猿の温泉で話題の湯の川温泉の語源は、アイヌ語の「ユ(湯)+ペツ(川)」からきているというのが定説。
当初の温泉は湯量も少なく、温度も低かったので広くは知られていなかった。
函館にサルの温泉、極楽でござる
明治18年に石川藤助が100度以上毎分140リットルの温泉を掘り当てました。
明治19年から湯の川は賑わい始めた。
湯の川では井戸水を掘ろうとしても、100mほどの掘削で温泉が出てしまう。
湯量が豊富ですので、新しい温泉がどんどん入ってきて、古いものを捨てるという「放流・循環併用式」を多く採用している。
(参考:函館湯の川温泉旅館共同組合)
北海道函館市の湯の川温泉街にある市熱帯植物園で、飼育中のニホンザルが温泉に漬かるイベントが開催中だ。目を細めてゆったりとくつろぐ愛らしい姿が来園客に人気で、5月5日まで見られる。
近くの源泉から引いた湯をためた約18平方メートルの湯船で、サルは肩まで漬かり、毛づくろいをしたり、腕をだらんと伸ばしたりとリラックスした様子。近くで見学する来園客が餌を持つと、温泉の中から盛んに手をたたいてアピールした。
イベントは1971年から毎冬開催している。同園のサル約60匹のうち、温泉好きは8割ほど。湯加減にうるさく、41~42度に保っているという。(引用)
猿たちが温泉を好むのは、餌付けされていた子猿が偶然温泉に入ったことがきっかけになり名物になった話が有力。「猿の温泉」のパイオニア!長野県の地獄谷野猿公苑も有名ですよね。