スーパー銭湯を広めた功労者??
郊外基幹道路店舗に久々来訪。極楽湯柏店をレビューしちゃいます。
スーパー銭湯についても熱く語ります。
店舗数日本一の風呂屋。極楽湯グループ。
極楽とは…苦しみのまじらない身心共に楽な世界。
さーて!私も開放されてみるか…ww
柏店は郊外型のスーパー銭湯のあるあるが全て詰まっている施設。
ザ!スーパー銭湯!!2003年にオープンの老舗。
男女利用可能な施設ですよ!!!
(筆者は男性専用レビューが多いので珍しい??)
オープン当初に行った覚えがあるが記憶もあいまい。→年を取るのは嫌なものだw
2010年にリニューアルを果たし、施設をリノベーションをして1階層を中心にきれいになったとか。筆者地元でもあるのでランニングがてら行ってみようかと思いついた。
(温浴施設を起点にランニングするのがマイブームでもある)
結論から言うと…
可もなく不可もなく個性もない。それ故に、ザ!スーパー銭湯!といえる。
テッキーで個性の強いお風呂やサウナに入っている人(私もふくめて)では物足りない?でもこっちがありがちなスタンダードなので基本系というのも忘れずに。
ビールとサウナがあれば何でも治る!!極楽湯柏店いただきます!
Contents
スーパー銭湯の特徴とは…都市郊外型から生まれた???【小コラム】
柏駅から2キロ弱。歩きは不便ていうか無理。柏駅の西口から無料送迎バスがある。毎時2本が運航されている。モラージュという商業施設も近くにあるのでバスの便通りはいいみたい。国道16号沿いにある温浴施設だ。基幹道路に隣接する郊外施設。ザ・スーパー銭湯!
銭湯との違い。スーパーって。。。
公衆浴場(銭湯)とは違い、物価統制令を受けない、
その他の公衆浴場にカテゴリーされる。
銭湯は県や区によって入浴料が統一だが、スーパー銭湯は制限がない。健康センターが台頭していた1980年後半から転換期が訪れ、スーパー銭湯が2000年頭にかけて増えていった。温浴施設に特化し、回転率を上げるためカラオケやレジャーな付帯設備は設置しない代わりに、入浴料金も安くしており、1日いるよりお風呂に入り寛ぐをコンセプトにしているところが多い印象だ。バブルもはじけて地価も下がり、郊外のレジャー施設や大型施設が潰れる中。跡地に建設されることが多かったのと、駅前から中心に再開発プロジェクトの目玉になったりしていた。
国道沿いはショッピングセンターかスーパー銭湯建設の台頭だった!
参入企業の親会社は
娯楽レジャー、不動産建設のグループが名乗りを挙げている。
上記の内容がうなずける筈だ。
- 娯楽レジャー業界:極楽湯、大江戸温泉、竜泉寺の湯、楽天地など。
- 不動産建設:湯楽の里、お風呂の王様など。全国的にも名だたるラインナップであるし大型施設を有しているのがわかる。
参入企業も多かったが、体力のある施設が今も残っているといえる。
極楽湯は東京湯湯めぐり倶楽部でも5店舗ほどレビューされています。
極楽湯は店舗数日本一の風呂屋とアピールしており、
日本国内にスーパー銭湯の「極楽湯」「RAKU SPA」を40店舗運営(2019年5月時点)してる。直営店舗は25店、フランチャイズ店舗(FC店)は15店となっている。なんと!!海外に中華人民共和国に直営・FC各4店舗の計8店舗を運営している。
御茶ノ水にある江戸遊がRAKUSPAに変わり、極楽湯グループとなったのは豆知識として覚えて欲しいところ。
極楽湯ホールディングスは「ゆ」から世界を楽しく。
が
企業理念キャッチフレーズのようで、中国に進出している。
極楽湯中国として法人格をもっているようだ。
中国本土に絶賛建設中のようだ(下記URL参照してみて)
http://www.gokurakuyu.cn/
コンセプトは和風でお屋敷風なのが極楽湯グループの特徴。柏店も!!
