千葉温泉の頂点はチーバ君の鼻先にあり!
源泉かけ流しや水風呂のスケール感はさながら北海道。
美味しい食事ももちろん北海道スタイル。
まずはお急ぎの方へ、野田温泉 ほのかをざっとご紹介。
営業時間 | 9:00~25:00 |
料金(大人) | 平日1,220円 休日1,420円 (タオルセット・岩盤浴セット込) |
お食事 | 390~1,480円 |
キャッシュレス対応 | 各種クレジットカード・交通系IC (Suica/Pasmo等) 楽天Edy、QUICPay、PayPay利用可能 |
送迎バス | なし |
電話 | 04-7123-4126 |
天然温泉あり。泉質は高張性・弱アルカリ性・塩化物強塩温泉。
Contents
野田温泉 ほのかとは
運営はどこ?
野田温泉 ほのかは北海道札幌市の株式会社 丸新岩寺が運営する。
同社の事業は温浴施設の運営がメイン。
姉妹店の「ほのか」を北海道で6店舗、千葉で2店舗展開している。
また、海外事業部ではロシア極東管区における温浴施設「HONOKA SAKHALIN」の事業を展開している。 ただこちらは施設に関する情報が無く、オープンしているかのも不明。
他事業の片手間ではなく、温浴施設運営に力を入れている、いわばスーパー銭湯のプロ。
今回千葉県の店舗を訪問したが、店内や食事処の至る所に北の国を感じることが出来た。
また、海外事業部があるのが何とも先を見据えている。
極寒の地、ロシアでは温泉リゾートが数多く存在する。ロシア人も温泉好きなのだろう。
「ほのか」のような、大衆的施設の誕生は現地民にも歓迎されるはず。
「グランローザ 潮の湯」の跡地
野田温泉 ほのかは、2016年6月まで「グランローザ 潮の湯」として運営されていた。
潮の湯閉店から半年後、12月に「ほのか」が経営を引き継ぎ、現在に至る。
グランローザ 潮の湯時代の施設PRが以下の通り。
基本的には、前身施設の特長を継承している。
施設名からもわかる通り、塩を前面に押し出した施設だった。
ザルツとは?
ドイツ語で「塩」を意味する。ヨーロッパでは岩塩採掘鉱山内の塩分を含んだ空気が呼吸器疾患に治療効果を発揮することが知られ、この治療作用を再現した施設を「ザルツテラピー」とも呼ぶ。
一方で細かな違いとしては、
・岩塩浴は別料金→入館料に岩盤浴がセットに
・ランチバイキング→北海道グルメ中心のレストランへ
・送迎バス廃止
需要が少なかったのかもしれないが、便利に思える要素も少し減ってしまっている。
以前から人気施設だったと思うのだが、なぜ閉店してしまったのだろうか。
googleの口コミに手がかりがいくつか残っていた。
また、やっと出たと思うと電話対応が最悪です・・・。
電話にも出られないほど、スタッフさんは忙しいのでしょうか?
またあまりに繋がらず(出ない)、隣のホテルに繋がらないので
連絡を・・・と伝えたら、同じ会社が運営しているにも関わらず、繋げませんとのこと。
うーむ…内部事情はわかりませんが諸々トラブルがあったようです。
従業員もお風呂も正常に動けていなかったみたい。
ほのかが後を継いでくれたことで、素晴らしい泉質をまた楽しめるようになったのはありがたい!野田市民のヒーローじゃないだろうか。
また、経営母体が変わっても「潮の湯」の名前を使い続けているのも良いですね。
2期の主人公が1期主人公の技を使うみたいでエモい。
アクセス
車でのアクセス
常磐道 柏ICから約15分
国道16号を春日部方面へ左折
約6km先KFC交差点を左折、500m先陸橋前左に入る。
※無料駐車場266台あり
一見してアクセスは悪くはなさそうだが…
国道16号線がある千葉県北西部は、県屈指の渋滞・混雑ポイント。
チーバ君の鼻先にあたるこのエリアは、東京都・埼玉県・茨城県と隣接することもあり、交通量が非常に多い。
それに加え、幹線上に大型の商業施設が続々オープンしたこともあり、常に渋滞している。車で向かう際は特に事故に気を付け、時間に余裕をもって行こう。
電車でのアクセス(現地レポ)
東武アーバンパークライン 野田市駅・梅郷駅から徒歩約15分
梅郷駅から市内循環バスが運行(約10分)
運賃:一律100円(現金のみ)
野田方面へ電車で向かうには、東武線を利用するしかない。
野田線…もといアーバンパークラインの野田市駅・梅郷駅が最寄りとなる。
東京から約1時間10分~と少し行きにくいかも。
大宮からは約40分、乗換無でアクセス可能。
埼玉県民、アーバンパークラインにて梅郷駅にやってきました!
