日本サウナ総研は日頃から様ような角度で人とサウナの関わりあいと研究している団体で、
興味深いレポートを公開しているが、今回は、日本のサウナ実態調査2021として、サウナ国勢調査として1万人の調査を3/7、サウナの日にぶつけてきた。
いくつも表形式で説明されているが、興味深いところをピックアップ。
サウナ・温冷浴に関しては、ブームが来ているとの報道はあるが人口推移を取ってみると、そこまでの大きな変化は見られていない。2017年(2879万人/26.6%)から2019(2747万人/25.4%)まで微減が続き、2020年に復調(2824万/26.1%)した。今回の2021年は2584万人/23.9%と調査開始以来最低の利用者数となった。
テレビ・マスコミを中心にサウナ、サウナと連呼していたが、なんか違うと思う違和感はこれだったか。そんなにブームは来てないと、一刀両断。サウナの団体がいっているのが、さらに、おもしろい。
玄人さんからみれば、裾野が広がるのはいいことだけど、新参者によって変質していくのは耐えられないだろうと思うところ。
とはいえ、
温冷浴(「熱気浴/蒸気浴→冷水浴→外気浴」のサイクル)に関しては調査開始以来「知らない」が減少し(2021年31.1%)、「知っていて、実践している」が増加し(2021年27.3%)続けている。また昨年リリースのとおり2020年には「聞いたことがあるがやっていない」が「知らない」を超えた。温冷浴の認知と実践が増えていることが伺える。
認知度は確実に上がっているとのこと。これはいいんじゃない!まずは理解してもらうことは大切だものね。
サウナ自体向き不向きがあるし、個人的には北欧的な薄暗いサウナが好きなので、知る人ぞ知るって世界でもいいような気がする。
その他、コロナとの関係では、確実に利用減を招いているとか、ヘビーユーザで支えられた一年だったとか、かかれています。数字好きな人は一読あれ!
とはいえ、サウナー自体の市民権は確実にあがっている。
証拠にある種、マナー低下の弊害が発生してるし。以下、地道に調べたレポートがあるので、こちらも是非!↓
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