話は極楽湯柏店に戻そう。
オープンは2003年、まさに、スーパー銭湯建設の過渡期といえる。
業界でいうと老舗と言っていい?かも。
近くに健康センター寄り形態の、みのりの湯がある。(いずれレビューしに行きます)
先にも言ったが16号にどっしり極、楽、湯の看板と、いかにもな佇まい。コンセプトは和風でお屋敷風なのが極楽湯グループの特徴。
エントランスからお屋敷感がある。
靴ロッカーに靴を入れて、フロントへ。
むむむ。
結構混んでるな…。子供多くて騒がしい感じだ。
(画像じゃ分かりづらいですがフロント前はなかなかの混雑)
1階フロア内はピカピカに明るく和風というより温浴施設感満点だ!
料金は平日は700円。
タオルセットが300円なので実質は1000円となる。
館内着をつけるとさらにプラスになる。
とはいえ、
時間は制限なしで1000円台なので都心の温浴施設(レスタ、かるまる、北欧)より断然安い。スーパー銭湯もとより極楽湯は700円の価格帯でお風呂が楽しめる施設。
安さは魅力だ。
関東圏の郊外型スーパー銭湯は700円から1000円の価格帯でタオル・館内着が別売りがほとんど。
スーパー銭湯の苦悩
スーパー銭湯が台頭し「温浴施設が家族のレジャーランド」となった。
しかしその反面、従来の大人に合わせたルールやマナーやお風呂の構成では維持が難しく、子供の混浴を問題視、身長による制限や独自の「混浴年齢制限」、入浴可能時間を設けないといけなくなった。
特徴の一つである、深夜まで営業されているのもあって、誰もが手軽に近場で安価に温泉気分が味わえる一方、タオルを湯船につけるなどの一部の利用客のマナーの悪さも出てきて、温度差はあるものの各店舗で改善策を投じないと客足に影響が出てくる。マナー啓蒙は家族のレジャーランドとなった今、重要な課題である。
炭酸泉?VS天然温泉?そんなことより治安問題勃発!!!
極楽湯柏店は2階がお風呂!!
- 1階にフロント、食事処、休憩処、漫画スペース、リフレク。
- 2階はお風呂と岩盤浴。
券売機でチケットを購入したらフロントに渡す。キーを貰えばOK。
レッツ!バスロマン!→古いww
ロッカーと脱衣所は一緒仕様で2階。
ロッカーは5段構成のボ四角系なので大きくはない。
数は多い、脱衣所は広く開放感もある。
お風呂は
内湯に炭酸泉と水風呂とサウナとカランゾーン。
外湯は檜風呂、岩風呂、ジェットバス、電気風呂、蒸し風呂。
種類は多めでキャパもある。
何度もしつこいが、都市郊外型のザ!スーパー銭湯だ!
天井は高く空間は大きいが、内湯に外気をいれてないのでムンワリはする。
全体的見渡すとに老朽化もあるなーと。安いボロ湯と口コミで揶揄されているがそりゃそうだと。2003年オープンだし。掃除が行き届いていないのとボロは区別したいところ。
じゃー!取れない汚れ問題はどこまで嫌か?は賛否両論。
(鏡やフローリングの技術も近年のものと違うしね。)
汚いという感じはしないので筆者は気にならない。
過剰な期待をせずに、行っている分にはいいのではないかと思います。
カランは35と多い。シャンプーとボディソープは常備。
スーパー銭湯なのでカミソリ、歯ブラシ、ボディタオルなどは別売りなので注意。
内湯の炭酸泉が当時のリニューアル目玉だったようだ。
新規参入のスーパー銭湯には炭酸泉はマストアイテム。柏店は37度とぬるめの設定で炭酸の出もいい感じだ。炭酸の効能とぬるめなので長ーく入りやすいし人気がある。
この日も炭酸泉は大人気!下記画像は昔のモノ。
パネル看板はド派手で炭酸泉の効能とうんちくがかかれていた。
炭酸泉あるある?でもある、おじいさんクラスが目を瞑って寝てる?状態がが伺える。ww占拠率の高さが際立つので芋洗い状態は必須。
