ネオンの文字が光って目立つ。
神奈川県湘南に構える「野天湯本 湯快爽快 ちがさき」。
湯快爽快グループの1号店として、運営会社である土木系の亀井工業の跡地にできた温泉施設。
昔ながらの地域に愛される茅ヶ崎初の天然温泉に潜入してまいりました！
Contents
ポツンとある温泉施設。地域密着感がすごい。
「毎日通える天然温泉」(公式HPより)
湯快爽快 ちがさき。
確かにそう謳っているだけあり、
北茅ヶ崎駅目の前。
茅ヶ崎駅北口から無料シャトルバスが30分おき運行。
利用者は駐車場無料。
と、かなりアクセスが良い。
シャトルバスの運行本数もなかなか。
少ないところは１時間に１本だからねえ…ありがたい。
今回は車で向かう。
車だと茅ヶ崎駅から数分で到着。
周辺は…かなり寂しい…
近隣住民でにぎわう島忠。ダイソーなんかもあって便利そう。唯一あるのが、ホームセンター島忠。
昼間は結構地元の人が来ている様子。
ホームセンターって何でもそろうし、ちょっと休めだし便利だよね。あと楽しいし。
いろんなものがある空間って楽しくないですか？？
ホームセンターだとついつい意味の分からない業務用のもの探ししちゃう←
なんと島忠の駐車場の2Fからは富士山が見えた。高いなあ。あとは、近くに線路くらい。
夜に通る電車ってなんだか哀愁を感じる。
夜の電車ってなんでこんなに風情を感じるのか。
雰囲気はよいが、動線が気になる。
1Fの半分が駐車場、半分がフロント的なつくり。
お風呂やレストランは2F。
ということでフロントを抜け、階段を登り、さっそく温泉へ。
ただ、この時の動線がやや悪い。
お風呂の入口へ向かうには、レストランの間を抜けなければならないのだ。
この雰囲気の中を抜けるのは…人によっては気になるよなあ…ご飯を食べている人の横を抜けるのだが…
食事している人をじろじろ見るわけにはいかないし、かといってなんか気になるわけで…
これ苦手な人は苦手だと思う。
でも地元の人が多いので、慣れている人が多く、我関せずでくつろいでいる人が多いのも事実だったりする。
この全体的なのんびり感。
地域密着型を感じるなあ。
これは短所であり、長所かもしれない。
感じ方は人によりけり。
自分個人的にはあり。
お風呂はよいが、老朽化の波が見えてしまう。
さて突入。内部は如何に。レストランを抜け温泉へ。
脱衣所の時点でなかなかに年季を感じる…
よくあるスーパー銭湯の脱衣所って感じ。
そして、いよいよ浴場へ…。
THEスーパー銭湯な内風呂！でも楽しいなあ。
炭酸泉がかなり大きい内湯。写真からも年季が伝わるなあ…どうやらこの湯快爽快は、もともとはスーパー銭湯としてオープンしたのち、温泉を掘り当て、天然温泉として再オープンしたらしい。
内風呂はそのスーパー銭湯時代の名残。
天井が高く、広々しており、電気が明るい。
そして全体的に年季の入りようが見える。
まさにTHEスーパー銭湯といった雰囲気。
お風呂の種類としては、
高濃度炭酸泉、ジェットバス、電気風呂、替わり湯など。
炭酸泉は、かなり炭酸が強くてgood。
芯から温まる感じが本当にいい。
半身浴をまぜた交互浴で、かなり長居してしまった…
替わり湯はかなりの頻度でお風呂の内容が替わる。
アロエやショウガ、ヒアルロン酸にワインまで！
「毎日通える」のキャッチコピーの通り、これは飽きずに通える。
他のお風呂にも入りたくなってしまった…
そして、最近ではなかなかお目にかかれない電気風呂に珍しさから入浴。
うわ！ホントにビリビリくる！
痛いところに来るので、かなり効いている気がする。
強烈なり！
あと！これは点数高かったから言わせて！
テレビがサウナの中のみだった！！！！
他のお風呂で多いバカでかいテレビなし！！！！
のんびりお風呂に浸れるのは最高ですな…
類を見ない豪快さが好き！
内湯とは一気に雰囲気が変わる露天。この雰囲気はよい。内風呂がスーパー銭湯時代からの名残なのに対して、
露天風呂は、天然温泉を掘り当ててから作られた施設。
そのため一気にモダンな、かがり火に照らされた温泉となる。
…差がすごいな…
湯快爽快の１番の売りは「野天湯風呂」。
天然温泉であり、全国でもトップクラスの成分含有量を誇り、湯治を目的とする療養泉。
神経痛、関節痛、冷え性などに効くとのこと。
…と謳ってはいるが…やや感じる塩素臭…。
