昨年から工事が進んでいた川越の新施設が遂に完成!!
入館料は…岩盤浴込で750円の価格破壊!天然温泉ありで最新の設備はやっぱりいい。居心地抜群のkashibaは地元民専用?難ありのアクセスをバス代込みで近隣施設と徹底分析してみた!
天然温泉岩盤浴込平日750円、タオルは別料金。バス代込みでも関東圏最安値か!送迎無し、アクセス徹底分析!岐阜名物けいちゃんは要チェック!龍泉寺・ハーブスとの比較も!
Contents
- 1 岐阜からの刺客、「いずみの湯」が関東初出店
- 2 アクセス解説!車アクセス専用の施設なのか…?
- 3 衝撃の入館料、750円に含まれるのは…
- 4 館内はリストバンドで利用、清算はセルフレジで。
- 5 内湯は主力級のみ!塩化物泉・炭酸泉で芯から温まる
- 6 サウナー歓喜!!激アツサウナにシャキッと水風呂。
- 7 名脇役は露天に集中。岩風呂はTV付き。
- 8 余裕のキャパ。決してオマケではない岩盤浴
- 9 休憩処
- 10 全酒飲みは食事処で「けいちゃん」を頼むべき
- 11 人気店と比較してみた!竜泉寺やハーブスと比べてどうなの?
- 12 クーポン情報:公式LINEをチェック!
- 13 まとめ:激安の理由と川越への愛
- 14 店舗情報・アクセス・料金・営業日・営業時間
岐阜からの刺客、「いずみの湯」が関東初出店
「小江戸温泉 kashiba」を運営するのはいずみの湯グループ。
岐阜県関市を中心に、岐南、大垣、土岐などで、温泉・観光ホテル事業を展開している。
様々なサービスを提供しているが、いずれもコンセプトとして、
生活の場から程よく離れた距離感と、リーズナブルな料金設定を掲げている。
同社の温浴施設としては、岐阜県に
武芸川温泉/ぬくい温泉/ぎなん温泉
の3施設を運営しており、いずれもgoogle口コミは☆4.1と人気の施設。
湯めぐりもオープンを待ちわびていました
湯めぐりではオープン前から現地へ足を運び、その動向を見守ってきた。
工事開始は2020年1月、夏オープンとの情報が入ったり、10月オープンの情報が入ったり…
現場の方も色々大変だったかと思う。
1年半以上かけて2021年11月ついにオープン…感慨深いです。
kashibaってどういう意味?
完成した小江戸温泉 kashiba
オシャレな名前でキメてきたな。
当初仮称とされていた施設名「小江戸温泉 かわごえ」からだいぶ変わりました。
施設名の由来は…
kashiba=「河岸場」とは、船着場や荷揚げ場を意味する。
江戸時代には、「川越五河岸」として制定された5つの河岸場が川越~江戸を結んでいた。
五河岸からは発着の船が絶えず、物資を運搬する馬や車で大変に賑わったそう。
川越の愛称としてよく知られる、「小江戸」を捨てて、「河岸場」を選んだいずみの湯。
親しみやすく川越への愛情を表した、良いネーミングだと思います。
アクセス解説!車アクセス専用の施設なのか…?
下見に行って分かった、アクセスの難しさ。
まずは公式HPからアクセス情報をおさらい。
うーん、やっぱりどの駅からも30分以上はかかる。
頑張って歩く場合、実はJR川越線 南古谷駅が最寄り駅。
…ただ、最寄りと言っても45分はかかる。
南古谷駅から北へ向かうバスが出ていないので、歩きしか方法がない。
現実的には公式の案内通り、川越近辺からの出発となるだろう。
最寄りは西武 本川越駅、JR川越駅からも行ける。
公式の案内では本川越駅を推奨しているが、JR沿線の方もご心配なく。
川越駅からもバスでアクセス可能です。
(川越駅からのルートは本川越駅を経由する)
JR川越駅からのアクセス
川越駅は東口から、東武バスに乗って最寄りのバス停へ向かう。
ここから⑦番乗り場へ向かい、「川越運動公園」行のバスへ乗ろう。
川越駅東口バス乗り場 川越運動公園行 時刻表こちらのバスの時刻表はこんな感じ。
日中は少なくとも1時間に4本はバスが出ている。
目的地の「伊佐沼入口」までは通常15分ほど。
ただ市街地の狭い道路も走る為か、定刻にはけっこう遅れる路線みたい。
運賃は片道280円、現金の他にPasmo等の交通系ICも使用可。
伊佐沼入口に到着!バス停の周りは…
一面、田・田・田。
本当に近くにあるのか、と疑いつつもとりあえず歩き始める。
この道、傾斜もなく車通りも少ないので意外と歩きやすい。
周りに何もないからこそ、青空が映える。
天気が良い日には散歩がてら、ちょうどよい距離かもしれない。
歩くこと10分、kashibaの看板が見えてきた!
