「ワンディスパ」、料金は、温泉利用も込みで平日3175円、夏場の休日等特定日3725円、18時からのナイトスパ1965円とけっこうなお値段ですが、海水浴シーズンは、周辺の海辺はいも洗いになるので、いっそ割り切って、エノスパのプールでゆったり過ごすのも選択肢になるでしょう。
水着は持ち込み自由で、レンタルは550円からということです。
口コミ
他の利用者の方がどのような感想を抱かれているのか、調べてみました!
1つ残念なのは気軽に食べられる軽食的なものが少ないこと。焼きそばとかホットドッグとかフライドポテトとか温かくて、小腹を満たせるようなメニューがあれば絶対買う! 体が冷えているので温かい食べ物が欲しい。
→スパと水面の一体感、インフィニティな感じは最高でした!食べ物が観光地価格なので、お手頃価格な軽食が欲しいところですね。
→ロッカーがわかりにくいという口コミがチラホラ。地元のリピーターよりも観光客が多いことを考えると確かに不親切かも…
午後になり若干若年層増えますが騒々しさ0です。
レストランのコスパは微妙ですが、プールと温泉は充分楽しめます。
ビーチはちょっとなー。ていう方にはとってもおすすめ。
リラックスルームでゴロ寝もできるので、日がな一日まったりと過ごせます。
→やっぱりゆったり過ごすには平日昼間がねらい目のようです。お金に余裕があればワンデイスパで一日過ごすのが一番良いのかな。
コロナ対策
<営業再開についてのお知らせ (2020.5.31 更新)>
当館は6月1日より営業を再開いたします。
休業期間に関しましては、長い間ご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。
尚、ご利用にあたりまして、下記の通り変更事項などがございますので、ご確認の上ご来館お願いいたします。
・営業時間は12:00~20:30に変更とさせていただきます。
・毎週木曜日を定休日といたします。
・1F洞窟スパエリアに関しましては、引き続き休業とさせていただきます。
今後の情勢の変化に伴い、営業時間の変更などある場合は、随時ホームページ、SNSなどで最新情報をお知らせをさせていただきますので、
ご理解のほど、何とぞお願い申し上げます。
まとめ
巨大なエノスパは、お金と時間さえあれば、いくらでもエンターテイメントが楽しめる迷宮のような施設でした。
今回は平日のいわば「お試しプラン」でしたが、大海原の景色は素晴らしく、もう少しゆっくり楽しみたいと思わせる、お試しとしてはけっこう戦略的に練られたプランでした。
とはいえ、貧乏ライターくろたまは、次回もやはり、1,250円くらいのコスパでしかリピートしないでしょう。
お金に余裕のある方は、ぜひともプールもセットになった「ワンディスパ」で楽しむことをオススメします。
このほか、月曜日はレディースデイで2,267円、50歳以上は「アクティブシニア」(平日2,570円)といった割引もあり、さらにネット割引もあります。
お金にあまり余裕がない方も、早めにキャンペーンが終わらないうちに出かけてみては。
それにしても江の島でサザエ、食べたかったなぁ…
店舗情報・アクセス・料金・営業日・営業時間
- 店舗名
- 江の島アイランドスパ
- レビュー評価
- ★★★★☆(4)
- アクセス
- 〒251-0036
神奈川県藤沢市江の島2-1-6
- ホームページ
- https://www.enospa.jp/
- 電話番号
- 0466-29-0688
- 営業時間
- 12:00~20:30
- 定休日
- <4~9月>木 <10~3月>水・木
- 平日大人料金
- 3,175円 館内着タオル
- 休日大人料金
- 3,175円 館内着タオル
- 料金メモ
- 特定日はワンデイスパ 大人3,725円
ナイトスパ(入館利用18:00~)1,965円
富士山の見える江の島天然温泉プラン(入館より90分)1,250円
レディースデー(月曜日、中学生以上の女性)2,267円
アクティブシニア(平日、50歳以上の方)2,570円
- 【お店から】
- 心と身体と精神が満たされるラグジュアリースパリゾート
贅沢な自然環境に包まれ、奥深い歴史を刻んだ「島」でこそ味わえる非日常。開放感と癒し、 そして最先端のホリスティック(包括的)ケア。 江の島アイランドスパは江の島のエントランスに位置する、 厚生労働省認定の「温泉利用型健康増進施設」。 心と身体と精神が満たされる大人のためのスパリゾートへようこそ。
- 近隣店舗
- この店舗から5Km圏内 (地図で見る)
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