ただ確かに温泉であることは感じられるので、まあありか。
そして信楽壺湯。
信楽焼で出来た壺を使ったお風呂。
うるおい、やすらぎ、ぬくもり、３種類あるがどれもよい。
…まあこれは壺湯がもともと好きというのもあるのだが…まあそれを抜きにしても、のんびり一人で入れるのはいいよね。
信楽焼というと狸が有名だが、ああいう絵付けされたものは逆に少なく、むしろ釉薬をかけず、土の風合いを感じるような力強い見た目が特徴。
そのうえ、耐火性に富み、大きいものを作るのに向いているため、この壺湯にはぴったり。
じゃあなんであの狸がそんなに広まったのか。それは昭和天皇が句を詠んだのがきっかけなんだそうな。すごいなあ…インフルエンサー…←
でもそんな壺湯を超える一番のお気に入りは、
「露天打たせ湯」
ここの露天打たせ湯は、一回は打たれる価値はある。
本当にすごい。
豪快な滝に打たれるイメージと謳っているだけあり、水圧がすごい。
全身の痛みや、様々なものがすっきりする。
そもそも打たせ湯自体が他の施設にはあまりないので、
本当におすすめ。
ただし、隣の方と共有ボタンなので、
一人で使用できないときは、息の合う人と一緒にどうぞ。
一人で使えるタイミングで行くのが一番いいけどね…
あともう一つのおすすめは、うたた寝の蒸し釜
日本初の寝転がれる低温蒸気サウナ。
寝転べることによるリラックス感がすごい。やはりゆったりと寝転がれるのがいいのか、
サウナが苦手でもゆっくり入れる。
このリラックス感とデトックス感…あまりない感覚でとても気持ちがいい。
一番奥にあるためか、人の出入りが少なく、それもよさの１つ。
ちょっと岩盤浴みたいな？感じもする温まり方。
そして岩盤浴よろしく、長時間いると地面が固くて背中が痛くなってくるのだが…
それを差し引いても、ぜひ入ってほしい…！！
サウナが苦手という方にぜひともお勧めしたいうたたね蒸し風呂。
ぜひここでサウナの効能を一度体感してほしい。
血行が良くなり肩こり改善、細胞が活性化し免疫力向上、発汗により老廃物が排出され疲労が軽減！
サウナ未体験の方もここからサウナデビューしてみては？？
食事はおいしそう！ただ…つくりがなあ…
先ほど触れた食事処。
地元でとれた魚介類をメインとした料理がお勧めとのこと。
三崎港直送のマグロだとか。おいしそう。HPでもかなりお勧めされていて、確かにどれもおいしそう。
あと生ビールがおいしいとの情報もあり。
なんでも工場直送だそうで。
好きな人にはいいかも！！
ただ今回はあまりおなかも空いていないうえ、車だったので、
とりあえずソフトクリームと、お決まりのコーヒー牛乳を。
どちらもお得感あり。これは個人的大得点。…でか！かなり大盛！ずっしりしてる！
しかもコーヒー牛乳も安い！
これは個人的に評価高いですね…
ただ、一つ上げるならば、
食事処と、一階のお休み処が、とってつけたような感じがするつくりなのが気になってしまった。
(なくてもいいのに…)とかなっちゃうレベルの、とってつけた感がどうしても漂っている…
食事処はさっきの動線問題があるし、
お休み処は、ただの畳敷きの広間。
一応タオルやマットの貸し出しもあるようだが、
それより、キレイなイステーブルの休憩場所が欲しい。
なんとかならないかな…これ…
口コミ評価は？？
全体的に悪くはないが、ところどころツッコミどころが見えてしまう湯快爽快ちがさき。
他の方の口コミ評価はどんな感じか調べました！
補修も、きっちり直すというよりテープでざっと、という感じです。
レストランにもお金を落としてもらいたい気持ちは分かりますが、席と席の間を通ってお風呂に行く動線は、食べてる人が落ち着かなそうですね。
施設に古さを少し感じるのと、食事場所が広い割に休憩所は小さめで、両方とも空調が弱く、汗っかきだと風呂上がりでまた汗をかいてしまうことに。また、食事等も会員価格と一般価格で別れています。
茅ヶ崎駅までの送迎バスが30分に一本あるのがありがたい。ちゃんと館内放送で案内してくれます。
施設が古い為、老朽化が目立つ。
体を洗わすに入浴する人がいる為、お湯の表面に何か浮いている。
炭酸泉の浴槽が大きいのが良い。
天然温泉だが、温泉の浴槽は露天風呂の一部のみ。
サウナ室が広いが、ここも老朽化によりボイラー前の柵が傾いており「つっぱり棒」で支えていた。