せっかくなので、今回は循環バスに乗っていきます。
野田市は枝豆の有数の産地らしく、循環バスは「まめバス」の愛称で運行されている。
100円抱きしめている彼が恐らく豆なのでしょう。
「まめ太郎」と、ストレートな彼の名前は、地域の小学生の公募で決められたそう。
3位の「まめ―」の脱力感もなかなか良いと思うのだが。
運行ダイヤは、
平日8~17時台、休日9~17時台、2路線で1時間に約1本の運行。
まめバスはマイクロバスで、10人ほど乗車できる。
バス内は車内放送も無かったためか、異常なほどに静かだった。
バスに揺られ、6分ほどで「ほのか」前に到着。循環バスの割に早い!
降りた先に「パワースポット」と書かれた謎の札があった。
めちゃめちゃ怖いし、絶対パワースポットではない。
入口には、花をあしらった石板やこま犬のような鬼の石像が。
おそらく魔除けなのだろう、造形は非常に細かい。
全体として入場する前から、アジアンな雰囲気を感じ取れる。
料金は岩盤浴までコミコミ、キャッシュレス対応。
大人 平日1,220円 休日1,420円
(岩盤浴・タオルセット込)
※追加レンタル品
フェイスタオル … 100円 バスタオル … 150円
岩盤浴用敷タオル … 100円 湯着 / 館内着 … 250円
岩盤浴までコミコミの料金が固定となる。
『仕事の合間にサッと』よりは『一日中おこもり』での利用に向いているだろう。
フルセットで土日も1500円以下はリーズナブル。
決済方法は現金の他に、
クレジットカードや、 交通系IC(スイカ、パスモ等)、楽天Edy、QUICPay、
バーコード決済はPayPayが利用できる。
首都圏の施設においてはキャッシュレス需要がより高い為、その点もしっかり対応できている。バーコード決済に楽天ペイやLINE Payなども追加されたらなお最高。
館内はすべてコインレス。
入館し、まずはロッカーに靴を預ける。
下足ロッカーはコインレスで、設置数は450台ほど。
その後受付で鍵を預け、館内の説明を受ける。
脱衣ロッカーのカギにバーコードがついており、館内利用分を一括清算するシステム。
今やお馴染みのシステムだが、これが一番楽。めっちゃ無駄遣いしてしまう。
館内は前方後円墳みたいな形状となっている。
各階の主な構成は、
1Fは大浴場・岩盤浴・リラクゼーション
2Fは岩盤浴・食事処・休憩スペース
となっている。
まずは1階をふらっとしつつ大浴場へ向かう。
受付隣には物販コーナーが。野田の名産品でも売ってるのかな。
今こそ枝豆と「まめ太郎」グッズの出番でしょうよ!どれどれ…
フリーズドライ物産展
ええやん。
ケールスープとか誰が買うんだ。テールスープみたいに言うな。
1階の片隅にもゲームコーナーが。館内図にも表記されていない隠しスポットだ。
この寂れ感は結構好き。くじがメインのこのコーナーは、おそらく前身施設からの名残なのだろう。そこそこの空間を持て余している気がした。
そろそろ大浴場へ向かうか。
脱衣ロッカーは清潔感があり、スーパー銭湯というより都内のサウナ・スパ施設を彷彿とさせる。ロッカーはキーで指定されているのが難点か。
けっこう広く空いているのに、隣のロッカーの人とかち合うのはあるある。
ロッカーは180cmくらいの超縦長で、ハンガーや靴置場もあり。
岩盤浴着があると持ち物がごちゃごちゃするので、ロッカー内に段があると助かる。
一点気になったのが、タオルの匂い。特にバスタオルに生乾きのような匂いが感じられた。タオルが料金に含まれるのならば、この辺りは改善してほしいところ。
水回りについては、
ドライヤー8台、洗面台2つとキャパシティは◎。
アメニティーとしてルシードの化粧水、ヘアトニックが置かれているのも嬉しい。
※口コミによると、女湯には
クラシエのZIRA 化粧水乳液、豆乳化粧水&ローションが設置されているそう。
男湯にも設置してあげて(笑)
水分補給も済ませ、いざ入湯!
