縄文天然温泉 志楽の湯|昔ながらの湯治温泉

縄文天然温泉 志楽の湯|昔ながらの湯治温泉 平屋の木造建築、どこか地方へゆっくり湯治を求めて旅に出た気分になります。和風温泉や都会の中で「癒し~」みたいなテーマの温泉はあるけれど、ここは本当に自然の中に温泉という感じ! こんなに古風で素敵な温泉 [...]
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平屋の木造建築、どこか地方へゆっくり湯治を求めて旅に出た気分になります。和風温泉や都会の中で「癒し~」みたいなテーマの温泉はあるけれど、ここは本当に自然の中に温泉という感じ! こんなに古風で素敵な温泉施設なのに、わざわざボディケアやリラクセーション施設はいらないんじゃないかなぁとも思います。施設の名前も、「縄文リソフレクジー」とかなんとか、なんでも縄文をつければいいってもんでもないかと。

目立たない看板は自信の表れなのか?

 

建物は平屋の木造建築。もしかしたら“木造風”建築なのかもしれません。入り口は、ただ扉があるだけだったので、少しわかりにくいかなと。もう少し「入り口」だということがはっきりわかる案内があるとありがたいと思います。

南武線に乗って神奈川の温泉

 

新宿から小田急線に乗って、登戸で南武線に乗り換えて矢向へ。乗り慣れない電車なので、なんだかボーッとしてたら終点の川崎まで行ってしまいました(笑) あらら。また反対の電車に乗ってやっと矢向駅に到着。ナビを片手に10分ないくらい歩いたら看板が見えました。生い茂った木の間から木の看板と旗がひょっこり。手前は駐車場で、建物は奥にあります。最初はただの空き地かと思いました。ナビがあるから分かりました、看板などの目印だけを頼りにしたら分かりにくいのではないでしょうか。

コインロッカーは昔ながらのはがきサイズの木の鍵。昭和の時代のテレビに出てくる銭湯みたいですね。大きいからフロントに預けるのかと思いましたが、どうやら自己管理らしいです。受付はカウンターで、入館料は先払いです。平日は970円で、土日は1150円。そこらへんの1500円くらいの都会温泉よりは、安くて満足度が高い! と思います。

 

お客さんはけっこう入っていて、ポイントカードとか回数券を利用していた人が多いから、リピーターが多数なのだろうと思います。近隣では人気がある温泉という風情です。外の駐車場にはかなりクルマが停まっていたので、どちらかというと車で来る人が多いようですね。年配の方も多いけど、リピーターらしき30、40代くらいの方々も多くて、すこし遠方からクルマでやってくる、という感じです。

(志楽の湯HPより)

はるか昔の化石海水温泉

 

ここのお湯は高張性泉。温泉の濃度や浸透圧が高くなるほど体の中に成分が入りやすく、つまり他の温泉に比べて体に浸透しやすく温まりやすいということらしいです。ミネラルが体に入る分、汗や毒素が出やすくなるみたいで、デトックス効果も期待できそうです。色は黄色く濁った感じ。他の琥珀色の温泉よりも少しくすんだ黄色です。これは成分が濃い証拠なのでしょうか?

(志楽の湯HPより)

入って見ると、確かにすぐ温まってきたので、半身浴に切り替えました。何だか心臓に負担がかかる感じもしました(笑) 最後に入ったサウナはいつもより汗の量が2倍くらい出たので、そういう効果もある温泉なのでしょうか!?

 

一見して、昔からある古い温泉かと思いましたが、そんなに古くからあるものではないようです。解説によると2002年に閉鎖した工場跡地に作られたとのことですから、創業15、6年? ということは、やっぱりここも古民家“風”というだけですね、ちょっと残念。街の銭湯のほうが歴史はありそうです。

 

しかしながら、和風温泉としてのこだわりは強いと思います! 露天風呂をデザインしたのは、熊本の黒川温泉を人気観光地にした後藤哲也さん。温泉施設の柱や天井には、前工場の柱や木材を使用しているようです。昔ながらの旅館のような古い力強さを感じたのは、それなりに建て方も工夫されていたからなのでしょうか。

地下1300mからの天然温泉

外廊下を通って温泉へ。この外廊下がいまから温泉に入るぞ! という感じをかもし出していて、すごくよかったです。床もキシキシいって木造校舎の廊下みたいでした。

(志楽の湯HPより)

更衣室は50もないくらいのロッカーと、壁際に洗面台とイスが3つ、ロッカーも木製で、こじんまりした昔からの銭湯といった感じです。アメニティは綿棒とヘアウォーター、全身用ローション、ドライヤー。トイレにウォシュレットが付いていないのがちょっと残念でした。

 

温泉施設は外の露天風呂と内風呂の大浴場、水風呂と味噌樽風呂とサウナ。とてもシンプルな作りで、ジャグジー風呂や、よくあるジェットバスや炭酸風呂もありません。更衣室に対して洗い場はとても広くて大きめ。シャンプーとボディソープがあります。ついたてはないけど間がしっかり空いているので気になりません。

 

広い御柱蔵石風呂はすぐ温まる

 

内湯の大浴場は本当に広い! 御柱蔵石風呂と名付けられているそうです。真ん中に大黒柱のような大きい木があるから、それが前工場でも支柱だったのかもしれません。温度は41℃くらい、体感温度は熱め。というか、すぐ温まります。

(志楽の湯HPより)

温泉の縁は湯花で黄色くなっていて「あぁ、温泉だなぁ」って感じです。窓には「すだれ」が掛けてあって、暗めの室内に差し込んだ光がお湯に反射し、天井をキラキラと照らしていて幻想的でした。

 

サウナもシンプルで12分時計があるだけ。テレビはありません。広さは15人も入れるかなーってくらいで、床と座るところにはタオルが敷き詰められていました。まぁ、清潔だと思います。

(志楽の湯HPより)

水風呂は勾玉の形をしています。さすが縄文天然温泉です(笑) 正直、小学生が図工の時間に作った作品といった感じです。大きさはオトナが2、3人入れるくらい。実際、ふたり入ってたら、もう入ろうとは思えません。温度は20℃ないくらい。結構冷たく感じました。

 

味噌になった気分を味わおう?