到着しました!!
勝手に地獄みたいな道のりを想像してたけど、
バスから川越の街を見つつ、歩いても景色が良いので意外と体感時間は短かった!
参考までに、帰りの時刻表も。
シェアサイクルという手も
バスと徒歩の間を取って、シェアサイクルを使うという手もあり。
というのも各最寄り駅の周辺、「HELLO CYCLING」というシェアサイクルサービスの対応エリアになっている。
HELLO CYCLINGとは…
スマホからの予約で、手続なしで自転車をすぐに借りられるサービス。
自転車は好きなステーションに返却できるので、いわゆる「乗り捨て」的な使い方ができる。
しかも借りられるのは電動アシスト付き自転車。長距離でもラクラク乗っていける。
川越市での利用料金は、15分 60円 / 24時間 1,000円
出発は各最寄り駅、到着は伊佐沼公園にステーションがある。
各駅から伊佐沼公園まではおおよそ15分~20分ほど、30分以内なら利用料金は120円で済むのでバスよりも割安。
雨天でなければ、利用してみても良いかも。
衝撃の入館料、750円に含まれるのは…
やはり気になっていたのは価格の安さ。関東エリアでは類を見ないコスパだが、実際のところは追加料金などがあるのだろうか?
大人:平日 750円 休日 850円
※岩盤浴(専用着・岩盤浴用大判タオル含む)
バスタオル:400円 フェイスタオル:100円
タオルセット(バスタオル・フェイスタオル):450円
※タオルは購入のみ、レンタルはなし。
当然タオルは別料金、ちょっと割高な感じかな。
それでもタオルセットをつけて、平日1,200円なのでかなり安い。
ただ、レンタルタオルがないので手ぶらで来るとタオルを購入するのがもったいない…
バスを利用すると実質1,000円は超える
どう考えても750円は安いが、アクセスの悪さを思い出してほしい。
駅からバスを使うと…
上述の東武バスなら往復480円。安い方の西武バスでも往復で400円。
駅からはなかなか歩ける距離でもないので、車がないと総額は実質1,000円を超えるだろう。
バス利用+レンタルタオルセットで平日1,600円~。
これでやっと普通の値段になるけど、元の価格を知っていると損した感じになるな。
家の近くにあれば…!
最強の岩盤浴着がついてくる
この施設では、岩盤浴がいわゆる「館内着」も兼ねる。
えーっ。それじゃあ岩盤浴で汗だくになったまま食事やら休憩をするのか…
こんな不安は完全に杞憂で、この岩盤浴着が超有能。
実物はこんな感じ、ゆったりとしたオシャレなデザイン。
(ドロップショルダー、良い…)
どれだけ汗をかいても、サラッサラが維持される素材。(吸水性が低い)
この快適さ、おこもり型の施設で重要。
岩盤浴着を交換させることで料金を取ろうとしない、kashibaの良心的な一面を見た。
館内はリストバンドで利用、清算はセルフレジで。
下足ロッカーはコインレス。受付には預けないので各自で保管しておく。
このキーには紛失防止の鈴がついているが、手首につけると結構音がうるさいので後で脱衣ロッカーにしまっておこう。
館内利用はバーコードで。キャッシュレスも対応するみたい。
館内に入ったら、受付でリストバンドをもらう。
館内利用は全てこのリストバンド会計で、退館時に一括清算となる。
リストバンドに脱衣ロッカーの鍵もついており、場所は完全に固定。
好きなところを選べないのは残念だけど、混雑時の入場制限にもなるのかな。
ここで岩盤浴の利用の有無も聞かれるので、利用する場合は館内着とタオルを受け取る。
この館内着とタオル、そのままで渡されるので結構かさばる。
持ち運び用のバッグとかがあっても良いのかも…
館内は床暖房完備で超快適!