内湯:メイン浴槽に隠された3つのウソ
浴室内は白タイル基調でかなり明るい。イメージとしては、温泉というより温水プールに近い。館内がアジアンスタイルなので、変に和風っぽくする必要もないが。
カランは仕切り付きが17席、水回りも非常に綺麗に保たれていた。
アメニティは、DHCのシャンプー・コンディショナー・ボディソープ。
流石はDHCブランド。容器にも高級感があり、香りも良い。
これは地味ながら高ポイント。
琥珀の湯 (湯温: 40℃ キャパ:15人)
内湯メインを張るのは、天然温泉から壮大な富士を望む「琥珀の湯」。
ごめんなさい、半分ウソです。正しくは、
(ウソ1: 井戸水で薄めた)天然温泉から壮大な(ウソ2: 蝦夷)富士を望む
「琥珀(ウソ3:透明に近い)の湯」。解釈によってはウソも誠になる!
ウソ1:井戸水で薄めた天然温泉
こちらの天然温泉「潮の湯」については後述するが、
湯量多い・湯温高い・成分濃いの3拍子揃ったストロングな温泉。
いわば塩化物泉界のエスプレッソ。
関東ではお馴染み、塩化物泉。
皮膚に塩分が付着し、汗の蒸発を防ぐため湯冷めしにくい。
強塩温泉では、長時間の入浴で湯あたりの可能性がある。
こちらの源泉「野田花井温泉」こそ、塩化物強塩温泉。
綺麗なバラには棘があるとはよく言ったもので、効能が強いからこそ湯あたりする。
そんな温泉を長時間楽しむために、井戸水とブレンドしたのがこちらの「琥珀の湯」だ。
いわば塩化物泉界のアメリカン。
ウソ2:壮大な蝦夷富士を望む
こちらは読んで字の如く、「ほのか」ゆかりの北海道要素が顔を出している。
天候に関係なく見られる蝦夷富士(羊蹄山)を、色々な角度から楽しめる。
夜は写真のように、水面に反射するのが粋。
ウソ3:透明に近い琥珀の湯
井戸水とのブレンドの配合が変わっているのか、筆者が訪問した際は「ほぼ透明」だった。もう少し温泉多めだと嬉しいところ。
音波の湯(湯温: 39℃ キャパ:3人)
ぬる湯(湯温: 39℃ キャパ:4人)
「音波の湯」はいわゆるジェットバス。HP画像の通り、水流が細め・控えめなのが特徴。
ラーメンの「硬め・濃いめ」みたいだな。
いわゆる「フラッター効果」で血流の改善が期待できる。
隣に併設されたぬる湯と合わせて、最も湯温の低いお風呂となっている。
高温風炉(ドライサウナ)(室温: 80~90℃ キャパ:20人)
サウナは対流式のストーンサウナ!岩盤浴の「炉」と同じ 「ikiサウナ」が設置されている模様で、湿度・室温共に丁度良い。
熱いのが苦手な方には岩盤浴があるし、激アツが好きな方にはロウリュウがあるので、ドライサウナの室温はこれが最適解か。
男湯側のベンチは3段となっており、HPの写真より広々とした印象だった。テレビ付き。
水風呂(水温:17℃ キャパ:10人)
お風呂に入りながら気になっていた水風呂。HPに写真すらないが、こいつがすごい。
2区画に分かれる水風呂は、何といっても圧倒的な大きさが魅力。
段差があるので、座り~立ちまで好きな姿勢で入れるのもグッド。
露天:泉質◎のかけ流しにテレビ設置で賛否両論
サウナ・水風呂の後は外気浴!