炭酸ガスには、高温のお湯に大量に溶けないという性質があることから人工の炭酸泉はぬるめになっている。ドイツのバーデンバーデンは高濃度で天然ガスのため温度も高めで湯治場として聖地とされている。
外風呂は天然温泉中心の作り
厳しいジャッジだが、外風呂に向かう謎の空間がどうも汚いというか雰囲気が良くない。温浴施設にデッドスペースがあるのは危険だ。
→汚れや滑りや暗さが出るので。
炭酸泉以外の風呂は、全て露天に設置。
ジェットバスと電気は2〜3ずつある。お湯は無味無臭で天然温泉ではない。
ジェットに関しては威力は普通。
- 天然温泉の檜風呂は、40度程で大きめでキャパは十分。賛否両論あるがテレビが付いている。屋根はないので吹きっさらし。檜自体はだいぶ痛んでいるなーと。思いつつ。肩まで疲れて雰囲気はいい。吹きっさらしなので、濁りと水面にゴミが浮いてるのが気になる。
- 岩風呂も40度くらいで、一番大きい風呂になる。岩が不規則であるので休みづらいかな。水深はやや浅めで屋根がある。
泉質はナトリウムの塩化物強塩泉なので、しょっぱい。色は黄色系に近い。循環の天然温泉なので濁りが気になるところ。ナトリウムの泉質の匂いは独特で上がっても塩っぽいが残る。→筆者は嫌いではない。
他の泉質と比較して作用が穏やかなので、湯あたりや副作用なども少なくスタンダード。ザ!スーパー銭湯!
露天全体は庭園のような造りで。風呂以外もスペースがあって大きい。
外気浴と休憩スペースは充分にある。
床のデッドスペースがチラホラあるのでその辺の床はちょっと汚いというか。
雰囲気がね。。。
し、か、し、
この値段で露天があって、天然温泉でだと文句は言えない。
そこも極楽湯クオリティ!!!
郊外型のザ!スーパー銭湯の条件は満たしていると言える。
が!が!
治安問題は言わせてもらうぜ。
かけ湯なしのノールックで浴槽に行く輩は許さない。
柏店。おじいさんや子供に散見される。
治安(マナー)が悪い問題が目に付く。泣泣
スタンダードなサウナ!物足りないのは…
5段ほどのタワー・スタジアム型でキャパは大きい。
サウナ黎明期オープン当時の情勢からすれば、かなり先見の目のある設計。
遠赤外線型なので熱風がビシビシくる感じでなくじんわり型。
温度は最上段は高く90度はあるか、
ビシビシ型ではないので
プロサウナーやサウナ目当てでいくと物足りなさを感じるかも?。
ここで、整いの方程式にパターンをもたせるのが大事。
室内の最上段はしっかり熱くて90度でこもるか。
最下段の遠赤外線前に陣取りじっくり体を焼くのもあり。
テレビは有り。(筆者はTV賛成派:男の吐息よりまし説)
整いに強いこだわりに固執していると、施設が限られてくる。
その場その場に方程式があるので、見つけるのもプロサウナーの使命。〇〇の施設がいいとか、ロウリュや個性のあるサウナに行くと物足りなくなる人が多いので、スーパー銭湯がスタンダードだということを知っておこう。
サウナの魅力は温冷浴により血液と酸素を体に思いっきり循環させること。
それを体に覚えさせることが基本中の基本だ!
サウナからでたら水風呂へ
サウナ→かけ湯→水風呂この導線は良い。
17度設定なので安心感はある。
筆者からすると、冷たさが足りないがそこは時間でカバー。
サウナ12分→水風呂4分→外気浴休息でしっかり整い仕上がりかけた…
その時!
ここで!
治安問題!
発生!
サウナ→かけ湯なし→ノールック水風呂ざぶんの人が!!
しかも目にあまる。どうしたこの店は…ローカルルールでOKになっているのかレベル。
(サウナ後は汗を流してから浴槽に条例違反です。はい)
こりゃ厳しい!!
水風呂から休息へ
露天があるので外気浴が可能。ベンチや椅子はあるし、寝れる場所もある。これはいい!!