受付を終えて館内へ進むと、まずはお土産処が目に入る。
川越名産の芋を使ったお菓子をメインに、漬物なんかも扱っている。
かなり力の入った陳列、道の駅顔負けかも。
館内奥の脱衣所まで進んでいこう。
歩いているとまず床の心地よさに驚く。クッションフロアの柔らかい感触が足に優しい。
あと床暖房。館内は基本裸足でうろつくので、この配慮は嬉しい。
メインの通路だけでなく、ほぼ全館で柔らか床と床暖房が使われている。
維持費もかかるだろうに、優しいなぁ…
途中からは床が畳敷きに変わる。嬉しいことに、床は畳に変わっても温かい。
素材がもつ温かさと物理的な温かさの両立。
待合スペースはベンチが多くて嬉しい。
あと窓を開けているので、湯上りに風に当たるのが最高なんすよ…
ロッカーの割当に問題あり?
脱衣ロッカーは全て縦長タイプ。
ロッカーは中で2段に分かれており、ハンガーが2つかかっているので、
収納には問題なさそう。
ただこのロッカー、施設内で唯一混雑を感じたところ。
空いてるのに、自分のロッカー周りには結構な人がいたんだよなぁ…
リストバンドごとにロッカー位置は固定なのだが、どうもこの割当が上手くいってないのかも。
姉妹店にも、こんな口コミが見られた。
しかも、平日の昼間で女性客は20.30人しか居ないのにお風呂の入口からめっちゃ離れた所のロッカーキー渡してくるし、フロントの女性従業員のせいで台無しだったわ😤
ここは上手くコントロールして頂けると助かります。
洗面所、パナソニックのドライヤーが7台あってここもキャパ十分。
化粧水や整髪料などのアメニティは設置なし。
タオルの価格と相まって、「手ぶら」の利用よりは、My風呂セット持参が良いのかも。
内湯は主力級のみ!塩化物泉・炭酸泉で芯から温まる
浴室内も、木の温かみを感じる内装。
新しい施設なのは当然だけど、シンプルな案内表示も含めてとてつもない清潔感。
カランは30席ほど。キャパは良いが、シャワーが時限式なのはちょっと残念。
居抜きの施設でもないのに、既に1台水が出ないシャワーがあった。なぜ・・・
天然温泉 湯温:41℃ キャパ:14人
電気風呂 キャパ:2人
内湯メインはやはり天然温泉。
「低張性弱アルカリ性温泉」との事なので、てっきり単純温泉かと思ってたら、塩化物泉だった。周辺施設の泉質を見ると当然か。
天然温泉の浴槽に電気風呂が入っているのはなかなか珍しい。
シルク湯 湯温:40℃ キャパ:9人
微細な気泡が溶け込んだ白いお湯。
この手の浴槽はいつもオマケ扱いで浴槽が小さくなりがちだが、ここはなかなかのキャパ。
10人も入れるシルク湯は珍しいかも。
炭酸泉 湯温:39℃ キャパ:10人
シルク湯同様、お馴染みの炭酸泉も広めにスペースがとってある。
ノーマルな仕様で、高濃度炭酸泉ではないみたい。
サウナー歓喜!!激アツサウナにシャキッと水風呂。
サウナ 4段 キャパ:20人
このサウナ、入って感動してしまった。
まず何より室温が高い。スーパー銭湯では万人受けするよう、温度が低めに設定されがちだ。
万人受けは岩盤浴に任せているのか、こちらは最上段なら体感100℃はあった。
もう一つの感動ポイントは、「席が前後に広い」こと。
サウナではムラなく身体を温めるため、あぐらの姿勢が良いと言われている。
この席の広さなら、あぐらをかいても窮屈さもないし、前後の人に迷惑がかかることもない。
これは考えつくされたサウナだわ…
水風呂 水温:15℃ キャパ: 5人