露天へ出ると雰囲気が変わり、岩風呂を主軸にした渋い空間が広がる。
ととのいスポットは 、
ととのいイスが5脚、お風呂のテレビが見える向きで設置されている。
この椅子がかなり古く、もとが白いだけに変色や汚れが目立っていた。
また、休憩しながら辺りを見渡すと、経年変化の汚れが目に付く。
外への目隠しの塗装剥がれ、デッキのカビ、壁面の変色など。
「渋い」というより、「昔からそのまま」な気がしてきた。(笑)
潮の湯 (湯温:41~43℃ キャパ:15人)
いよいよ大本命の源泉かけ流し、「潮の湯」へ。
源泉の湯温が46.7℃と高く、加水・加温なしの温泉を楽しめる。
お湯の色は茶褐色、非常に色が濃く底が見えないほど。
岩風呂内に段差が2つあるが、温泉の色が濃くわかりにくいので注意。
杉戸の「雅楽の湯」でもそうだったが、「濃い温泉 段差がち」。
温泉あるあるが出来ました。
入った感触としては、やはりとにかく濃い!家庭用入浴剤の100倍の濃さらしい。
尖った濃さ、マイルドよりはソリッドな感じ。
湯治レベルに濃い温泉を、普通の料金で楽しめるだけでもかなりの魅力だろう。
ただし、温泉中央にテレビが設置されている。ということは…
銭湯にテレビあり・なし戦争の始まりだ!!!
きのこ・たけのこ並みに根深いこの争い、筆者としてはどちらでもよいのだが、実に様々な意見があった。
どちらの声もあるので、一概に正解は決められないが、各施設がどんなアプローチをとっているのか注目していきたい。
美白の湯(湯温: 40℃ キャパ:12人)
露天の岩風呂には白湯もあり。潮の湯との対比で、湯温は低めに設定されている。
白湯のためか、体感はかなりぬるく冬場は寒いくらい。
こちらにも段差が1段あり、全身浴・半身浴で使い分けられる。
外気浴が寒すぎる時には、こちらでクールダウンもアリかも。
また、季節イベントとして入浴剤の投入も行われる。
筆者訪問時は、冬至前という事もあり、ゆず湯!…の予告でした(笑)
ぬか喜びしてしまうので、看板に告知貼るのもうちょい直前にしてほしい。
「これゆずかなぁ・・・」って、
お湯の匂い嗅いでたのめっちゃ恥ずかしいわ。
壺湯(湯温: 42℃ キャパ:2人)
最後はお馴染み、焼き物の壺湯へ。こちらも温泉使用で潮の湯を独り占めできる。
温泉成分のせいか、壺の塗装が剥げているのがかっこいい。
同じお湯でも狭い分、湯の花が浮いているのが目立つ。
お風呂全体として特濃天然温泉や巨大水風呂など、他ではお目にかかれない個性がみられた。湯温に関しては、身体を温める泉質ゆえか、比較的ぬる湯寄りの構成であった。
強いて言えば、ぬる湯特化で炭酸泉を導入するか、逆に「あつ湯」として加温の浴槽が一つあるとバリエーションに幅が出来たと思う。
テレビの問題は置いといて、この泉質を手軽に楽しめるだけでも入る価値はあると感じた。だからこそ、選択肢として岩盤浴なしの料金を設定しても良いのではないだろうか。
岩盤浴:やわらか枕と静けさに癒される大人の空間。
お風呂で身体を温めたら岩盤浴へ!