食事は席についてから、注文できる。
やはり、(よいのだけれど…)的な口コミが多め。
あとは、昔からあることと、地域密着なことが、良くも悪くも作用しているような口コミが多く見受けられましたね…
結構人によってここは意見分かれるなあ…ウーム。
企画が面白い茅ヶ崎湯快爽快 この夏はビール風呂
ビール風呂という企画をときおり夏にやっているそうです。
単純に工場直送のビールをお風呂にぶちこむというもの。
発想がすごいですね。濃度的には子供も大丈夫とのこと。
入ってみたいですね。
鶴見のラクスパも企画風呂やってますよね。龍角散とか入っていたときもあったな。
リラックスもいいけど、楽しむ風呂もいいですね。
日刊現代「茅ケ崎市の銭湯が“ビール風呂” 効能は？ 酔っ払わないの？」
味見もＯＫ？ 茅ケ崎市のスーパー銭湯「野天湯元 湯快爽快ちがさき」が、８月２５日、同２６日に“ビール風呂”を開催するという。
暦の上ではすでに残暑だが、ビール成分のタンニン酸には美肌効果があるとされ、もともと健康的。
牛乳風呂でお馴染みの、かのクレオパトラもビール風呂に漬かっていたのだとか。「他にも、ビールのホップには独特の鎮静効果があり、暑い夏に“涼”を楽しむことができます。お風呂には、工場直送のビールを投入。お湯で薄まっていますので、お子さんでも楽しめます」（運営元の亀井工業担当者）
静かにお湯に漬かっていた子供が突然、陽気になり、加藤茶みたいに鼻歌を歌いだしたらビックリだが、「酔っぱらうことはない」という。
ならば、このビール風呂は家のお風呂でもできるのではないか……。ちょっともったいない気もするが、バスタブに３５０ミリリットルの缶ビールを２本も入れれば十分。お湯の温度は３７～３８度と低めがいい。また、もっと手軽に楽しみたければ、ビールの入浴剤も市販されている。
「ビール風呂は今年で５回目の人気企画になりますが、お風呂上がりにホンモノの生ビールを注文されるお父さんたちが多いようです（笑い）」（前出の担当者）
汗をかいた後の冷たいビールは格別。お父さんたちにとって、こちらの方がむしろメインなのかもしれない。ビール風呂 「湯快爽快ちがさき」
まとめ
野元湯元 湯快爽快 ちがさき
気軽に通えてコスパがいい
地域密着温泉
温泉や、食事など
ソフト面の良さはあるものの
どうしてもハード面で気になってしまう点が多い。
食事処の動線や、お休み処のつくり、そもそもの全体的な老朽化など、リニューアルの余地が見える。
今のままでの良さももちろんあるのだが、近くにできた竜泉寺温泉と比べると、勢いがないのも事実。
現状のままの良さや、水場のリニューアルは難しいという問題は十分に分かってはいるのだが
ここで大胆な施策に踏み切り、地元民だけでない新たな客層を獲得し、
今一度返り咲いてくれることを願っている。
なにしろここは湯快爽快の一号店。旗艦店といってもいいだろう。
ここからは個人的なお話なのですが、
ここは通った。実はかなり通いました。
温泉というより大きな銭湯という感じだけど、温泉ブームの魁じゃないのかな。
このブログのスタートのきっかけといっても過言じゃない。
年季の分だけ、愛着がある。
だからこそ、今一歩…！！！
20周年の記念Tシャツが販売されていた。誰が買うんだ…とも思ったが、このノリは好き。他の湯快爽快グループのレポートもぜひ！↓湯快爽快たや（田谷）、湯快爽快栗平、湯快爽快おおみや店
店舗情報・アクセス・料金・営業日・営業時間
- 店舗名
- 野天湯元 湯快爽快 ちがさき
- レビュー評価
- ★★★☆☆(3)
- アクセス
- 〒253-0041
神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎3-2-75
- 電話番号
- 0467-82-4126
- 営業時間
- 9:00～26:00
- 定休日
- 年中無休
- 平日大人料金
- 750円
- 休日大人料金
- 850円
- 料金メモ
- 22時以降割引有 平休日 大人 650
- 【お店から】
- こころほっこり通いの湯治。JR茅ヶ崎駅から無料シャトルバスあり。毎日通える日帰り温泉、野天湯元・湯快爽快・ちがさき
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