サウナからすぐ隣、導線もGood。水温は15℃が保たれていて、しゃっきり冷たい。
熱いサウナに冷たい水風呂、こっちも分かってるな~。
ととのいスペース
サウナーには気になる、外気浴スペースも完備。
露天にはととのい椅子 5脚 普通椅子3脚が設置されている。
外が寒すぎるなら、内湯サウナ横にも椅子が3脚あり。
名脇役は露天に集中。岩風呂はTV付き。
天然温泉 岩風呂 湯温:41℃ キャパ:10人
ちびっこ風呂 キャパ: 3人
露天風呂にも天然温泉あり。こちらは大型テレビ付き。
この岩風呂の脇に、水深の浅い「ちびっこ風呂」も併設されている。
お子様にも温泉が楽しめるようにするのは粋な計らいですね。
実際入ってるのはおじさまの方が多かったけど。
四季の湯 湯温:41℃ キャパ:6人
入浴剤入りのお風呂。この日は気持ち程度ゆずの香りがする、黄色のお湯だった。
ジェットバス 湯温:41℃ キャパ:5人
お馴染みジェットバス、こちらは寝た姿勢のタイプ。
入浴剤風呂やジェットを露天に持ってくるパターン、最近増えてきている気がする。
寝湯 キャパ:5人
HPには掲載されていない隠れメニュー。
白湯で特別なところはないが、仕切付で、隣が見えにくいよう配慮されていて〇。
壺湯 湯温:41℃ キャパ:3人
白湯・美泡湯・アラジン美泡湯と、3つの壺湯がある。
アラジン美泡湯とは、陶器にラジウム鉱石を使用しており森林浴と同様の効果を得られるそう。
入ってみたが、すぐに効果のほどはわからず…
このラインナップだと、当然白湯君は不遇。
これといって特徴的なお風呂があるわけではなかったが、基本の導線がしっかりしていて通路幅も広め。
それぞれの浴槽のパワーバランスが良く、「捨て風呂」になっている所が無かったように思う。
来客数が多いときも、芋洗い感のないような配慮がされた設計だと感じた。
余裕のキャパ。決してオマケではない岩盤浴
岩盤浴の利用は、当然岩盤浴着専用となっている。
脱衣所から結構歩くなあ。床が快適すぎるので問題ないのだけれど。
休憩スペースを抜けて、館内一番奥の岩盤浴スペースに到着。
岩盤浴は、全部で4部屋+クールダウン部屋がある。
中心は専用の休憩スペース、yogibo風クッションに畳で寝転がりながら休むことができる。
また、ドリンク保管用の冷蔵庫も完備。
小さなことだがペットボトルに名前書くペンがまだ無かったので、ぜひ設置希望。
墨間 キャパ:12人
ブラックゲルマニウムとトルマリンがあしらわれている。
肩こり改善や美肌効果が期待できるそう。
琥珀間 キャパ:12人
薬黄石と化石黄土がそれぞれ使用されている部屋。
疲労回復や冷え性改善効果があるとのこと。
翠間 キャパ:12人
甲翠(こうすい)と鳳緑(ほうりょく)が敷かれた部屋。
どんどん読み方が難しくなってきた。
新陳代謝向上や活性酸素除去の効果が期待できる。
胡桃間 キャパ:15人
こちらは席の仕切りなどはなく、フリースペースの部屋。
麦飯石を使用し、遠赤外線効果で代謝を促進させる働きがあるそう。
涼間 キャパ:8人
汗をかいたらクールダウンの部屋へ。
氷や雪などの演出はなく、シンプルにエアコンで冷やされたお部屋。
ただタイルが白いだけに、床に落ちているゴミが目立ってしまっていた。
朝一番の訪問だっただけに、少しチェック不足なんじゃないかと思う。
岩盤浴はどの部屋もキャパが十分で、とても入館料に含まれるレベルとは思えなかった。