岩盤浴入口は一層アジアン感が強くなり、異界へ繋がる洞窟のよう。
1階の岩盤浴は、最も広い「炉」を中心に5つの部屋が円状に並ぶ。
入口に入るとまずは休憩スペース。ここを拠点に岩盤浴を楽しんでいこう。
休憩スペース
自動販売機・冷蔵庫・貴重品ロッカーが設置されている。
自販機は当然、リストバンドで利用可能。
貴重品ロッカーまでコインレスで利用できるので、完全に手ぶらで楽しむことが出来るのは嬉しい。
フロアには、「人をダメにする」ビーズクッションと寝転びクッションマットが置かれ、
好きな姿勢でリラックスすることが出来る。
ん、そういえばここ、音楽が全く流れていないな。その上マンガも置かれていない・・・
とても静かで、落ち着いた空間に仕上がっている。これはリラックス不可避ですわ。
「ほのか」の岩盤浴に対する本気度を見た気がする。
岩盤浴 灼(室温:47℃ キャパ:7人)
まずは温度高めの「灼」から。
ブラックストーンの遠赤外線効果で身体を温める。
細かい石が敷き詰められた席と、タイル式の席に分かれる。
ここでもバリエーションを出してくるのが面白い。
岩盤浴 穏(室温:45℃ キャパ:8人)
こちらは、ピンクソルト岩塩が敷き詰められた部屋。
岩塩には活性酸素を除去し、皮膚の老化やトラブルを防ぐ効果がある。
隣の席との間に仕切りがあるのが嬉しい。
岩盤浴 涼(室温:18℃ キャパ:10人)
冷房の効いたクールダウン用の部屋。
長ベンチが4つ設置されているので、そこそこの人数が涼める。
この手の部屋としては室温高めなので、ロウリュウ後なんかはもう少し涼しくても良いかも。
岩盤浴 麗(室温:42℃ キャパ:10人)
またも塩系のお部屋。塩フィーチャー良いぞ~。
こちらはブレンドソルトの岩塩浴で、「穏」より室温が低いため、身体の負担をより少なく汗をかくことができる。
他の部屋でも共通なのだが、枕がめちゃめちゃ柔らかくて驚いた。
岩盤浴の枕って、石なり木なりで硬いイメージがあったので、これは発明。
爆睡に拍車をかけてくるので、長く居すぎないように気を付けよう。
岩盤浴 禅(室温:42℃ キャパ:5人)
「麗」と繋がる部屋で、こちらはベンチに腰掛けるタイプ。
座りながら下半身を温めることで、内臓が活発に働き血行を促進する。
代謝が良くなることで、冷え性改善やダイエットが期待できるそう。
岩盤浴 炉(キャパ:30人)
フィンランドサウナをイメージした岩盤浴だが、2020年1月現在はロウリュウイベント以外は使用中止。
ロウリュウイベントは1日6回開催されており、各回開始30分前に札が配られる。
定員は30名とのことだが、明らかに30枚以上の札を配っていた点が気になった。
事前に札を取り、開始時間になったので「炉」室内へ。土曜11時の部はほぼ満員。
今回ロウリュウ担当は女性のスタッフさん。やはり所作や話し方が穏やか。
大声を出さないコロナ渦に最適だ、リラックスしつつ大汗をかこう。
この日のアロマ水は、女性に嬉しいヒアルロン酸とグレープフルーツ。実は男も嬉しい。
担当さんがアロマ水をかける量が結構多く、今まで体験したロウリュウの中でもかなり熱いと感じた。
10分ほどでロウリュウが終了。筆者も含め皆さん大満足の様子だった。
2階にも岩盤浴が!ホットヨガもあり。
ここからは2階に上がり、残りの岩盤浴をチェック。
こちらにも専用の休憩スペースが完備され、リクライニングシートが20席ほど。
また、写真奥の扉からテラスに出て涼むことも可能。
ただ、冬はドアを開けると部屋中に寒気が入り込む為、他の利用者への配慮を忘れずに。
岩盤浴 猛(室温:49℃ キャパ:13人)
ロウリュウを除き最も室温の高い部屋。室温もさることながら、遠赤外線効果でじわじわと身体を温める。岩盤浴といえばこれ!という感じ。
疲労回復・免疫力向上の効果が期待できる。
岩盤浴 瑜(室温:41℃)
13床の部屋は寝るスペースが無く、ホットヨガ用となっている。
暖房・床暖房で室内はじんわり温かく、モニターで放映されているヨガのプログラムに沿って運動できる。
もちろん、インストラクターによる教室も毎日開催されている。(ワンレッスン500円)
岩盤浴とヨガの組み合わせで、新陳代謝を活発にし、大量発汗で毒素を体外へ排出できる。
岩盤浴 莉(室温:44℃ キャパ:13人)※女性専用
こちらは女性専用となっている。全体に木があしらわれ、落ち着いた雰囲気、とのこと。