 

もう一つおもしろいのが味噌樽風呂。天然温泉以外で温かいお湯はこれだけです。大きさは半径1メートルちょっとくらいかな? 実際に使用されていた信州タケヤみその樽を使っているそうです。器用に板が合わさって水が全く漏れません。職人技はすごいですね。温度は結構熱めでした。

 

外湯は自然の中でゆったり

 

外風呂は大きい天然風が1つ、自然の中の秘湯のようにあります。お湯はぬるめでした。周りの岩は湯花がビッシリ付いていているところもあって、うっかり踏みでもしたら怪我をしそうです。みんなサウナかここで、ゆっくり過ごすという感じでした。横には小川?が流れているけれど、ただの水たまりにしか見えませんでした(笑) でも全体的に自然の中で温泉に入っているみたいで、ごく素敵な作りです。温泉は掛け流しという感じはしなくて循環式なのか、虫がたくさん浮いていました。ある意味、そこも自然の中感がでていましたね。個人的には内風呂の大浴場のほうが清潔な感じがして、好きでした。

(志楽の湯HPより)

ハンモックに揺られて、酔う!

 

外の渡り廊下を渡ると奥に雑魚寝ができるスペースがあります。女性専用と男女共用があって、施設全体の割には狭めなスペースです。ハンモックもありましたが、乗ってみるとすぐ酔ってしまいました。今までは酔ったことはなかったのに……、なぜ? 断念して雑魚寝へ。ブランケットと竹製の枕が使えます。枕は竹の網目に髪の毛が引っかかるので、タオルは必須ですね。あまり落ち着けなくて、寝られずに15分くらいで退散しました。

休憩スペースには、ちょっとしたソファや、アメリカのオフィスのような読書スペースらしき所もあります。ここにはたくさん洋書の雑誌や本があって、地球儀や世界地図もあるし冒険心をくすぐられるような感じです。ただ、縄文自体がテーマなのになんでここだけ西洋風??? というか施設のテーマにミスマッチでしたね。

 

軽い雑魚寝や椅子テーブルもある休憩処には「ほぼ無添加」を謳った軽食屋さんもあります。「ほぼ」ってなんだ?と思わず突っ込みたくなりますが……。となりの建物には、蕎麦屋の食事処もありますが、こちらのほうが手軽で人気がありそうです。コーヒー牛乳の自販機がないなぁと思ってたらここで発見。130円でした。

廊下には面白い形のテーブル椅子があります。おばあちゃんとお孫さんらしき子が向かい合って座ってお喋りしてて、ほっこりしました。

 

そば茶が美味な食事処

 

外に出て、外履きスリッパを借りて食事処へ。外用の入り口もあって食事だけの利用もできるみたいです。店内は仕切られたテーブル席があって普通のご飯屋さんみたいな感じです。あんまり温泉の食事処という感じはしませんでした。

お客さんはポツポツ。おばさんたちが誰かの悪口を楽しそうに話してました(笑) 愚痴で話に花を咲かせるのはよいけど、ちょっとボリュームは抑えてほしいです。他人の悪口は、知らない人のこととはいえ、聞いていて気持ちのいい話でもありませんよね。

食事処のメニューは、蕎麦を中心に天ぷらやら刺身やらの定食など。出されたお茶がそば茶で、これがとても美味しかったです! めん類の気分じゃなかったので、天ぷら定食を頼みました。海老、いか、季節野菜が入っています。味はまぁ普通。でもパリッと揚げたてという感じで、そこは良かったです。

 

1500円払ってこれ食べるなら蕎麦を頼めばよかったかな……。なんといってもそば茶が1番おいしかったので、そばもおいしかったかもしれない、どか。まずいというわけではないけど、ここで食べるなら中の軽食屋で「ほぼ無添加」のお握りを食べた方がいいかなとも思いました。ほぼ……。

新宿、渋谷から電車で1時間もかからないので、休みの日にのんびり温泉旅行を気分を味わうのにはおすすめです。雰囲気があるし、宿泊もできるみたいですよ。よい温泉だったけれど、個人的には1回行ったら満足って感じ。近くに住んでいたら、リピーターになる可能性もないではないけれど(笑)


縄文天然温泉 志楽の湯
店舗名
縄文天然温泉 志楽の湯
評価
住所
〒212-0024
神奈川県川崎市幸区塚越4-314-1
ホームページ
http://www.shiraku.jp
電話番号
0120-650-711
営業時間
10:00〜24:00 (8月を除く第3水曜日は15:00から)
定休日
年中無休(保守点検時 特別休館日有り)
【お店から】
志楽の湯は地下1,300m以上の深さから湧きだす自家源泉100%の天然温泉。はるか昔、地中に閉じ込められた海水が数十万年を経て、熟成した恵みの湯です。
訪問履歴
1回目 2018/08/11
縄文天然温泉 志楽の湯|昔ながらの湯治温泉

2回目 2018/08/11
縄文天然温泉 志楽の湯|昔ながらの湯治温泉
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