ただ強いてあげるとすると…
・床がどの部屋も平面で、違いを感じにくい。
→岩塩とかベンチタイプがあっても良いかも。
・枕がかなり高い
→どの部屋にも同じ枕が置かれているが、これがどうもしっくりこない。
・巡回が殆どない。
→先述のごみや、岩盤浴室内に携帯持ち込みやお喋りなど、マナー面が守られないことも。
特に巡回頻度については改善可能かと思うので、今後に期待したい、
休憩処
岩盤浴のすぐ隣が休憩処になっており、大きく3つのエリアに分けられる。
椅子エリア
主通路には椅子や1人用ソファが設置されていて、ネカフェっぽい作りになっている。
ここにパソコンも設置されていて、インターネットもできる。
主に小さな子供さんが使っていたのだが、全員Youtubeで動画を見ていた。
時代だなあ…
リクライニング&畳敷きのスペース
スーパー銭湯ではお馴染みのTV付リクライニングソファと、畳敷きのスペース。
このレイアウトが2か所ある。
この畳スペースにもyogibo風クッションが置かれていて、漫画を読むのに良い。
個室
ロフトのような個室空間もあり。
やっぱりこの形式はどうしても「おふろカフェ」を思い出すなあ。
全酒飲みは食事処で「けいちゃん」を頼むべき
食事処はカウンター・テーブル・掘りごたつと、一人でも家族でも利用しやすい。
スタッフが案内してくれた席に座ろう。
メニューは…おつまみ・丼もの・定食など基本的にはスタンダードな構成。
その中で、岐阜名物の「けいちゃん」や、川越名産の芋を使ったスイーツが目立つ。
実際スーパー銭湯でよくある無難なメニューが殆どで、「旬の食材をふんだんに使用」って感じではないかなー。
ここでしか食べられないものを、ということで今回は「けいちゃん定食」を注文。
瓶ビールを飲みながら待つ。
便だけで5種類もあり、定番のサッポロ黒ラベルの他に赤星も置いてあるのは嬉しい。
待つこと5分ほど。ジュゥゥゥという音とともに食事が到着。
初対面の「けいちゃん」、それはそれは食欲をそそるルックス。
ニンニクでパンチのある香りも最高。
これ、ハマりすぎておススメポイント上げるとキリがないんですが、
・固形燃料で加熱され続けるのでずっとアツアツ
・煮詰められてだんだん味が濃くなってくる
・ちょっと焦げたキャベツもうまい
スーパー銭湯で最強のおつまみに出会えるとは。
食事メニュー掲載!
人気店と比較してみた!竜泉寺やハーブスと比べてどうなの?
岐阜からの関東への殴り込み。
それだけで我々関東民は興味を惹かれるのだけど、実際に同じ埼玉県で人気の店舗と比較するとどうなんだろうか…
今回はニフティ温泉ランキング2020、埼玉県総合ランキング上位の美楽温泉 SPA-HERBS、竜泉寺の湯 草加谷塚店と比べてみた。
料金で比較!
価格(岩盤浴込) | |
---|---|
小江戸温泉 kashiba | 平日750円 休日850円 |
小江戸温泉 kashiba (往復バス代込み) |
平日1,150円 休日1,250円 |
竜泉寺の湯 草加 | 平日1,400円 休日1,400円 |
SPA-HERBS | 平日1,500円 休日2,100円 |
1,000円を切る時点で、他施設と比較しても破格の価格設定だということが分かる。
龍泉寺は休日割増もなく、かなりコスパが良い施設なのだがそれをも凌駕するkashibaに驚き。
送迎がないがバス代含めても勝てる。こりゃ業界激震だわ…
お風呂で比較!