温度は低めに設定されている。
岩盤浴はかなりのバリエーションがあり、エリア最大の「竜泉寺の湯 草加」に匹敵するレベルであった。前身施設からの流用も多いと思うが、しっかりと整備されており、抜群の清潔感であった。各部屋で異なるアロマが使用されているのも面白い。
またBGMが無いこと、枕やクッションの気持ち良さがもたらすリラックス感は、他ではなかなか味わえないかも。岩盤浴料金をコミコミにするほどの自信が見て取れた
2F:ネットカフェ顔負けの休憩エリア。館内着があればもっと快適かも。
2Fは岩盤浴の他に、大型の休憩スペースとしての側面も兼ね備えている。
かなりおしゃれなこの空間。例のビーズクッションソファやカウンター席など、休憩場所のバリエーションも豊富。コワーキングスペースとして使用も可能。
漫画の蔵書数もかなりのもので、お風呂・岩盤浴と合わせて一日中楽しめる。
休憩処
まずは休憩スペースから。リクライニングソファは50席以上あり、余裕のキャパ。
こちらではブランケットの貸し出しもあり。
漫画を読みながらくつろぐのも、うたた寝するのもアリ。
女性専用スペースも完備。
寝ころび処
こちらはゴザ敷きの上に寝転んで休めるスペース。
枕とブランケットが使用でき、キャパは15人程度。
インターネットコーナー
パソコンの貸し出しもあり。これ完全にネットカフェです。
キャパは5台と少ないが、皆さんスマホを持っているので使う方は少な目。
ゲームセンター
1階の隠しスペースとは違い、明るい室内のこちらがゲーセンの本体か。
クレーンゲームや太鼓の達人、シューティングにスロットなど一通り揃っているのだが、
何故か今一つ人気が無かった。キッズコーナー含め、子供さんはかなり喜びそうだが。
休憩スペースは、時間潰しには事欠かないほど充実していた。
長時間楽しむに当たり、やはり気になるのが岩盤浴着が館内着を兼ねている点。
料金を抑えるための設定だと思うが、1日「おこもり」するならば
別料金(250円)での交換用岩盤浴着が必須になるかも。
食事処は北海道尽くし。味・見た目◎、動線×
お腹も空いてきたので、食事処でお昼にしよう。
2階一番奥、岩盤浴を超えたところに食事処がある。
座席はテーブル、座敷に一人用のカウンターを5席完備。
メニューはもちろん、北海道一色。海鮮丼・ジンギスカン・スープカレー・・・
どれを見ても美味しそうで目移りして しまう。
麺類、ご飯もの、おつまみ、デザートに至るまで名物が並ぶ。
もちろん、定番の蕎麦やうどんも取り扱い、バリエーションは幅広い。
注文が決まったら、カウンターの注文口へ。ここへきてまさかのローテク。
一応、テーブルにはメニュー番号を記入する用紙がある。
席に着く前に注文する人も多く、用紙はほぼ使われていなかった。
この注文方法は結構問題で、多くの口コミで言及されていた。
休日はどうなってしまうのかな?と謎だった
筆者が訪れた際も、席は混雑していないのに注文口は行列・・・の状態が続いていた。
券売機を数台置くだけでも、いくらかマシになるのでは。
今回は、せっかくなので北海道らしいものを!ということで、
特製スープカレー(1,190円)、北海道ザンギ(490円)を注文。
10分程で呼出ベルが鳴ったので、受取口へ。
これはすごい、スープカレーがグッツグツ!
本当に具沢山で、それぞれの大きさもありゴロゴロ感がすごい。
まず目につくのが鳥ももの骨付き肉。めちゃデカい。しかもちゃんと焼き目をつけてから入れている。
野菜もしっかり入り、じゃがいもは丸1個ほど、にんじん、茄子、ピーマン、さつまいも、カボチャ、キャベツ、蓮根が入る。
カレーはしっかりスパイス感がありながらも、辛すぎず万人が楽しめるフレーバーに仕上がっている。正直、北海道で食べたスープカレーにかなり近い。
1,190円とやや割高だが、栄養・味・ボリューム感揃っており、食べる価値はあると思う。
ザンギの方も揚げたて、お肉も柔らかく美味しい。
しっかり味が染みていて、めちゃくちゃビールに合う。
唐揚げとザンギの違いとは、
唐揚げ: 食材に小麦粉や片栗粉を薄くまぶしてあげたもの
ザンギ:下味をつけた食材に粉をまぶし揚げたもの
定義としては下味の有無が違いとなる。
しかし、現在では唐揚げに下味をつけることも多い為、
現地ではより味の濃い方を「ザンギ」と呼ぶそう。(諸説あり)
口コミ:土日も意外と空いてる?