郊外型の施設は規模が大きくてよい。
こんだけ人がいても。まだ余裕がある。
土日を想像するとゾッとした。
もう一つあるサウナは露天に隣接している。
釜風呂という名のスチームサウナ。
定期的に蒸気が出るテルマリウム。
温度は高くなく。湿度重視だが…。これは物足りない。
スチームサウナは蒸気量と温度によってかなり汗の量が左右される。しきじ、プレジデントには到底及ばない。
(スチームサウナについてはプレジデント編で語っていますのでよければみてください)
別料金で岩盤浴があるが、男性諸君であればサウナで充分。
岩盤浴から水風呂の導線ないので仕上がりづらいと思われる。
食事処に特化するのもスーパー銭湯の味。
休憩処は1階を中心にリニューアルしたので綺麗だ。
リクライニングシート、大きな畳のスペースがある。仕切りはなく個別はなし。
簡単な女性コーナーもあるが割とオープンスタイル。
館内着が別売りなので私服の人がほとんど。
畳ゾーンは雑魚寝もできるのでスマフォいじったりの人が多い。
目についたのが…
私物でお店拡げ問題!!
休憩処は場所取り争奪戦の様相。
陣地取りゲームみたいになっており。
領地感がすごい。子供もはしゃぐし照明がピカピカなので寛ぎは難しい。
食事処は広い。大きな大学の学食の様相。テーブル席とお座敷席あり。
注文をしなくても利用可能なので家族連れが多い。
極楽湯といったらお蕎麦メニュー推し。800円の価格帯から食べれる。
メニューラインナップは和のファミレス といったところ。
居酒屋メニューも豊富で生ビール大が700円!!
郊外型のスーパー銭湯なのにアルコールも豊富だ。
全国展開しているチェーン店であって、国道沿いなのでお風呂と食事の需要はあるんだろう。
極楽湯あるあるというか、スーパー銭湯あるあるで散髪屋がある。
切ったらそのままお風呂にINできる仕組み作り。
脱衣所ロッカー処にはパウダールームがあるがドライヤーのみ。
ケア商品は一切ないのもスーパー銭湯ならでは。
まとめ:温浴施設を身近な存在へ。スパリゾート型ではないスーパー銭湯の魅力
極楽湯柏店とあわせて、都市郊外型のスーパー銭湯を語ってきました。
銭湯の上位互換で都心のサウナ施設・スパリゾート施設の下位互換という位置づけの極楽湯。料金もリーズナブルにしているので至れり尽くせりではない。
(都心の施設はふらっ手ぶらで立ち寄れる、癒し寛ぎをコンセプトにしている分、付帯サービスが違う)
が…
万人に対してお風呂を身近に…だ。お風呂のスタンダードが詰まっている。
銭湯廃業が増え苦しい昨今、温浴施設を維持続けてほしい。切願。
料金と郊外立地とチェーン展開していると、この形がベストなんだろう。
- 極楽湯柏店はお風呂目的でもサウナ目的でもどちらもOK!
- 混雑時の立ち回りは大変!
- お風呂の種類はピカイチ。さすが極楽湯!
- サウナはアツアツよりじっくり!
- 可もなく不可もなく
- 治安(マナー)が悪いのが目立った。筆者の日がたまたまと信じたい。
ビールとサウナがあれば何でも治る!!極楽湯柏店ごちそうさまでした!
店舗情報・アクセス・料金・営業日・営業時間
- 店舗名
- 極楽湯 柏店
- レビュー評価
- ★★☆☆☆(2)
- アクセス
- 〒277-0837
千葉県柏市大山台1−18
- 電話番号
- 04-7137-4126
- 営業時間
- 午前9:00~深夜3:00
- 定休日
- 無し
- 平日大人料金
- 700円
- 休日大人料金
- 800円
- 料金メモ
- 無し
- 【お店から】
- 店舗数日本一の極楽湯では、大人気の露天風呂からジェットバスまで、多数の種類のお風呂を備えて日本全国39店舗で皆さまをお待ちしています。
(ご入浴いただけるお風呂は店舗によって異なります)
極楽湯が提供するのはお風呂だけに留まりません。
お風呂のあとは、リラクゼーションにあかすりに心ゆくまでたっぷりお楽しみいただけます!
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