お風呂の充実度 | |
---|---|
小江戸温泉 kashiba | 天然温泉(内湯・露天)、シルクの湯、炭酸泉、四季の湯、 ジェットバス、つぼ湯(3種)、寝湯 |
竜泉寺の湯 草加 | 炭酸泉(内湯・露天・寝湯)天然温泉+炭酸泉、美泡の湯(壺湯)、 ジェットバス、座り湯、スーパー電気風呂 |
SPA-HERBS | 炭酸泉、シルクの湯、ジェットバス2種、 天然温泉(ぬる湯・あつ湯)、壺湯、洞窟風呂、寝湯 |
お風呂の充実ぶりを見ると、やはり龍泉寺に軍配が上がる。
さすがはパイオニア、炭酸泉だけでもバリエーションがすごい。
これに対してkashiba、四季の湯と壺湯ではちょっと弱いかも。
岩盤浴で比較!
岩盤浴の特徴 | |
---|---|
小江戸温泉 kashiba | 4種の岩盤浴 |
竜泉寺の湯 草加 | 7種の岩盤浴。岩塩や汗蒸幕等バリエーション豊富、 プロジェクションマッピングなどエンタメ色強め |
SPA-HERBS | 5種の岩盤浴。星が見えたり、雲が出たりするオシャレ系岩盤浴。 |
岩盤浴もキャパの面では十分に戦えるが、印象でいうと少し弱いかも。
4部屋中3部屋がほぼ同じというのもちょっと寂しい。
料金以外の要素では、人気店に勝つのは難しいかもしれない。
ただ、決して大きく水をあけられているということはない。コスパを考えればむしろ出来過ぎているともいえる。
クーポン情報:公式LINEをチェック!
2021年11月現在、開店まもないことからクーポン情報は入っていない。
その代わり公式LINEが運営されており、不定期にイベントやクーポンが配信されている。
例えば、11/12~14 「いもの日」に合わせて芋けんぴが100円になるクーポンを配信していた。これから行くという方も要チェック。
まとめ:激安の理由と川越への愛
激安750円の理由は?
事前調査の段階では、どこかで「安かろう悪かろう」を予想している自分がいた。
実際に訪問してみて、その予想は見事に裏切られた。
人気店にも劣らないクオリティを、あの低価格で実現している…
コストカットの工夫が随所に見て取れた。
例えば…
送迎バスの運行は無し
設置アメニティは必要最小限
→シャンプー・コンディショナー・ボディソープのみ
セルフレジの導入・退館手続きも自動化
その他見えない所にもあるのだろうが、その積み重ねであの低価格を実現している。
コストカットは裏返せば、顧客満足度の減少にも繋がり得る。
kashibaはその絶妙なバランスを取っているように思えた。
地元に愛されたい思い
実際行ってみて快適すぎて感動したのだが、館内が比較的空いていたことも原因だと思う。
土曜の朝方の訪問だったが、全てのサービスをストレスなく享受出来た。
もし無料送迎バスがあったら、客数はさらに増え館内はもっと混んでいたことだろう。
送迎がないのは、運行コストの考慮ももちろんあるのだろうけど、来館者数をコントロールする一面もあるんじゃないかと思えた。
ここから、
思い立った時、気軽に行くことの出来る「非日常の空間」を提供したい
といういずみの湯のコンセプトと、
kashibaが掲げている「川越への愛」を感じ取ることができる。
遠方からのお客さんにとっては「非日常空間」、
地元川越のお客さんにとっては「気軽に癒しを得る空間」。
この両方を提供するには、館内の快適さはマスト。
これを実現するため、「あえて」送迎サービスを実施していないんじゃないだろうか。
この粋な思いを100%受け取るために、我々客側にも「空いてる時間を狙っていく」などの粋さが必要なんだろう。
是非早い時間に行って、岩盤浴後のけいちゃん&ビールを堪能してほしい!
店舗情報・アクセス・料金・営業日・営業時間
- 店舗名
- 小江戸温泉かわごえ
- レビュー評価
- ★★★★☆(4)
- アクセス
- 〒350-0857
埼玉県川越市松郷1060−3
- ホームページ
- https://kashiba-onsen.jp/
- 電話番号
- 049-277-4126
- 営業時間
- 09:00~24:00
- 定休日
- 不定休
- 平日大人料金
- 750円 館内着
- 休日大人料金
- 850円 館内着
- 料金メモ
- 【お店から】
- 近隣店舗
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