岩盤浴のフルセット+クーポンで替えの岩盤浴着もつくので、かなり良コスパですね!
土日も空いている、というのは耳寄り情報。筆者も土曜の午前中から行きましたが、午後13時くらいで大浴場はほぼ貸切でした(笑)
恐らくロウリュウイベントに行く人が多かったのですが、立ち回り次第ではかなり快適に過ごせるはず。
女湯には塩サウナもあるそうです!露天から月見・・・最高ですね!
つい長湯してしまいそうですが、ストロングな潮の湯で湯あたりしないように、
美白の湯を上手く組み合わせていきたいところです。
お得情報・クーポンまとめ
- ニフティ温泉 ※受付時にクーポン画面を提示
湯着1着無料 通常250円 →無料
https://onsen.nifty.com/kashiwa-onsen/onsen012403/coupon/#200205849634 - ジョルダンクーポン ※受付時にクーポン画面を提示
湯着1着無料 通常250円 →無料
https://cp.jorudan.co.jp/coupon/print/TRV10918/TRV1091812984/ - JAF会員サービス ※受付時にカード提示
湯着1着無料 通常250円 →無料
クーポン内容は全て同一となり、少しショボく見えるかもしれない。
訪問したからこそわかるが、岩盤浴着の替えが貰えることで休憩や食事の快適さが格段に変わってくる。これで心置きなく長居できるぞ!
アルバイト求人情報
野田温泉 ほのかでは2021年1月現在、求人サイトにてレストランスタッフの募集を行っている。
温泉施設内のレストラン
盛り付け/オーダー取りや |
時給:950円~ (22時~/1,187円) 勤務時間 (1)08:30~23:30の内実働8h/週休2日 13:00~17:00の実働4h /週2、3日 (2)08:30~17:30 / 17:00~24:00 各時間帯の内実働5.5h /週2、3日 ■交費規定内支給 ■制服貸与、 ■飲食30%割引あり ■車・バイク通勤OK |
---|
気になる点は、無料でお風呂に入れるのか!?という点(笑)
福利厚生として掲載されてない施設は意外とあまりないので。
まとめ
お風呂・岩盤浴・食事共に満足で、千葉県No.1も頷ける。
その割に、館内は空いていたのが気になった。口コミでも、「土日も空いている」という意見も見られた。
他の人気施設にあって、「ほのか」に無いものを考えると、
やはり送迎バスと館内着だ。
最寄り駅から徒歩20分あるにもかかわらず、送迎バスが無い。
遠方からのお客さんや、お年寄りは中々アクセスしづらい。
循環バスがあるものの、運行ダイヤが多くなく夜はそもそも運行していないので、
仕事帰り等でも利用しにくい。
人気施設はそういった利便性もカバーしていることが殆どなので、是非検討してほしい。
岩盤浴が料金に含まれていることから、岩盤浴着が汗でびしょ濡れになるのは必至。
そうなると乾くまで待つか、替えの岩盤浴着を購入することに。
汗をかいたままでは、かなり身体が冷えるので、せっかくの岩盤浴も台無しに。
結局岩盤浴着を買う方も多いのではないだろうか。
元の料金を抑えるためとはいえ、必要になるであろう物を別料金にするのは少し意地悪な印象を受けてしまう。
「グランローザ」から受け継いだ力だけでなく、より良い施設になるよう「ほのか」流のエッセンスを加えた「のだ温泉」。
ニフティ温泉ランキングにとどまらず、更に人気施設になるポテンシャルが十分あるように感じたので、今後もお客さんの声を聞きながら成長していってほしい。
店舗情報・アクセス・料金・営業日・営業時間
- 店舗名
- のだ温泉 ほのか
- レビュー評価
- ★★★★☆(4)
- アクセス
- 〒278-0026
千葉県野田市花井1丁目1-2
- 電話番号
- 04-7123-4126
- 営業時間
- 朝9時~深夜1時
- 定休日
- 年中無休
- 平日大人料金
- 1,220円 館内着タオル
- 休日大人料金
- 1,420円 館内着タオル
- 料金メモ
- 【お店から】
- 千葉県野田市花井にある「のだ温泉 ほのか」の紹介。お風呂と岩盤浴、そして健康的で美味しい食事。至福のときを「のだ温泉 ほのか」で!
myzの記事